おかん、今まで幸せだった?
それが聞けない。

6月4日、おかんがステージ3bの肺腺ガン宣告を受けた。
両肺と首のリンパに転移。
手術も放射線治療も不可能で、頼るは抗がん剤のみ。


僕は精神的にも安定して、働けるようになって、新しく友達もできて今までにないぐらい絶好調の時だった。
あの幸せは何だったのか…。
神様なんていないと思った。

でも、考えた。
もし今日中にイキナリ交通事故とかで死ぬのと、1ヶ月でも1年でも闘病して死ぬのなら…後者を選ぶなって。
死を意識したら、毎日毎日を思い出にしようと必死で生きられるから。
だから、たくさん思い出作ろう。
たくさん一緒に笑おう。

負けるもんか。
『発達障害児の親 避難所避け孤立化』という記事を読みました。


小さい子はストレスで症状が出やすいから、落ち着かない・奇声をあげる・叩いたり蹴ったりする・眠れない・おねしょ…とかしちゃうんだろうな。
そのために、授かった大切な命、育ててきた大切な命、助かった大切な命が、『やっぱりあの時死んでたら…』なんて思いや、実際に死を選ぶような行為に繋がらないといいんだけど。
きっと親にだって、震災のストレスや子供の現状や将来の不安はあるはず。
こんな時だからこそ、子供達の優しさや笑顔や素直さや可愛さを忘れないでほしい。
大人になったら、必ず落ち着くんだから。

『大丈夫だよ』…魔法の言葉。
小学生6人が犠牲になった、事故。

容疑者はてんかんの持病があった。
なら、なんで薬飲まなかったんだ。
なら、なんで免許取る時とか免許更新する時に申告しなかったんだ。
過去に発作で事故を繰り返してるのに、そして今回の事故の前の事故で、勇気を振り絞って『てんかんの持病があります』と一言でも警察に言えたなら、今回の事故は起きなかったはずだ。


僕だって、てんかんあるよ。
7年間、発作ないよ。
それでも過去に倒れたのは事実。
免許取る時、更新の時は必ず申告して、判断を委ねるよ。
薬だって必ず飲む。
それがマナーでしょ。
人も自分も人の家族も自分の家族も仕事も…守らなければならないなら当然だよ。
同じてんかん持ちでも、一生治らないことを自覚して、上手く付き合って、薬も毎日きちんと飲んで、免許を持つなら判断を委ねて、もしくは持たない決断をして生きてる人だってたくさんいるんだよ。
だから、てんかん患者は『運転するな』とか『泡吹いて必ず倒れる』とか言われるんだよ。
ルールを守らない人がいて、悪いところばかりクローズアップされて、差別される。
てんかんあっても、きちんとルール守れば、運転だってできるんだし、倒れるばかりが発作じゃないんだよ。

毎回毎回、『居眠り』『過労』て言い訳して…起こるべくして起きた事故。
その起こるべくして起きた事故に巻き込まれた、これから先が希望に満ち溢れた幼くて尊い命たち。
やるせない…。


生活がかかってるのも分かるよ。
前職で上司にてんかんがあること話したら、免許返してこいって言われて怒ったこと、僕にだってあるよ。
でも、そんなに頻繁に発作起こるぐらいなら、自立支援や障害手帳を取って、障害者枠で働かないと。
それが社会人として病を抱える者として、当然の判断でしょ。
事故を起こすリスクの高さや、そのために失うものの多さ、そして他の当事者への差別…そこまで考えなきゃ。


知人でもいた。
結構な頻度で発作起こしてるのにバイク運転してた奴。
でも、ハッキリ言って迷惑だよ。
周りだって、仕事中に何度も何度もバタバタ倒れて、なのに免許取る時や更新では申告しない。
いつかあいつも事故起こすな、大きいトラック乗ってるし。
でも自己管理できないから引き起こすこと。
自己責任だよ。
言っても聞かないしね。
ただ、そのために巻き込まれる尊い命に罪はない。