定年後、高齢になっての再就職について。 | 気分飄々

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端くれキャリアカウンセラーの日常顛末記



力になりたい。でも自分も自分のことで悩む。そしてだからこそ寄り添える。

漂えど沈まず。失敗や嫌なことがあっても飄々と受け流して自己肯定し、大いに笑って明日を見れるブログでありたい。

漂の字 談じます。

 

海外技能実習生監理団体の前任者を見ていて考えさせられることがある。

その人は生粋のこの業務担当者ではなく、前職は別のことをやられたらしい。建設?貿易?わからないが、私が知る限り日本語を含め4か国語に堪能でかなりの経歴を持つ方だったことはわかる。

 

だが、監理団体担当者としてみた場合、私がこの人に対する評価は過去最低である。監理団体担当者という視点だけではなく一社会人としても、企業間でやりとりをする人の中で見ても、かなり眉を顰めたくなる人だった。

私ごときが何を偉そうに。いったいどの口で言っているのだ。

という意見があるのは非常によくわかる。

だが率直に言ってそうなのだ。

 

ただ私がいずれ今の会社を定年退職し、それでも働かねばならないと同じように未経験の他社に再就職したらどうなるだろうか?

 

案外、似たようなものか、下手をすればそれ以下の面もあるのかもしれない。

的外れな回答や、裏表のある対応、メールの誤送信に全く気付かず、指摘したら事実誤認と逆ギレするようなことはないと思いたいが。

 

年を取って働くというのは大なり小なりそういうところがあるのかもしれない。

 

これを「老害」というのはさすがに厳しいと思うが、対比する言葉が「若さゆえの過ち」だとしたら、社会は年を取ることについてはあまり寛容ではないのかもしれない。

少なくとも当事者としてはある程度の社会的冷たさの覚悟は持っておいた方が良いように思う。

 

そして自分自身が、思っていた以上に、自分の期待に応えられないということも考えておいた方が良いのだろうか。

 

これを他山の石とせず、明日は我が身と考えた方が良いのかもしれませんね。

 

働ないで済むよう、これからでも財テクを始めるかな。間に合うでしょうか。

 

漂の字 とはいえ、自己保身に走り、裏表のある対応であたかもこちらに非があるような言動をとるのは許せませんけどね。