お子持ち様論争に思うこと。 | 気分飄々

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端くれキャリアカウンセラーの日常顛末記



力になりたい。でも自分も自分のことで悩む。そしてだからこそ寄り添える。

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漂の字 談じます。

 

お子持ち様論争というのがあるそうだ。

 

子供の都合(体調不良とか行事、問題)とかで急に休まれたとき、同じ職場の同僚、メンバーに負担がかかることを恨みがましくSNSにあげて問題になっている奴ですね。

 

騒ぎになったきっかけって、結構私がこうやってブログの中で身の回りのこと対する愚痴を吐き出しただけのつもり。でも、それを見ていた多くの人が共感して反応してしまったがためにこんだけ騒ぎになってしまった。

そんな感じじゃないかなって思っています。

 

ただ率直に言って、お子持ち様の件に文句を言う、わざわざネットにあげる人って下らねぇことに時間を使ってるなって思います。

 

不満に思うのは勝手です。

確かに業務上の負担はあるでしょう。

自分のその日の予定が変わることだってあるでしょう。

 

でもそれをわざわざネットで発信する?

胸の内にしまっておけよ。

それも子持ちに特定する?

共感している人がいるからその発言が正義だとか言いたいわけ?

 

休むのはこれが有給消化なら権利だし、欠勤だってしょうがない話だろうよ。

その人自身の体調不良や個人的な都合ならOKなわけ?

違うよね。

 

同情するとしたらその文句を言った人の職場がシフト制の業務を行っていた場合。

子供の都合で急遽休んだ人の代わりに急遽出勤になったら気の毒だとは思う。

 

私は50代の一人モン、単身暮らしのオッサンだ。

同じ部門のメンバーは上司も含めて皆既婚者子持ち。

特に小さい子を抱えている同僚は同じように休んだり、急な遅刻早退がたまにある。

その都度、その人がやるべきことを代わりにやるとか、やり残したことを引き継いで私が対応することもある。

代わりに自分のやりたいことが終わらないとかっていうことはあるけど、それは仕方がない話。

 

その同僚のお子さんのことは確かに私が知ったことではないけれど、そんなお子さんが将来、私の年金暮らしを回りまわって支えてくれているのかもしれない。というかまず間違いなくそうなる。

 

ここで文句言っても仕方ないだろうよ。

自身が介護か何かで頻繁に休まねばならなくなったとして、周りから不満に思われたらどう思うよ。

 

休む方だって、会社に来ないだけで、自宅でのんびりしているわけではないでしょうよ。”ここは休めない”と言いたい場面で休まなければいけないとしたら安穏としているわけでもないでしょう。

時給制で働いている方なら、如実に収入が減ってそれはそれで厳しいと思っているかもしれないし。

預かってくれるところがないならしょうがないって苦渋の決断かもしれないでしょ。

 

不満に思うのは個別の事情もあって勝手かもしれないけれど、拡散されて盛り上がるようなことか?書く方も書く方。同調する方も同調する方だよ。

 

私も不満に思うことがないわけではないよ。

この日に子持ちの方が急に休まれた場合、業務が回らないから、それに備えて別の日に休んでくれって言われたこともつい最近あった。

(この時は断った、結局その同僚はちゃんと出社したし)

大型連休の狭間の出勤日でなんかは家庭持ちが休まれることが多いので、こっちから何となく遠慮してしまうこともたびたびある。

実際休まれるしね。

まぁこっちは一人な分、連休時の時間の自由度は高いと思われているみたいで、大抵真っ先に俺に相談されるからね。

そんな時、確かに「俺もそんな風に休みたいな」とか「間を有給休暇でつないで、大型連休をとってみたいよ」なんて思うこともあるけど、都合がつくなら大抵応じていますよ。全然普通に。

それで相手の家族間が上手くいって、職場内でもお互い関係が良好になるなら別にそれでいいじゃない。

子持ち様でなくたって、自分にだっていつ何があるかわからないんだし。

 

なんかこんなことで盛りがあるのって単なる独身者の僻みじゃないの?

 

漂の字 不満なら、子持ち様ではなく、職場の上司に待遇改善をもとめて職場内で話し合う方が、よっぽど建設的。