中国・広東省深圳市に本拠を置く不動産開発会社の中国恒大集团(中国恒大集団;China Evergrande Group)は、世界で最も負債の多い不動産開発会社ながら、中國恒大新能源汽車集團有限公司(中国恒大新能源汽車集団有限公司;China Evergrande New Energy Vehicle Group Limited)を設立、さらにはその電気自動車(EV)専門の新ブランドである恒馳(Hengchi)を立ち上げ、上海と広州で同時に "Hengchi1 (恒馳1)"、"Hengchi2 (恒馳2)"、"Hengchi3 (恒馳3)"、"Hengchi4 (恒馳4)"、"Hengchi5 (恒馳5)"、"Hengchi6 (恒馳6)" の計6モデルを一挙発表・公開した。

 

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今回発表された6モデルは、A(小型車)〜D (高級車)セグメントのセダン、SUV、ミニバン(MPV)で、元ミニ・BMW・ボルクヴァルトデザイナーのAnders Warming氏が手掛けたという「恒馳1」はDセグメントの高級セダン、「恒馳2」はBセグメントセダン、「恒馳3」は大型高級SUV、「恒馳4」は7人乗りMPV、「恒馳5」「恒馳6」はSUVとなる。

 

また同社は「中国は新エネルギー自動車生産の世界的リーダーになることを目指している。恒大新能源汽車集団は3〜5年以内に "世界最大かつ最強の電気自動車グループ" になる」と語った。

 

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