有明公演から1週間 もうなのか まだなのか いつもタラコン、タライベは現実を忘れさせるので終われば気の抜けた状態となる 昨日の事のように思っていても日は一日一日と過ぎてゆき、またいつもの生活を続けてる しばらくはイベントのことを想って過ごしていたいけどそうも言ってはいられない 彼女たちのことはひとまず置いて行動せねばならない
かと言っても合間合間には物思いにふけってしまう そんな事の繰り返し 今を生きつつ、時計の針を戻して余韻に浸る 感覚的に時間がズレておかしくなる イベント後今が何日目なのか、あれからどのくらい経つのかこんがらがってわからなくなる もう1週間経つのか、まだ1週間なのか
一緒の刻を過ごしたメンバーたちももう日本にはいない 韓国に戻っていつもの生活を送ってる そう、彼女たちにとっても来日公演は生活の中のリズムの一つに変わりない だからか正直、~again~という公演サブタイトルにもそれほどの刺激は感じなかった 再び日本活動するのでそういうネーミングなのだろうとシンプルなとらえ方だった
それともまだどこか半信半疑でいたのだろうか それだけいろんなことが起き過ぎた クリアにしなければならない問題が残る中、活動してもまた壁に当たることだろう こんな状況下でのイベント、彼女たちは何を見せてくれるのか いつもの公演、どこにでもあるファンミーティング、果たして芯から楽しめるものなのだろうかと、多くの人はすっきりしない何かを抱えていたことと思う
少なくとも自分はそうだった どこか迷い始めていた うれしいと感じる反面、気持ちの整理を付ける頃合いが来てるようにも思ってた 連休中という日程、過去にない会場、過去にない来場者数、新曲発表でもない公演 でも今までと違ってた 今回の来日は自分たちの考えを主体として実現させたものであることを、壇上でメンバーは切々と語り出した
どんなに日本のファンを想っていたか、どれだけ日本でイベントをしたかったか、少しはそういう気持ちがあるだろうことを知ってるつもりだったが浅はかだった 本当の所は違った 大方の日本のファンが思ってたことの、その上を行くものだった 自分たちの今があることと、日本のファンとの関係性を、うまく伝えきれない説明のなか涙ながらに話してくれた
まさかこんなにも想っていてくれようとは及びもつかなかった イルボンペンも首を長くして待っていたけど、待っていたのは彼女たちの方だった 日本のことをずっと気にかけてくれていた 彼女たちしか知らない想いをあの日知ることとなった 衝撃的でさえあった
いつかあるペンさんに話したことがある 彼女たちの乗る船が明らかに沈むとわかってても自分は残ってあげたいと 掻き出しても浸水してくる水にほかの人は諦めて別の船へ乗り移ろうとも、自分は最後まで残って助けてあげたい もしそれで沈むとなったら一緒に沈んであげたいと…
このときの感情を忘れかけていた メンバーが見せた涙が思い起こさせた
あの時の涙を、あの日の有明を私は忘れない







