患者側 病院側 | 半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

半世紀少年乃 皮膚筋炎 間質性肺炎 闘病日記

皮膚筋炎と間質性肺炎を発症。
妻と娘、息子、犬、猫、みんなに支えられて生きています。
某メーカーで、マーケティング、営業企画、商品企画、海外企画の責任者を歴任し、独特の成功商品開発メソッドで大ヒット商品を連発。
独立して商品企画コンサルタントをやってます。


今日は長いです爆笑




本日は検査。

 

12月の入院に備えて、今日から

何日か検査を実施。

 

呼吸器内科、呼吸器外科、リハビリ、

歯科、眼科と複雑に予約が入っている。

 

 

受付を済ませて、検体検査に。

 

まずは、検尿は問題なし照れ

 

採血の順番を待っていると、

整理機能検査から呼ばれる。



 

ここから久しぶりにブチギレました。

 

本日は、オンラインセミナーの講師を

する都合で夕方からの検査は無理。

 


下肢静脈エコーの13:30はギリギリ。

 

そもそも、いつも予約通りの時間ではなく

行くと少し待って実施してもらえるので

予約自体が形骸化されていることもあるし、

先生も行ってやってもらえると思うので、

という予約の仕方をしている。

 

なので、精密肺機能検査を時間が空いていたら

お願いしたい旨を伝えたら、

受付の方が思案しながら、

なんとかしようと考えてくれていた。


ここまではなんの問題もない。


 

すると、離れたところから、

違う職員(中年女性、以下“あいつ”)が、

手をクロスしながら近づいてくる。

 

X JAPANか?


DAIGOかお前は?


と思ったのも束の間、

「ムリ、ムリ、ムリ、ムリ」と吐き捨てる。

 

その瞬間は、俺たちひょうきん族の

あの神様に見えた。


 

調整を検討しようとしているのを遮り、

調整しないで!と言わんばかりに

ヒステリックにまくしたてる。

 

何を言っているかわからない。

 

受付の方が、思考を止めて、

15時に来ていただくしかないです、と。

 

15時は無理なので・・・というと

“あいつ”が横から、呼吸器内科で

予約をし直してください!と

言い捨て、採血待合のほうに行ってしまった。

 

受付してくれた方が、

申し訳ありませんを平謝り。

 

いえいえ、あなたが誤る必要はないです。

“あいつ”の非常識な言葉遣いと態度に

ムカついただけですから。と、

生理検査の待合と採血待合に響くように

大きな声ではっきりとお伝えしました。

 

暴言を禁止するポスター。


これは病院側の言い分ですよね。


 

暴言を吐くしかない状況をつくる

職員がいることも考えましたか。

患者を過度に怒らせる職員の言動を

教育してからこういったポスターは

貼りましょうね。

というのが患者側の言い分です。

 

その後、呼吸器内科の受付に行き、

精密肺機能検査の予約の取り直しを

したい旨伝えると・・・

〇日はいかがですか!?と

 

△日、×日も来るので、

両日のどこかでお願いしたいのですが・・・

 

一日中大丈夫ですか?と聞かれたので

 

できれば午前中で・・・というと

 

△日の9時はいかがですか?

 

朝はリハビリが入っているんですが・・

 

というと、

 

じゃあ、何時がいいんですか!?

 

と言われる始末。

いやいや、すべてのリハビリ含めた予定、

病院のシステムでわかるでしょ。

その合間を縫って予約をと言っているだけで。

その予約も病院側で決めたもの。

 

会社員の方だったら、

月に何回も病院これませんよね。


空いてる日に来てもらう。

これ病院側の考え方。


通院日にまとめて検査を済ませたい。

これ患者側の考え方。

 

なかなか難しいもんです。

 


調整するので他の検査を終わらせてきて

くださいということなので、採血に戻る。

 

今回は、95番、97番の採血番号。

入り口で聞くと、

それぞれ違う人間が採血しますので。

 

????!!!!


意味が分からない。

 

2回針を刺すってこと??

と聞くと、


そうです。(きっぱり)

 

!!!!!!!!

 

いやいや、同じ人でできないのと私がいうと。


できるかどうか確認します。とのこと。

 

できる人がいたようだったので

採血台に案内されました。


で採血の人に一言言われました。

 

血液型を調べるので、

ふつうは別々にやる必要があるものです。

以前、血液型を調べた記録があるので

今回はやりますが、患者さんからは

採血者は選べませんので。と。

 

患者からは選べない???

 

この言葉、すごく問題です。

患者は病院側に従えと言っているに等しい。

とても怖い思想をお持ちのようで、

その場で、反論するのはやめました。

 

今から、針を刺される側ですから。

 

一般的な常識で考えて見てください。

採血者で血液が変わるのではないので、

一度刺した採血針からとった血を

呼吸器内科用と呼吸器外科用の

スピッツに取り分けて分析すればよいだけ。


また、違う人間がやる必要があれば、

現認者を付ければ問題はない。

 

患者に2回刺せばいい。

これもまた、病院側の都合。

患者側は1回で終わらせたいわけです。

 

採血後、荷物をもって移動しようとしていると

すぐに押さえてくださいね!と

きつめに言われました。

押さえると、絆創膏が真っ赤に染まり

あふれた血が滴ってきました。

 

初めてのことで少し慌てましたが、

すぐに絆創膏を張り替え、

腕や手の血をふき取ってもらい

大丈夫でした。

 

今日はそんな日なんだと

思いながら、待合付近にいると

血があふれて絆創膏の張替えに来る人が

今日は以上に多い。


いつもはこんなに多くないのに。

 

なんでしょう。

口では言い表せない不安が残ります。

 


胸部レントゲンに行き、

14:10予約のCTに行きました。

CTは予約の時間は毎回関係なく

対応してくれます。

(予約ってなんでしょうね。)

 

対応できる予約とできない予約。

これもまた病院側の都合。

どれがどうなのかわからない

これが患者側の心情です。

都合の良いものは予約通りに!

普段の診察は予約通りに

終わったことなんて一度もない。


病院との約束は守れ、

患者との約束は守れないかもねってこと?

 


CTの待合で待っていると、

車いすの夫婦が座る場所に困っていたので

椅子を移動させて、座る場所を開けました。

大したことじゃないけど、

いいことをすると気持ちいいもんです爆笑

 


入り口を見ると、呼吸器の担当の先生が

こちらを覗いてました爆笑

 

すみません。

検査がうまくいっていないみたいで・・・と。

 

いえいえ、先生の問題ではなくて

生理検査の“あいつ”の口の利き方が

原因ですから、と。

 

一通り話をして、

CTを受けて呼吸器内科の受付に行くと

受付の人から、


先生と相談して今日は簡単な肺機能検査Aで

いいとのことです。と。

 

それで、△日に精密肺機能検査の予約を

入れていいですか?と

 

????と思いながら、

午後の速い時間で入れれますか?

と聞くと、空いてないので無理です。と。

 

んー、堂々巡り。

 

私が、ちょっと待ってくださいね。

今日肺機能検査Aを実施して、

後日、精密肺機能検査(肺機能検査D)を

受けるのはおかしくないですか?

 

今日、時間がないからいつでもできる

肺機能検査Aで先生が妥協したのであれば

それで終わり。

もし、△日に肺機能検査Dを受けるなら

今日受けなくてもよいですよね。

 

同じ月に、肺機能検査を2回やるってのは

常識的に考えてもないと思うんですけど。

 

といっても、

先生からそういわれているのでの1点張り。

 

このままだと2回検査を受けることになるので

納得しない雰囲気を醸し出して粘る。粘る。

 

すると、先生に電話。

やはり、今日、肺機能検査Aを受ければ

後日はやらないようだ。

 

やっぱり!

(疑問に思ったらいうことは言おう)

 

これ、

病院だと問題にならないかもしれませんが、

世間では大問題ですよ。

 

屋根の工事を頼んで、

やらなくてもよいことをやって勝手に

工事を入れて請求する。

一般的に詐欺というんです。

 

そういう意識はなくても、

やってしまったら同じことなんです。

これは病院側の意識の改革が

必要な事案なんです。

 

肺機能検査問題が解決したので、

生理検査に行って、残りの

 

肺機能検査A(予約不要)

心電図(予約不要)

下肢静脈エコー(13:30予約)

 

を残すのみ。

 

下肢静脈エコーは、

これ以上もめるのも嫌なので

13:30に出直してくる

(午後の仕事に差し支えの少ない時間なので)

ことを伝え待合室で待つと、

 

心電図に呼ばれる。

心電図終了。

 

下肢静脈エコーに呼ばれる。

んっ???

下肢静脈エコー終了。

 

なぜ??

時間を早めてやってくれてありがとう。

という気持ちよりも

生理検査の待合はガラガラ。

感謝よりも、もともとできたんじゃない?!

という不信感しかこみあげてこない。

 

肺機能検査の部屋もガラガラ。

無理しなくても検査入れれそう。


朝の予約いっぱいでできないは何?

 

肺機能検査A終了。

 

で、帰宅。午前中で終了。

拍子抜け。

 

肺機能検査が、精密から簡易的なものに

なったのは残念だけど。

 

多分、雰囲気的にはできたと思う。

私が会社員時代なら詰めてでも仕事は

入れた。調整や少しの無理で頼まれたことが

できるとお客さんが喜んでくれるから。

なんで病院にはできないんだろう。

患者側の感想。

 

 

今回の件、つくづく、言葉の大事さを痛感。

 

仕事でもお教えしているのは、

言葉選びの重要性と

言葉でなく気持ちを聞き取ること重要性。

 

人間は、「言葉」でコミュニケーションを

とっています。

表情や身振りなどは言葉を補完するもの。

 

使う言葉を選ぶこと、

相手の言っていることをしっかりと

気持ちの部分も聞き取ることが

いかにして重要で

できない人が多いか。

 

すべての病院にかかわる人がそうでは

ありません。

ほんの一部の人がそうであると

まじめにやっている人たちまで迷惑が

掛かります。

 

そういった人たちは、

いいっぱなしで、自分の言ったことを

忘れることができる人たちです。

患者に対し、こっちは忙しい中、検査して

やっているんだといわんばかりの態度です。

自分ではなく、問題の原因はすべて他人に

あると考える性格を持ち合わせています。

これらは、

ほんの一握りの「そういった人たち側」の

考え方です。

 

多くの患者は、そっちも忙しいんだろうけど、

こっちも忙しいと思っているでしょう。

あなたたちにとって、患者の死はたくさんの

うちの一つかもしれないが、

患者の死には、それに影響を受ける

たくさんの家族がいることを忘れないように

してほしい。

100回針を刺したら、100回の痛みが

あることを理解してほしい。

これが患者側の考え方です。

 

かかわらないのが一番。

そういった人は、人を助ける仕事には不向き。

できるだけ会いたくない一群です。

 

まだまだ言いたいことはありますが。

長くなりました。