夜、渋谷でライブがあり向かっているさなか、担当しているレーベルの部長さんから突然携帯に電話が入る。
女性の部長さんで、非常に目をかけて頂いているのだけど、最近は直接絡むこともなく、なんだろう、と胸騒ぎを覚えながら電話に出ると・・

「聞いたわよ~」

・・・ばれた?

狭いこの業界、こういう日が来るとは思っていたが、ついに転職のことがばれてしまった。
いや、もちろん隠すつもりなどまるで無かったのだが、今の会社の後任人事が決まっていなかったのでそれを待って正式に挨拶に行こうとしていたのだ。

でも、そのあとの会話は本当にありがたいものだった。
こちらでなぜ転職するのか、ということを丁寧に説明。
年齢のこと、今までやってきたこと、そして新しい会社に求められていること。
特に、去年このレーベルさんとのお付き合いで非常にいい結果を残せたのでそれが一つの区切りになったことを話すと納得して頂いた様子。

「社長に話したらうちに来ればよかったのにって言ってたわよ」

の一言には社交辞令かと思いつつも思わず胸に温かいものが満ちあふれた。

いろいろな転職があるのだろうが、自分は幸せだと思った。
今までやってきたことの積み重ね、そして関わった人たちの協力、戦い、全ての事柄があったからこそこういうお言葉を頂けたのだろう。
あと少しの間だが、手を抜くことなく、一瞬一瞬期待に応えて行こうと思った。
イギリスからアニータが旅行に来ている。
アニータは今イギリスで語学留学をしている俺の元ツレと仲良くしてくれていて、日本に興味があり(そして日本に恋しい人がいるらしい)、娘が3人いるのだが全員異様にキレイだというステキなおばさま。
昨年末、元ツレを訪ねてイギリスへ行ったときに初めて会って、そこからたまにメールをやり取りしている。

そのアニータが歌舞伎と観たい、とのことだったので歌舞伎座へ。
折しも十八代目中村勘三郎襲名披露の真っ最中!チケットは事前に取っていたので良かったのだが、もう売り切れご免状態だという。

俺にとっても初めての歌舞伎。結果は、ハマった。
初心者らしくイヤホンガイドを付けての観劇だったが、その解説の間も絶妙。
この日の演目は「近江源氏戦陣館 盛綱陣屋(おうみげんじせんじんやかた もりつなじんや)」「保名(やすな)」「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」の三幕で、いずれも素晴らしいものだった。

「近江・・」は武士道の精神をある程度理解していないと「?」という内容だったが、アニータがきちんと理解していたのには驚き。「保名」では片岡仁左衛門の踊りが圧巻。抑えた踊りだけで恋人を失った男の狂気を見事に表現していた。「鰯・・」はあの三島由紀夫の作品とのことだが、意外なことに軽く楽しめる恋の顛末。最後まで笑いは途絶えることはなかった。

残念と言えば、三月は勘三郎の「口上」が昼の部しかないこと。改めて観に行きたいと思い調べたら三月も四月もチケットは完売!ヤフオクで取ることを真剣に画策中。

アニータとの話も面白く、とても充実した一日だった。
昨夜はHDK&クラブ淳子主催の飲み会を開催。
当初はHDK&クラブ淳子&そのお友達(深キョン似らしい)と軽く飲みに行く予定が、淳子様の仲間(鬼畜女子)にバレて大人数に。
結局7対7ぐらいの飲み会へと発展。
会社の後輩や取引先の気の合う仲間を呼んでわいわいとにぎやかで楽しい飲み会になった。

会場は渋谷の戸炉や。ここは大人数で飲むときに重宝している。値段は安いし、大きな部屋もあるし、そこそこキレイだし肩肘を張らない飲み会には最適。

淳子ママの友だちもかなりツワモノ揃いで楽しかったが、俺が以前から飲みたいと思っていた某レーベルの方が参加してくれて、距離を縮めることが出来たのが嬉しい収穫だった。

二次会ではHDKの炸裂ぶりに引っ張られ、久しぶりに最後まで楽しめた飲み会。
こんな会だったら色恋欲情ナシでもアリだな。HDK、おつかれ。
今日は担当してるレーベルが運営するライブハウスの2周年記念イベントで、むっちゃ好きなELLEGARDENのライブにふみくんと参加。
300名弱でパンパンのライブハウスで前から4列目ぐらいでモッシュ!
いつも通り汗だくでございます。もうホント好きなんだよなぁ・・・
ニュー・アルバム『RIOT ON THE GRILL』も4/20発売。



アーティスト: ELLEGARDEN
タイトル: タイトル未定

現在一番新しいアルバム『Pepperoni Quattro』は1曲目の「Supernova」からもってかれて!


アーティスト: ELLEGARDEN
タイトル: Pepperoni Quattro

名曲「ジターバグ」収録の出世作『 BRING YOUR BOARD!!』は西海岸テイストがタップリ!でも「Insane」「金星」といった叙情的楽曲もいいんだよな~


アーティスト: ELLEGARDEN
タイトル: BRING YOUR BOARD!!

と、いつまでも書けるんですけど(笑)

こんなバンドのライブを汗を流せるのがホント幸せで、やはり音楽を仕事にしてよかった!と思う瞬間。

いい夜だった。
そう。このブログのテーマの一つは転職について。
立ち上げ当初は結構その手の記事ばかりだったのですが、決まってしまうとそんなに書くことも無く・・・
で、トラックバックステーションにお題があったので、久しぶりに今回の転職について書いてみます。

自分の転職は取引先への転職なのですが、先方からお声をかけていただきました。
かっこよく言えばヘッドハンティングですね。
スーツを着た2人の男、かたやスカウターそしてかたや切れ者サラリーマン、新宿のシティホテル最上階のバーラウンジで周囲の目を気にしながら丁々発止のやりとりで条件交渉を行っている・・・
なんてことは一切なく、先方の担当者から「今度人探していてピッタリだと思うから興味あれば言って」なんてあっけないものです。

実際、その担当者というのが以前もうちの会社からの転職組で、社内で増員計画が持ち上がったとき、条件にピッタリ合うな、と思ってくれたのがキッカケ。

その条件とは・・・
 1.コンサルティグ能力がある
  相手の立場に立ってお互いWin-Win関係を築く仕事のやり方
 2.独立精神がある
  外資への転職になるのですが、会社に一生すがらない精神構造だということ
 3.具体的なビジョンを話せる
  その会社が求めている人材=補強したい点を即座に理解し対策を具体化できる
といったところでしょうか。

書き出すとすごい能力のように見えますが、真摯に自己批判および相対化をしながら仕事をしている皆さんならまず大丈夫でしょう。

その中でも1の条件。取引先への転職を志す人は今までのおつきあいの中で一方的に利益を主張していたかどうかを考えましょう。
もちろん、妥協をしないということは大切です。
ただ、それとは別にお互いがWin=勝てる関係を築いているかどうか、これは重要な気がします。

このテーマは細かく話すと相当長くなりそうなので、また機会があれば書かせて頂きます。
コメントでの質問等は大歓迎ですので、お気軽にどうぞ!