バッテリー交換 芦原妃名子さん | 半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

皮膚筋炎と間質性肺炎を発症。
妻と娘、息子、犬、猫、みんなに支えられて生きています。
某メーカーで、マーケティング、営業企画、商品企画、海外企画の責任者を歴任し、独特の成功商品開発メソッドで大ヒット商品を連発。
独立して商品企画コンサルタントをやってます。

仕事で使用しているMacbookの予備機が

バッテリー交換を推奨されたので

25日にApple storeに預けてきた。



本日返送されてきたが、初期化状態でした笑い泣き



仕方ないので、OS をアップデートして

Time Machine から復元。


あーめんどくさい。


夕方からは学会主催のZoomセミナーで

講師をしました。




ここから、少し感情的な内容です。

見たくない方はココで終了してください。








『セクシー田中さん』の原作者 

芦原妃名子さんが逝去されたという

ニュースを見ました。


このドラマも漫画も原作者も知りません。

ただ、原作者の方の悲痛な叫びにも似た記事を

見ました。


もちろん双方言い分があるのでしょうが、

私は偏っていると言われても、

原作者の味方でありたいと思います。


ドラマ化に携わった人々はチームであり

組織に所属しています。

一方原作者は守るべきものがある個人です。


コミックの世界観なんてどうでも良い組織

対大事な作品を守りたい個人の構図です。


昨今、政治、エンタメの世界や企業においても

個人を特定しない組織が、個人を陥れたり

死に追いやったりする事件が

顕在化し、今まで闇に隠されていた

犯罪が処罰されることが増えてきました。


これはこれで歓迎されることであり

世の中の浄化につながることだと思います。



組織の汚いところは、個人名で報道されない

ことです。

また、誰がという特定を煙にまくことです。

企業におけるパワハラで亡くなった人が

個人として報道されるなら、

同じように、◯◯企業の◯◯部の誰々に

よるパワハラで◇◇さんは亡くなりました。

と報道されるべきと思います。


悪いことしたなら、必ず悪いことした人と

指示した人がいますよね。


記者会見では、必ず組織のせいにして

終わりです。


宝塚や北海道のイジメも同じです。

加害者が伏せられ、被害者が実名。

これでは被害は減りません。

加害者は法で罰せられることがありません。

加害者が組織に守られる異常な社会です。

だから、私刑を望む人がいるのです。


そんな組織に隠れている人間の多くは

臆病で群れていないと威厳が保てない

小さな人間です。


群れていると威張るが、1人になると

大人しくなる。


声が大きく、捲し立てるように、

人に突っ込まれないように隙間なく喋る。

前職にもそういった人間がいました。


スポーツカーやヤンチャな車に乗っている

煽り運転をする輩も、車を降りると

弱々しいオタクだったりします。


組織に依存する一部の人間は相手を

軽んじたり、馬鹿にすることを自分は

組織に隠れながら行う傾向があります。


赤信号みんなで渡れば怖くない。です。


一方、個人の方は、孤独で自分が大切に

しているものを守ろうと組織に

立ち向かいますが、たいした人間でなくても

群をなすと手に負えません。


何せ、相手は守るものがないのですから。


原作者が自分の作品を、自分の分身である

登場人物を守りたかったのでしょう。

作品でもなく、ドラマが何本かできれば

良い人たちに原作者の気持ちがわかるはず

がありません。


原作者は、ゼロからイチを作ります。

コミック原作のドラマに関わることは

イチを5や10にすることであり、

ゼロイチに比べてさほど苦労はありません。


失礼ながら、もっと言えば、

ゼロイチをできる人は希少です。

イチを10や20にできる人は腐るほどいます。


希少なゼロイチができる人たちが、

組織に隠れた凡人に追い込まれていく

ことは許しようのないことだと思います。


感情的に言えば、人の作品を利用して

あたかも作品作りをした顔をしている

業界の人たちはいなくなれば良いとまで

思います。


そんなに能力があるなら、ゼロイチの

オリジナルドラマをつくれば良い。

オリジナルの脚本を作れば良い。

本当にそう思います。


私もゼロイチで商品を作ることを主に

しています。

売れた商品を平気でパクるメーカーが

たくさんあります。

プライドはないのだろかといつも思います。



もちろん、全てのコミックの実写化や

ドラマ化が悪なわけではありません。

原作ファンが喜ぶ実写やドラマ化も

たくさんあります。


原作へのリスペクトがすごい実写化や

ドラマ化もたくさんあります。


問題は、ゼロイチで生み出した原作への

また、原作者へのリスペクトがあるか

どうかだと思います。


「推しの子」で同じように、原作者と

脚本家がぶつかる話がありましたが

現実にあることと、最悪の結末を迎えた

ことがショックでなりません。


原作者のご冥福をお祈りするとともに、


組織による、個人への配慮のない対応や

組織的な犯罪と認められない犯罪、

組織に隠れて汚いことをしている輩への

天罰が降りますように。


真面目に、丁寧に生きている、人に気遣える、

優しい人間が組織に潰されずに、

暮らしていける穏やかな世界になりますように。