2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:402ページ
ナイス数:24ナイス

草枕 (新潮文庫) 草枕 (新潮文庫)感想
絵を描く旅。詩を読む旅。もののあわれ。その言葉で人の表情は、どう変わるのだろうか。『坊っちゃん』や『我輩は猫である』の印象が強く。なんだか、さらさら読める気でいたが、なかなかページをめくる手が進まない。また機会が訪れれば再読したい。
読了日:6月27日 著者:夏目漱石
久石譲 35mm日記 久石譲 35mm日記感想
久石の世界。ジブリの音楽。雄大で、壮大で、深く。そして、世界がある。それが僕の中での彼の印象だった。紳士で、何かと絶えず対峙していて、人間味なんか感じさせない。…そんなことはなかった。彼も一人の人間で、悩んだり、迷ったり、苦しんだり。彼の人間らしさに触れ、少しおっちょこちょいな一面も知り、あぁ、なんだ、根本のところは、同じ人間なんだなと思った。何か大きなものを作れる人。何か大きなことを成せる人。それは、悩み続けることができる人。迷い続けることができる人。ひょっとすると、そこなんじゃないかと思う。
読了日:6月4日 著者:久石譲

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