漂の字 談じます。
先日、3号実習生を受け入れた時の話である。
昨年11月に3年間の実習期間を終えて帰国する際、その時点で再来日可能かどうか、そもそも私が勤務する受入れ企業が3号実習生を受け入れる資格認定を得られるかどうかがわからなかったので、退職とともに金融機関口座の解約をしていた。
で、先日の再来日、受入れに伴いまた金融機関口座を開設したのですが過去の手続きから変化がありました。
前回までの開設時にはパスポート、在留カード、印鑑の持参に加え、住民票の写しの提出が必要でした。
ですが今回からは不要とのこと。
理由は聞けなかったのですが当社の実習生だけの話ではないようでした。
ウチだけでしたらわからなくはありません。
今回の開設する銀行は先日の帰国に伴い解約した銀行と同じところです。履歴は先方に残っていました。(それが面倒の原因にもなりました)
口座開設依頼は受入れ企業である当社から行っており、その銀行は会社のメインバンクでもあるので一定の信用もあるはずなので、その辺を考慮して手間を減らすために提出を求めなかった。というのは考えられます。確認はしていませんが。
ただ、実際はパスポートは目視確認し、在留カードをコピーだか記録をとったのみ。
もっと慎重に審査すべきではないだろうか。
過去に実習生が偽造した在留カードを見たことがあるが、素人目には絶対に見抜けない。
その真偽をアプリや出入国管理庁のHPから確認することも出来るが、エラーが出たからといってそれを偽物と断定することはできないそうだ。
ということは不法滞在者でも口座を作ったり更新することができるということ。
甘くないか?それ。
そりゃ不法滞在者も減らないよ。
漂の字 通帳とか即日発行してくれたのは有り難かったけど、私のところからも失踪者を出したり偽造カードを発見しているだけに、手続きの簡略化には不安を覚えました。