免役抑制剤とステロイドを使用していると炎症リスクを防御しているが、感染リスクが脆弱になる。そのために、どこに注意したらよいかのメモ。

 

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病原体 どのような状況で感染しやすいか 主な対策
アスペルギルス症 高用量ステロイド(プレドニン20mg以上)、免疫抑制薬、肺の空洞・嚢胞・気管支拡張がある、庭仕事・腐葉土・工事現場 腐葉土・落ち葉・堆肥を避ける、園芸時はN95マスク、部屋のカビ対策
ニューモシスチス肺炎 プレドニン20mg以上を4週間以上、免疫抑制薬併用、リンパ球減少 ST合剤(バクタ®)による予防、手洗い、人混みを避ける
クリプトコッカス症 鳩の糞、免疫低下、ステロイド長期使用 鳩の糞を避ける、公園や屋根裏清掃時はマスク
非結核性抗酸菌症 気管支拡張症、慢性肺疾患、シャワーヘッド・浴室・加湿器・土壌 加湿器を毎日洗浄、シャワーヘッド定期交換、土いじり時はマスク
肺炎球菌感染症 高齢、慢性肺疾患、免疫抑制 肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、手洗い
モラクセラ・カタラーリス COPD、気管支拡張症、冬季、慢性痰 口腔ケア、痰をためない、禁煙
マイコプラズマ肺炎 学校・職場・家庭内感染、飛沫感染 手洗い、マスク、換気
レジオネラ症 循環式浴槽、温泉、加湿器、24~45℃の水 加湿器の毎日洗浄、水の入れ替え、循環風呂の管理
緑膿菌 気管支拡張症、慢性肺疾患、長期入院 痰をためない、吸入器具の洗浄、必要なら喀痰培養
ブドウ球菌 インフルエンザ後、皮膚感染、長期入院、医療機器 手洗い、皮膚の傷を清潔に保つ、院内感染予防

 

鼻に常在する菌

病原体 鼻の常在菌か コメント
ブドウ球菌 〇(非常に多い) 特に黄色ブドウ球菌感染症は健康な人でも20~30%程度が鼻に保菌しています。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症も医療機関では保菌することがあります。

モラクセラ・カタラーリス

鼻や咽頭に存在することがあります。特に小児では保菌率が高く、高齢者や慢性肺疾患では肺炎の原因になることがあります。

 

鼻を触り過ぎること、鼻を傷つけること、農作業はしない、埃のある場所の回避、浴室の掃除で特にシャワーの扱い、排痰、エアコンの掃除、加湿器の掃除