ライド製の代替チャレタイヤテストの続きをしました。

 

前回は新品状態での走りを試しました。

今回は慣らしを済ませた中古状態での走りです。

ツーリング用のタイヤだと新品一発目が美味しくて、2パック目以降はグリップが落ちるものが多いです。

このタイヤも同じ傾向になり、2パック目以降はグリップが若干落ちました。

それでも基本的によく出来たタイヤなので、タイムは大きく落ちませんでした。

ただステアリングレスポンスに関しては新品一発目に分があると思います。

中古状態だと新品のようにグイグイ曲がる特性は無くなります。

ただそれでも基本的に扱いやすいタイヤなので、安定して走れます。

このタイヤはコーナーを攻めたほうが速く走れます。

ツーリング用のタイヤは縦方向が得意なタイヤと横方向が得意なタイヤがあります。

私がX4で使っているRUSHの30CPMは縦グリップが得意なタイヤです。

コーナーをガンガン攻めなくても、立ち上がりでしっかり握れればタイムは詰まります。

それに対してこのタイヤは横方向のグリップが得意です。

限界ギリギリのスピードでコーナーに飛び込んでも、そこからさらに修正が効く余力があります。

そのためこのタイヤで走るとラインが安定してタイムが揃います。

一発の速さに関しては新品タイヤに若干分がありました。

ただ5分トータルタイムは中古タイヤのほうが良かったです。

中古タイヤでも、走行動画のような安定したラインで走りやすいです。

今回の動画の走りが安定しているのは、車でも腕でもなくタイヤの性能によるものです。

このタイヤを履いて特性に慣れれば、サーキット走行が快適になると思います。