間質性肺炎の年間死者数は、2024年に24.391人、2023年に23,875人が亡くなっている。
(令和6年度人口動態統計月報年計)
IPFの患者数は、日本ではおよそ1万数千人と推測されています。(下記から抜粋)
https://hai-senishou.jp/ipf/about/disease
最近の国のデータベースと用いた研究では特発性間質性肺炎は10万人あたり100人程度といわれており(下記から抜粋)
特発性間質性肺炎(指定難病85) – 難病情報センターwww.nanbyou.or.jp
1億2千万人とすると、特発性間質性肺炎は12万人となる。IPFは74,400人となる。その他のNSIP等は45,600人だ。
ネットで検索するとあまりにも数が違う。実に7倍だ。
ちなみに
本邦のRA患者数 は82.5万人と推定されており1),男女比は1:3.21 と女性に多く(下記から抜粋)
https://www.ryumachi-jp.com/jcr_wp/media/2022/03/life_1-1.pdf
関節リウマチの患者さんのうち、間質性肺疾患を合併する割合は約28〜67%とされています。さらに、そのうち40%の患者さんでは進⾏性がみられます。
リウマチだけでも合併率は、範囲が広すぎる。さらにわからないのが、進行性とする考え方で見ると40%ということだ。
約23万人から約55万人だ。進行性は約9万人から約37万人だ。進行性という考え方は分からない。リウマチは発病すると寛解を維持するか進行するかだと思う。関節痛がなければ寛解と判断されることが多いと思う。自分の場合ほとんど関節痛はないが、CCP抗体は基準値以上だ。痛みはないが進行性だ。
リウマチ以外にも、全身性強皮症、皮膚筋炎、血管炎、混合性結合組織病も間質性肺炎を合併しやすいといわれる。
間質性肺炎患者はIPFが多いとの掲載をよく見かけると思うが本当か?
最も患者数が多いのは、関節リウマチに関わる間質性肺炎患者ではないのか。略称RA-ILDが最も多い。
IPF患者を基軸として物事が語られることが多い。これでは、最も患者数がRA-ILD患者は治療棄民となってします。
膠原病でも全身性強皮症、皮膚筋炎はガイドラインかあるが、RA-ILDは、特発性間質性肺炎のガイドラインからも関節リウマチガイドラインからも見捨てられている。
なかなか、間質性肺炎の死者数が減らないのは、RA-ILD実態の患者数は多いのに、臨床の手引きとなるものがないもの大きな原因かもしれない。