昨今物価が上昇している。

日銀が2026年10月に公表した、経済・物価情勢の展望によると物価上昇率は2%が物価安定の目標としている。


これは、毎年現金の価値が2%づつ下がることと同義だ。

現金のまま持っておくと十年後には、二割くらいその価値が減少する。


自販機の値段を見ていると分かりやすく。今は150円で買えるペットボトルのドリンクは買えない。五年後には200円くらいしているかもしれない。


故に、資産運用をする必要がある。

チャッピーに資産運用の方法をまとめてもらった。


例えば1番上の銀行預金を考える。


銀行に普通預金の金利は、0.4%~0.5%程度である。十年定期預金でも、1.2%程度である。

物価上昇率と見合っていないのがわかる。


資産運用する時は、必ず利回りを考える。

同じ項目で利回りをチャッピーに整理してもらった。



ここのリスクは、どのように判断したかわからないので感覚ベースで捉えてもらえればよい。

基本的にリスクが高ければ利回りは良いことになる。

物価上昇率を越える利回りとなる運用方法は、社債からREITまでとなる。


利回りが高い場合は、その原資自体が減るリスクがあるということでたり、理解しておく必要がある。


 国債

国債はその国の財政に問題がでるも利払いがなくなったら部分的に返してもらえなくなる。

国債で近年発生した事象をチャッピーにまとめてもらった。



結構、起こりうるものであり、財政が健全な国への国債購入が対策になる。ただ、財政が健全なほど利回りが低くなることは認識に入れておく必要がある。


 株式

株式は、毎日株価が変動する。

国債は、その国の財政に問題が起こって初めて原資等が毀損するが、株式は、毎日株価が変化する。

毀損するケースもあれば、むしろ価格が上がることもある。

株式の利回りとは、配当利回りを考えるが、成長企業は、配当益より株式自体の評価益が大きいケースもたくさんある。

毎年一定の当期純利益を出していればその株式価値は上がる。上場株式は、それらを織り込んだ価値となっており、その上での利回り計算となっている。

成長性が高く、市場から評価されている株式は、利回りが低くなる。

原理的にわかりやすくチャッピーにまとめてもらった。



企業の成長性が高いと想定できるが、株式市場における評価がそれほど高くないと考えらる株式への投資が望ましい。

株式投資のリスクは、投資先の企業が何らかの不祥事や問題が起こると一気に価値が下がることである。

情報流出があら連日ニュースを騒がせているGMOは足元株価が4,000円台から

3,000円付近まで下がっており、25%もの価値を失っている。

他にも株価が直近下がっている一覧をチャッピーにまとめてもらった。



これが株式のリスクである。

正確に安定業績となる企業が見極められ、配当率も高い企業を見極める”目”が必要になる。


 他の投資項目

リートは不動産投資信託である。株式投資信託の不動産バージョンで、家賃が配当となる。

現物に当たるのが不動産か金となる。

不動産は、物価上昇の影響を受けてそのものの価値自体はあがり、かつ、家賃収入もある。一方で管理が必要であったり、固定資産税や適宜の修繕費用等の支出もある。

よく理解していないと利回りを誤って認識してしまう。

また建物は、株式や金と違い経年劣化よってその価値は絶対的に減少する。


金はその点、価値毀損が起こりにくいものとされる。

物価上昇に対して変動していくものであり、さらに金の採掘限界は、後20-30年とされ、そのものの希少価値はより高くなる可能性もある。

保有するのも簡単で、金額の割に物の大きさが小さい。

そういう意味で、保有資産としての評価は高い。が、配当や家賃収入のような利回りはない。


 総括

全体を通して、どの資産が運用するのに適しているのか何となく感覚は理解いただけたと思う。

そのものの価値自体がどうなるかと、そのものによって得られる収入(利回り)を踏まえて総合的に評価する必要がある。

株式や不動産や債権は、それぞれに銘柄があり個別要素がある。

検討の幅は無限大であるが、一つ言えるのは現金で持っておくよりはよいということだ。


資産運用の全体を理解し、どの資産項目にどれくらい配分するか考えコントロールすることが望ましい。


私は中でも株式投資と外国債への運用を考えている。利回りとリスクと自分自身の理解度からそう考える。

様々な考えが世に出回っているが、自分なりにそれぞれを理解し勉強し、判断することが良いと思う。


投資にリスクはつきものであり、そのトレードオフを正しく理解するつもりがないのであれば現金保有をお勧めする。