さて仕事もなんとなく仕上げたのでエリザの2幕を書きたいと思います。早くDVD来ないかな~!

2幕最初のルキーニの客席降り。「1867年~(育ルキのが好き)」とか言っててそんなに昔じゃないんだねこれ。って思うとルキーニは100年間裁判にかけられて死に損なってる間に現代に戻ってるじゃん!って変な矛盾を抱きました。拍手を煽るからみんな結構一生懸命手を叩いてるんだけど、「シー!」って言ってからも豪快に叩いてるおばちゃんとかいましたね。そういえば私、隣の男の人(おじさん)がシシィの歌の時感情を入れ過ぎて椅子が揺れて仕方なかったって事もあり。
で、ルキーニはまあシシィ大嫌いなわけですから、ある事ない事言うんだけど。家族団らんの絵皿だけはくれなかったってのどうして?絵皿よりカップの方が高いんじゃ?「あげなーい」っていうの、今年は成河さんは言わなかったからそこはいくさぶさんで補充。スイスの銀行に隠し口座を作ってたちゃっかりと~のお札ばらまき。ある意味銀テープ拾った気分だったんじゃないかな笑 まあシシィはやりたい放題やってるよ!キッチュ!って歌い上げててさすがと思いました。子供の教育は人に任せきり。シシィは何がしたかったんだろう。やっと取り返した子供なのになにやってんのー!ですよ。でも彼女の中で精神崩壊してたのかも。特に個性が強い人だから。そしてここはルキーニの独壇場でありアドリブやら音程変えたりすごく皆さん個性を出してました。まあルキーニは結局暗殺者なんだからいいイメージはどうしても持てない。(観てる時はね)芝居として後で振り返るとすごーい!ってなるんだけど。帽子の上の部分がシシィの絵になってて帽子投げて、キャッチした後「キッチュ!」で正しい位置に素早く変える皆さんお見事でした。ルキーニに関して言えば成河さん「鹿さん鹿さーん!てどっちのシシィの時も言ってた。シシィ達のお見合いシーンで椅子をポンポン叩いてあげるのも成河さん。なんかいちいち大袈裟なのが成河さん。凄い元気っぷりで微笑ましかった。元気(と言うか体力的に)は万里生さん。8月から全公演乗り切るなんてほんと惚れる!声も全然声量落ちたりしてないし凄いとしか言えない!!

ハンガリーで国王になるシシィを讃えようってみんながエーヤンを歌います。出だしはソロ(アンサンブルさん)。「さーらーばーかーなーしーみーよ、エーヤン、エーヤン、エリーザベート」って去年はちょっとあれ?っと思った歌だったんですけど今年はかなりしっかり歌ってらっしゃいました。相当練習積んだのかな。すごい。ここの「古い楔にわかーれ告げ~」のシュガさんソロはすごく好きです。そしてまたしてもトートが。「今のうちだけだぜ。お前が微笑んでいられるのは」って憎悪。まあハプスブルクの事が大嫌いだからね。なのにシシィ大好きしろたん。ただの愛だけじゃ終わらない。偏愛。トートも辛い。

そしてそんなトートがシシィと「私が踊る時」。「勝ったのね!俺が!人に認めさせた。世界は動いてゆくんだ俺の思うまま~」って二人とも独立宣言してるし。シシィが一回トートに手をかけたんだけどすぐにポン!て離しちゃうのがトートと踊る気なしの花シシィ。弄んでるようにも見えた。「まだあなたとは踊ってあげないよー!」って完全に上からな感じがすごくよかった。そしてお互い「この私がー、えーらーぶーーー!」なわけです。トート哀れ。でも死神トートはどうにだってできる。「どんなに強く拒んで見せてもいつか俺を求める~」って。お互いすごい主張合戦。この曲大好きすぎて困ります。蘭さんかなり苦手だったようで、蘭さん楽(名古屋)でもひっくりかえってしまっていました。あと蘭さんについて言えばなぜか言葉の最初に「た行」がついてしまうのがなんだかわからなかったな。まあ大我目当てもあって日にちを選んだら花さんが多かったので助かりました。蘭さん見た目は可愛いのにね。ちょっと練習しただけじゃ花シシィの奥深さとか巧さには到達できず…。残念。

ひとりぼっちの皇太子ルドルフ。なんか周りの鎧とかって意味あるんですかね。動いたりしてたんだけど。「ママどこなの?聞こえてるーのー?」ってルドルフが心から母を求めます。トート、今度はルドルフもターゲットにしてしまいました。「誰?」「ともーだちさー」「呼んでくれれば来てあげる」にルドルフ嬉しくなっちゃいます。あーあ、トートに見つかっちゃったよ。で、ルドルフは昨日猫を殺したそうで。まあ猫だし。勇気試したんだよって言ってますが「かわいそう」って言っちゃってほんとルドルフいい子。そんな純真ないい子が鞭で打たれて毎日訓練してるなんて。というほんとは優しくてとってもいい子なルドルフは政治とか戦争とかに絡まなくていいんだよ~!でもここでトートにすごく救いを求めてるのは痛々しい程つたわってくる。

さて慈善事業で全国を回る義務があったシシィは精神病院に行きます。あのバイオリン役の人が弾いてるのかな。すげい!とにかく病院に行ってるって感じじゃなく牢屋みたいなとこに閉じ込められてるイメージ。ヴィンティッシュ嬢が「よく見て~私が~皇后エリザベート」ってど迫力で歌う。この人ほんとに歌がうまい!!マダムヴォルフも上手いけど。でも布(傘?)をヴィンティッシュ嬢が引っ張ると、お付の人が「無礼者!」って言うんですが、シシィが「あなたの魂は自由だわ~」とか、最後の花シシィの「自由~」には本当に消え入りそうな、でも高音きちんと出てたしここの歌い方すごい好きです。この場面「耐えられなく狂いそうになるのー」の所が大好きです。まあエリザベートは心の自由を求めすぎてて本当に哀れ。

次は棺桶の上をみんなでぐるぐる回ってる(だっけな)シーン。お付きの4人がいちいちゾフィーにお尻叩かれて最終的には「女狐めー!」って普通にエリザベートが大嫌いになってます。ほんとトートよりゾフィーの方が嫌いなんだな。ちなみに姑と暮らすなんて絶対にありえない。一般人でもありえない。そしてそこで「まあわからないでもないがー」って言われて「陛下とて男ですから」…ゾフィ「綺麗な女なら他にもいます」って。ゾフィ自身がフランス病移そうとしてるわけじゃん。去年は「きれいな女なら…ほかにもいます」って間を開けてたんですが今年は普通に言ってました。ゾフィこえー><ちなみにこの場面、面白くて好きです。男の社交場ですよ…みなさん行ったことがおありなの?大司教様も?と聞かれる大司教様…笑「まさかまさか」と言いながら他の人に指さされてておかしい。それでゾフィもノリノリなとこがいい。「我らの勝利だ!彼女にかーつのだ!勝ち抜くぞーーー」ってもうシシィ相手におばちゃん根性丸出しで面白い。これも役者さんのなせる業ですよね。