- <ビジネスの未来1>エネルギーの未来/エリック シュピーゲル
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記憶がオボロゲになってきてしまっていますが、思いつくままに。間違っていたらスミマセン。
ブーズ・アンド・カンパニーという世界的にエネルギー系コンサルタント会社として有名な会社の方が著者とのことです。エネルギーの将来予測を経済や政治、技術開発の視点から予測しています(予測は困難らしいですが)
・石油は無くなるのか
⇒キャップアンドトレード制の導入にもよるが、掘る技術、探査技術、精製の技術、投資額の増大が向上すると考えられるので、枯渇は現在予測よりも伸びるような。価格も急激な高騰はしないような。 オイルサンドからの精製技術がカナダで確立されているとのこと。
・石炭、天然ガスはどうなる?
⇒石炭は二酸化炭素を石油系の2倍出るので少しずつ世界的に使用量が減少していくような。ただ、価格が安く生産量を大きく出来るようで、使用が無くなるとは予測できにくい。 天然ガスは今後に使用量が増大すると考えられている。インフラを新しくするようなことも少なく済み、二酸化炭素排出量も減らせるとのこと。
・原発はどうなる?
⇒安全面への設備投資が今後は急激に増大していく分、それほど早いペースでは建設はされないが、二酸化炭素排出問題を回避できるため、見直されてきているような。 ただ、原発といえどもエネルギー生産の一翼を担う程度(%を忘れました)で、大きな期待はできないような。
・太陽電池、風力発電は?
⇒やはり電力供給量の小ささと、安定性の低さで石油や原発の代替になるには力不足のような。
・政治と民間がうまく協力しないと、現在のエネルギーの使用割合が劇的には改善されず、石油依存が続くと考えられる。
・自動車はプラグインハイブリッドが現実的で、他の移動手段のイノベーションが起こるまで、普及が続くと考えられる。
もっと色々と書いてあったと思いますが。 エネルギー問題がある程度でも解決するのは簡単ではないという感想を持ちました。