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風景というか心象というか、
好きなページを開き、
ゆっくりたどって、味わうような
掌短編みたいな日記。

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「海に約束して、」


唄い終えた千映見ちゃんはポツリポツリと言葉を籠めていた。


「砂に約束して、」
「空に約束して、」

ギターに似た自動ハープの音色。
トワエモアの誰もいない海のカバー
曲だ。
誰もが一度は聞いたことのある歌だ。
でも詩を振り返ることは、無い。

海も砂も、空も、
そこに在る気がする。

「神さまに約束したんですね」

そうか。
そんな誓いはしたことないや。
素直な想いは、彼女の歌声と同じだ。


「…つよいです、ね。」


チエミちゃんが言葉少なに言うと、
そんな尊い誓いも、いいかもしれないと思えた。

浅草で
楽しい演奏だった。

アンコールの「ガネーシャ」では、
パーカッションの杉さんがまるで白い象の神様に見えてきた(笑)

そのまわりを
機械仕掛けの琵琶を持った
天女の千映見ちゃんが
フワフワ漂っているみたいだ


このライブを教えてくれた
写真家の南雲さんとも
今年は、最後かな。

名残り惜しく終わる。











HOLIHORI Vol.12
浅草リトルシアター
オートハープ弾き語り  千映見
2014.11/20



最後までありがとうございます。
せたがやフォリーズ無事公演終了しました。
みなさんからの応援などなど感謝です。
公演のこと。
ただいま記事にしています。
もうすぐ公開できるかなぁ…

また!涼




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震災以来、この「いつも」は続かないものだと。

そう自覚した。

じゃ何をするべきかと考えた時、
やりたい事はやり尽くさなくちゃいけないと、思った。


二十歳の頃、母の先生のところに連れていかれ、その先生から「お芝居は、虚業です。実業をしなさい」と言われた。母も実際、お芝居なんか続けられるわけがないと思っていて、先生に相談したのだろう。その前から、母には反対されていた。

「虚業」

それが、僕の芝居という仕事のイメージだ。



にもかかわらず、


いつも
お芝居は僕にとって、
観るのも、演るのも
面白く好きなものだ。

観る芝居の、活き活きとした生命。
創る時間の、世界が立ち上がっていく瞬間の連続。
そして終劇の明るくなった劇場内に、ただよっている混沌とした気持ちのかたまりみたいな興奮の跡。

どれくらいの
楽しい時間が流れただろう。
よく続いたものだと思う。


 
でも、なんでお芝居というものが
面白いんだろう。

たくさんありすぎて、ここでは書き尽くせないけど観るのと演るので共通する

その一つは
「心の圧力」かもしれない。


日常でもいろんな不安や葛藤、摩擦を抱えながら過ごしているけど、面白い芝居は色んなところに、それがちりばめられている。時にキリキリと縛り上げられ、時に解放されて快楽になる。


僕の好きな役者さんたちはみんな、見つけるのがうまいし、これが達者だ。稽古場なら、それを関心しながら眺めてしまうし、劇場では感動するのだ。
おもしろい芝居は
それぞれの矛盾した「心の圧」がからまり合い、色んなドラマや笑いが産まれる。

僕の好きな作業場は、ゆるい場所ではない。それはリラックスと緊張が交互にやってくるような場所だ。

観てる人たちはニコニコしているのに、演っている人たちは、必死。
そんな場所だ。



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もちろん
今回のサンダース:コンビーフの現場も、そうだった。

宮本さんと村上さんの創り出す世界は、ドンデン返しのようなストーリーの仕掛けはないけど、登場する人物たちを、観ていると、だんだんと色んな事を考えていることが
想い浮かび、湧いてくる。

「心の圧」を大事にしているから
現れてくるのだ。

微笑ましくって、切なくって、
どこか懐かしい、人々。


よくテレビの
映画の番宣でやってる
「もう!!ものすごく感動しました。ズルズルズルッ(号泣)」ってのとは違う世界がある。


終わると、暖かい風が心に漂っている
そんな作品。


その最新作が
「せたがやフォリーズ」だ。







たいていの役者は
どこかで、あそこはまだまだとか、不安だなと思っていても、小さな瞬きみたいに、心の底の練炭が燃えていて

いいものができた

と信じている。


それが
おかしく、切なくもある業(なりわい)なのだろう。

そして

それがなくなったとき、一人の役者が死ぬ。



舞台は、
お芝居は面白いのだ。
できるうちに、多くの人に広げたいものだ。



「今ここで演りたいことが、この芝居」

それは、いつも変わらない。
この「虚業」を、続けてきて良かったと、今年が厄年の節目だからそう思うのかもしれないけど。
僕の「役付きのよいヤク年」
たぶん今年、最後の公演だ。





僕の内の役者は、
まだまだ生きたいらしい。
















最後までありがとうございます。
劇場でお会いできたら、嬉しいですね
でわでわ   また  涼









同じ事をする、しあわせ。
繰り返せる、しあわせ。


でも同じ日ではない。

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サンダース:コンビーフ
「せたがやフォリーズ」


下北沢ザ・スズナリ
11/10まで
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置かれた老木
切り株の

誰に言われる
知るもなく

頼りない枝
いきり立ち

春に透かせた
葉っぱのおもて

根もなく、
どこ吹く
どこに咲く

すこし遅れて
桜の枝よ

朝のしずくを
染み込ませ
やっと伸ばして
たんまりと

つゆ、てり、しぐれて、
もうしょ、てり
ごうう、てりてり
つよいかぜ、

夏を過ぎてか
たくましく

虫の喰むのも
夢見つつ

分厚い緑を
誇らしく
無骨な手のひら
光らせて

秋ゆれ
冬来る
今もなお

咲くを
思うか


根のない木
















11月公演の稽古しています。

いつも通りかかる煉瓦の石畳。
電信柱によりそう桜の切り株。

そのくぼみから生えた若い芽。

となりにはゴーヤが植えられていて、そのツルが、いつも背の低い枝にからまるのだ。

僕は、なんとなく、人ん家の植木ではあるが、たいがい気がつくと少しどけてやった。

僕は無責任な隣人ではあるが、ここを通るたびに、なんだが勇気をもらう気がするのだ。

その感謝を込めて。


一年間前は新芽だった彼(?)も二度目の冬を迎えようとしている。






最後までありがとうございます。


変わりつつ、変わらずに
日々を、活きたいですね。

では また       涼





一年間の写真と比べると、
ビックリしますね。




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サンダース:コンビーフVol.3
「せたがやフォリーズ」
 2013/11/05(火) ~ 2013/11/10(日)
会場  下北沢ザ・スズナリ


【告知】ページ開設しました!
              
                 詳細 コチラ→

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