役に立ってやりたいけど、迷うよね。 | 気分飄々

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端くれキャリアカウンセラーの日常顛末記



力になりたい。でも自分も自分のことで悩む。そしてだからこそ寄り添える。

漂えど沈まず。失敗や嫌なことがあっても飄々と受け流して自己肯定し、大いに笑って明日を見れるブログでありたい。

漂の字 談じます。

 

最近また休みになると帰国した元実習生から連絡が来るようになってきた。

これまではインドネシア人だったが最近連絡をくれるのは中国人。

日本にいるときはFacebookのメッセンジャーで普通にやりとりができていたが、帰国した中国ではFacebookは見れない。

だがVPN接続をすれば見れるとかで、結構苦労しながら連絡をくれる。本人も仕事をしていることもあり、週に1度。時間も限られているようだ。

 

これまでも再来日を果たそうと人文でのビザ申請を2度ほど行ったがいずれもダメだったらしい。

本人は機械加工の仕事に就きたいというから、目的がそれで人文で申請したらそりゃ通らないでしょうという感じだ。

 

実際のところ、そこまで強く日本で働くことに拘ってはいないようだ。

とにかく今の仕事が勤務地まで遠く給料も安い。

だから仕事を変えたい。だが今、中国は就職難で、ならばと選択肢に日本を加えたということ。

当時の監理団体の担当者に相談すればやりとりに来土馬の壁がない分、再来日についても、話が早いと思うのだが、その担当は既に辞められており、余計に私を頼ってくる。

 

その元実習生、在日中の仕事ぶりはまぁ「普通」。

他で悪いのがいっぱいいたんだけど。

 

本気で日本に来たいのであればできる手伝いをしてやってもいいのだけど、最近までのやり取りを振り返っても中国人実習生は問題を起こしていた。失踪とか、社宅に帰らなかったりとか、在留カードを偽造していたことがわかったりとか。

 

その実習生が帰国する時、現場の管理職が中国拠点での就労を打診したが、賃金が安いから辞退したという話も残っている。

 

そんな背景があると、相談されてもどこまで力になってやっていいものか。躊躇するところではある。一応、中国拠点のHPは教えてやったけどね。

 

漂の字 全体の印象で、個人の評価をしてはいけないのかもしれないけれど、やっぱりちょっと躊躇うよね。