それはまだ、幼稚園にも上がっていなかったころだったと思う。歩いてすぐの近所のところにスーパーマーケットがあるが、そこで起こったことだった。
何気なく店内をいつもようにふらふらと歩いていると、それは驚くべき光景だった。これまで見てきた人と言えば、髪の毛は黒色で、肌の色は小麦色の人ばかりだった。
でも、目の当たりにした人は、髪は金髪で、肌の色は真っ白の欧米系の若い女性だった。あまりにも驚いたので、言葉を失い、驚くだけで他に何もできなかった。
そして、店をあとにしたが、その後のことはあまりよく覚えていない。都会ならいざ知らず、ドが付くほどの田舎での外国人の光景。その衝撃があまりにも凄かった。
日本人以外の人がいるのだと初めて知った時だった。