相手への回答と俺への指示、全然違うじゃん。 | 気分飄々

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端くれキャリアカウンセラーの日常顛末記



力になりたい。でも自分も自分のことで悩む。そしてだからこそ寄り添える。

漂えど沈まず。失敗や嫌なことがあっても飄々と受け流して自己肯定し、大いに笑って明日を見れるブログでありたい。

漂の字 談じます。

 

年始に上司から丸投げされた案件の事である。

年始にとは言ったが、実際は暮れ。

仕事納めの前日夕方に指示が出ていたが、その日は私が休んでいたため、確認できたのは翌日。仕事納めの日でした。

それも仕事納めとなれば、なかなかそれに関する対応が出て来て、慌ただしくなるもの。一昔前によくニュースなんかで見ていた、昼過ぎに全社で三本締めして早々に業務終了。なんていうことはついぞ経験したことがない。

 

振られた仕事はある要領の改訂確認。

前回の制定から3年経ったからとかで内容の見直しをしなければならないというものだった。内部監査で指摘があったんだそうな。

その要領、もともと私が作ったものではないので、なぜこっちに振られたかわからなかったが、おそらくはその業務に割と関わっている人間だったからだろう。建前上、それを管理するグループにも入っていたし。

 

で、納期が問題になる。

1月の20日過ぎに改訂の確認を内部監査で行うからその1週間前には終えているようにとの指示。

年末年始にはそれ以外にも業務は抱えていたし、トラブルに巻き込まれての対応なんかもあったから、正直後手に回りつつも間に合わせようと着手したのが1月も10日前後のころ。

改訂を要すことを指摘した担当者が上司に「期限になりましたがまだですか?」と言ってきて、確認すると上は「1月初旬に完了させます」と答えていたそうだ。言った言わないの不毛なやりとりを経て、結局のところ、私がいつ完了させられるかというところに帰結する。

 

当然私はできていない。というか着手したばかりで、全容把握をしている段階である。なんとなく、その要領の趣旨、作った背景を考えれば、大幅に改訂しなければいけないなというのは感じていたところ。にもかかわらず、「まだなの?いつまでかかってんの?」と、上が担当者の前で私に問い詰めてくる。

仕方なく「週明け、水曜にはなんとか・・・」と答えると、「出して終わりじゃないんだよ。その案に修正もなく、承認を得るところまでだよ」

と、追い打ちをかけてくる。

 

なんじゃそりゃ?

俺、悪いんかい?

 

納期の件で上と担当者間で言った言わないのやりとりがあったが、調べてみたら上がキッチリと「初旬までに」と掲示板に書き込んで回答していた。

 

しかも、私が納期回答時に「大幅に手を加える必要がありそうで時間がかかる」とか言ったら、後になって「そんなのやり始めたらきりがないし、どこをどう改定するか事前に相談がないのが不満です」と、ご丁寧にメールで送られ来た。

進捗なんて毎日日報を送っているからわかるだろうに。

加えて最初にこの要領を作った人(たぶん、今回、私に改訂を丸投げしてきた上司)、なんてお粗末なものを作ったんだ。これはこれで呆れるしかない。

 

結局、対外的な自分の体面の事しか考えていないのね。

 

漂の字 役職があっても偉くても、無責任に業務を丸投げするような人のやることはこの程度ってことね。