23/1/19ふるさと祭り東京2023レポ 青森ねぶた 秋田竿燈郡上おどり ご当地どんぶり選手権 | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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お知らせ

「ふるさと祭り東京」開催終了のお知らせ
2023.06.06

ふるさと祭り東京-日本のまつり・故郷の味-
開催終了のお知らせ
毎年 1 月に東京ドームにおいて開催しておりました「ふるさと祭り東京」は、東京ドームシティの各施設の活用により、規模を拡大し、「日本文化」の更なる紹介をテーマとした、新しい観光イベントとして 2025 年以降での開催を目指す事となりました。
その準備期間の確保や各施設のスケジュール調整が必要と判断し、大変残念ではありますが、この度、今の形での「ふるさと祭り東京」は 2023 年開催をもって一度終了する事と致しました。
多くのお客様に、例年以上にお楽しみいただけるようなイベント開催に向けて、引き続き尽力してまいります。詳細に関しましては、準備が整い次第、公式 HP にて公表してまいります。

ふるさと祭り東京実行委員会
(フジテレビジョン・文化放送・東京ドーム)

https://www.event-td.com/furusato/2023/pdf/furusato_info.pdf

 
 

 

ふるさと祭り東京2023-日本のまつり・故郷の味-

 

ふるさと祭り東京実行委員会は、『ふるさと祭り東京2023-日本のまつり・故郷の味-』を、東京ドームにて2023年1月13日(金)~22日(日)の10日間開催しました。これまで延べ440万人以上を動員した『ふるさと祭り東京』。3年ぶり13回目の開催となる今回は、「ニッポン再始動!!」をテーマに、伝統のお祭りとご当地の味を皆様にお届けします。

 

【開催概要】
■名称
ふるさと祭り東京2023 -日本のまつり・故郷の味-
■開催テーマ
「日本のまつり・故郷の味」
■会期
2023年1月13日(金)~22日(日)〔10日間〕
■開催時間
1月13日(金)~21日(土) 10:00~21:00、22日(日) 10:00~18:00
※いずれも入場は閉場の30分前まで
■会場
東京ドーム

 

第12回全国ご当地どんぶり選手権

 

全国各地のご当地自慢の絶品どんぶりが集まる「全国ご当地どんぶり選手権」。お客様の食べ比べ(1杯700円)により、美味しいと思ったどんぶりに投票し「No.1ご当地どんぶり」の座を14どんぶりで競い合います。各店舗にて電子決済のみで購入いただくことで、コロナ禍に合った新たな運用を実施します。

■全国ご当地どんぶり選手権参加どんぶり
   投票対象となる参加14どんぶり

■殿堂入りどんぶり(殿丼[でんどん]) ※投票対象外
 過去の選手権で2度のグランプリ受賞を果たした「八戸銀サバトロづけ丼」(青森県)と「のどぐろ丼」(島根県)は、その快挙を称え「殿堂入りどんぶり(殿丼)」として出展します。

 

ふるさとの祭り

 

 

ふるさとステージ

 

日本各地の伝統芸能やご当地PR、ミュージックステージなど、多彩なステージを開催します。

にぎわい市(ご当地グルメ)

 

300を超える全国の美味いが集まる「にぎわい市」では、うに・いくらなどの海鮮、ブランド牛などのA級グルメから、全国各地に伝わる伝統料理やご当地麺など話題のグルメまで幅広く取り揃えます。

ご当地キャラ大集合

 

『ふるさと祭り東京』の開催期間中、合計50以上のご当地キャラクターが、毎日日替わりで会場内に登場し、15時からは「お祭りひろば」で「ご当地キャラふれあいタイム」を開催するほか、1月18日(水)は、「スペシャルナイトイベント」に合わせ、ふなっしー(Vo)、アックマ(Gt)、カパル(Ba)、にゃんごすたー(Dr)のご当地キャラで結成されたキャラクター・メタルバンド「CHARAMETAL BAND CHARAMEL」によるバンドショーを実施します。
CHARAMETAL BAND CHARAMEL    CHARAMETAL BAND CHARAMEL

 

“ちょこ”っと呑みつま横丁

 

 「“ちょこ”っと呑みつま横丁」は、「ストラップおちょこ」を片手に、各地の日本酒とおつまみを“ちょこ”っとずつお得に楽しめる企画です。イベントオリジナルの「ストラップおちょこ」を1,500円で購入し、日本酒が200円、おつまみが300円で提供します。

 

ふるさと祭り東京2023 レポート 2023年1月19日東京ドーム

 

今年は3年ぶりに1/13~1/22まで東京ドームでふるさと祭り東京が盛大に開催されました。このイベントは毎年この時期に北海道から沖縄まで全国各地からご当地グルメをはじめとするふるさとの文化が集結。ご当地グルメだけでなく懐かしいふるさとの文化に触れることができ、ステージでは全国各地のその土地でしか見られない貴重なお祭りを間近で観覧することができます。私は毎年このイベントに参加していますが、2023年1月16日ロ19日にこのお祭りに参加しましたた。前回は16日の様子を書きましたが、今回は19日の様子を簡単ではありますがレポートしてみたいと思います。
 
 
 
全国ご当地どんぶり選手権
 

会場は法華堂から沖縄まで様々なご当地グルメ、肉料理や海鮮、ラーメン、スイーツまでありとあらゆるジャンルがそろっています。中でも全国ご当地どんぶり選手権は全国各地のどんぶりを、700円均一で食べ比べ!あなたの1票で「No.1ご当地どんぶり」が決まる!という名物企画で、普段なかなか味わうことのできないどんぶりを700円で頂けるということで、お昼時や夕食時には長蛇の列ができていました。2023年にイベントでは19日にどんぶり手権に参加してのどぐろ丼とあか牛のステーキとハンバーグをいただきました。

2020年の時最初に食べたのは十勝牛トロ丼。ヒヤッとする十勝牛のフレークがちりばめあれていて絶品の味。十勝帯広の平野で育った十勝牛は、極上の牛の脂と旨味を持っています。口の中でトロけるような感覚!次にいただいたのは北海ねばとろ海鮮丼。味わい深い“ねばとろ”にサーモン・いくら・ウニなどの6種類の海鮮を乗せた、やみつきになる海鮮丼です。昆布は北海道名産の春採り昆布・がごめ昆布・ねこ足昆布を使用し、特製だし醤油で粘りを引き出しました。

そして今年は熊本県のあか牛のハンバーグとステーキ丼をいただきました。ハンバーグだけでも十分ボリュームがあり、肉汁がしみだして絶品でした。ステーキのほうはローストビーフのような焼き具合で,あか牛の味をそのまま生かしたこれまた絶品の味わいでした、そして今年なんといっても食べたかったのはのどぐろ丼でした。朝10時に入場するとすでに長い列ができていました。そしてのどぐろ丼をゲット、特製のたれをかけていただくと、しこしことした食感で、新鮮なのどぐろは何とも言いようがないおいしさで、すぐに完食しまいしました。700円で高級魚ののどぐろ丼が食べられ、2年連続グランプリを受賞したとあって、殿堂入りも納得のどんぶりだったと思います。私はその他にも近江牛のメンチとコロッケも食べておなかいっぱいでした。

 

ご当地どんぶり選手権結果

 

【グランプリ・観光庁長官賞】

十勝牛とろ丼 株式会社円らく (北海道)十勝牛とろ丼 株式会社円らく (北海道)

【準グランプリ】

究極の山形牛和の奏・ 焼きすきステーキ丼 株式会社なごみ農産 (山形県)究極の山形牛和の奏・ 焼きすきステーキ丼 株式会社なごみ農産 (山形県)

【第3位】

根室花咲丼 カニの匠クラクラ (北海道)根室花咲丼 カニの匠クラクラ (北海道)

 
 
1/16 全国各地のお祭りステージ お祭り広場

青森ねぶた祭

 

19日は青森ねぶた祭を観ることができました。毎年8月2日から7日に約280万人以上の観光客が訪れる日本屈指の祭典『青森ねぶた祭』。活気ある「囃子」にあわせ跳人(はねと)が「ラッセラー、ラッセラー!」の掛け声と共に演舞する中、闇の中に極彩色の光を放つ勇壮華麗な「ねぶた」を豪快に曳き回す姿は必見です。青森にはねぶたがあり、弘前にはねぷたがあり、表記が若干異なります。ふるさと祭り東京後半は青森ねぶたが登場しました。お囃子によって盛り立てられた跳人たち、華やかな光を放つなねぶたが練り歩く姿は勇壮そのもの、青森の人たちの心意気、魂のこもった演舞はは、私だけでなく日本人の心を揺さぶるお祭りと言えましょう。

 

青森ねぶた祭は、七夕祭りの灯籠流しの変形であろうといわれていますが、その起源は定かではありません。奈良時代(710年~794年)に中国から渡来した「七夕祭」と、古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して、紙と竹、ローソクが普及されると灯籠となり、それが変化して人形、扇ねぶたになったと考えられています。昭和40年代になると、様々なジャンルが増え、昭和50年代末頃には郷土(青森)のジャンルが確立されました。現在では、これまでと同じ題材でも、構図に多くの工夫を凝らし、その結果毎年より高い水準となっている。音楽だけでも血が躍るような笛や鈴,太鼓の音、それに勇壮な出し物、躍動感のある踊りが一体となって、なんとも華やかなステージでした。ステージが終わるとお客さんと一体となって皆が飛び跳ね、楽しいひと時を過ごしていたのが印象的でした。

 

ねぶたの変遷 

 

青森ねぶた祭は、日本各地の祭りの中でも屈指の大きな祭典に発展しました。享保年間(1716年~1736年)の頃に、油川町付近で弘前のねぷた祭を真似て灯籠を持ち歩き踊った記録があります。その頃のねぶたは「奥民図彙(右図参照)」に見られるように、京都の祇園祭の山車に似ていたと思われます。現在のような歌舞伎などを題材にした灯籠(ねぶた)が登場したのは、平民芸術が爛熟期を迎えた文化年間でしょう。その様子を江戸の風流人滑稽舎語仏(こっけいしゃごぶつ)が「奥ノしをり」に書いているといわれており、郷土史家の松野武雄さんが、昭和41年8月の東奥日報に書いています。 《天保十三年(一八四三)秋田の能代で七夕祭りを見た。それは〝ねむたながし〟と称して人形を出している。高さ3丈ぐらい(約十m)大きさ三間(約6m)四方の神功皇后三韓統一や加藤清正朝鮮遠征の人形で、ロウソクをともして、地車でひいている。人びとはカネ、太鼓、ホラガイではやしたて踊り騒いでいた。

青森ねぶた祭の特色の一つに、はねとの大乱舞があります。昔はおどりこ(踊子)といいました。いつの頃から〝はねと〟と呼ぶようになったかは定かではありません。しかし青森ねぶたに踊りがついていたことは、安永年間「一七七二~一七八一」の記録に残されています。当時すでに車で引くものもありましたが、大半は担ぎねぶただったようです。一人がねぶたを担ぎ上げ、四方から支えています。明治時代に入って青森ねぶたは一層大型化しました。明治三年の浜町のねぶたは、高さ十一間のもので百人で担いだといわれています。 

しかし明治新政府から任命された青森県令(今の知事)菱田重喜は、地方の旧習を悪習ときめつけ、ねぶたを始め盆踊りなどまかりならんと、明治六年、禁止令を出しました。 大正の末期から昭和の初めにかけて凶作、金融恐慌、労働運動の目ざめ、そして生活の洋風化が著しい時代でした。不安を茶化したり、社会を批判する姿勢が、ばけと(化け人)の数を多くしたのかもしれません。祭りは、青森市が戦災を受けた昭和二十年には中止されましたが、翌二十一年には油川や旭町で出されました。青森ねぶたが、現在のように大型化したのは戦後です。その歩みは、観光化という大きな流れに乗り、どんどん巨大化してきました。(青森ねぶた祭HPを参照、一部引用)

上記2枚の画像はオマツリジャパンさんの記事より引用

今回は、2022年の夏に実際に青森でも運行した、ねぶた師・北村春一さん作のねぶたをトラック何台もに分けて運んできたそうです。先頭は「ミスター跳人」たち。跳躍がひときわ高くて跳ね方もカッコいいです。ねぶたは高さ5m、幅9m、重さは4tもあり、これを1台あたり20人くらいの「曳き手」たちがねぶたの下に入り人力で動かしています。ねぶたの周りには「扇子持ち」がいて、扇子とホイッスルで曳き手たちに合図を送りねぶたを誘導していきます。このようにねぶた祭りを行うには多くの人の力が必要です。皆さん本当にありがとうございました。

 

 

秋田竿燈まつり

 

秋田竿燈まつりは軽快なお囃子に合わせ、重さ50㎏の竿燈を、額、肩、腰と自在に操るダイナミックかつスリリングな技の数々です。260年もの伝統を誇る極上のエンターテインメント!竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたという。現在残っているもっとも古い文献は、寛政元年(1789)津村淙庵の紀行文「雪の降る道」で、陰暦の7月6日に行われたねぶりながしが紹介されている。このときにはすでに秋田独自の風俗として伝えられており、長い竿を十文字に構え、それに灯火を数多く付けて、太鼓を打ちながら町を練り歩き、その灯火は二丁、三丁にも及ぶ、といった竿燈の原型が記されている。宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したものと言われている。ねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていった。丈の長さがだんだんと増えていき、最後には天井にも届くような長さになり、竹のしなりを操り様々な技を繰り出す壮大なエンタテイメントとなりました。

 

 

秋田竿燈まつりは2022年8月3日(水)~8月6日(土)に開催され、秋田の夏の風物詩となっていますが、今回はふるさと祭り東京2023に登場。はじめは水平に置かれている竿燈。これが垂直に立ち上がっていきます。今回、秋田観光レディーのお二人が「ドッコイショー、ドッコイショ」の掛け声を担当。コロナ対策のため、観客は声を出さず掛け声に合わせて手拍子で応援します。太鼓と笛によるお囃子が始まり、秋田市竿燈会の加賀屋会長の合図で10本の竿燈が一斉に空に向かって立ち上がりました。
その後、竿燈を差し上げている背後から別の差し手が1.2mほどの「継ぎ竹」を持ってきて足し、竿燈はどんどんその高さを増していきます。大人用の竿燈「大若」は重さが50キロ、高さが約8m。継ぎ竹を何本も足していくと17~8mにもなり、ビルの3階~4階建てぐらいまでに達するそうです。竿燈は提灯を「米俵」、竿灯全体を「稲穂」に見立てていて、豊作祈願の意味が込められているそうです。最後は東京ドームの天井まで届くかと思われるほど高く竿燈が上がり、今にも竹が折れるかとくらいしなって、ハラハラドキドキのステージでしたが、それだけ観ていて楽しいステージでした。

秋田竿燈の囃子は町中を練り歩く時に奏でる「流し囃子」と演技中の「本囃子」の2種類。五臓六腑に響く勇壮な太鼓と空に抜けるのびやかな笛の音。竿燈囃子がまつりの訪れを告げる。巨大で重い竿燈を差し手たちはすべて片手で掲げるわけですが、その技には5種類あります。

(画像はオマツリジャパンレポートより引用)

流し 「流し」は、竹を継ぎやすいように支える技です。利き手で竿燈を支え、一旦手のひらで    静止。その後、指の間から15cmから20cmずらして持ちこたえます。

平手 竿燈を高々とかざし上げる「平手」。竿燈の基本技でもあります。片手で竿燈をかざし、もう片方の腕を広げることでバランスをとります。

 竿燈を額で支える「額」では、利き腕の手のひらで竿燈を受け、指の間から少しずつずらしながら額に乗せます。両腕を大きく広げることでバランスをとります。

 竿燈を肩で支える技の「肩」。5種類の技の中では最も覚えやすい技とされています。利き腕を曲げないでゆっくりと肩に降ろし、首の付け根あたりで止めます。この時、軸足と肩を一直線にするのがポイントだそうです。

 5種類の技の中で最も難易度が高いとされる「腰」。利き腕の手のひらに竿燈を受け、 指の間からずらして腰に乗せます。上体を横に傾け、両足を開いてバランスをとります。演技のクライマックスに披露される技なので、見事成功すると会場は大盛り上がりです。実際は提灯の明かりはロウソクですが、今回はLEDとのことで重いとのこと。本番では風などの影響もあり操作が難しそうですが、皆さんの巧みな技に感動の一言でした。

 

 

郡上おどり 

 

(以下文章は下記郡上おどりHPより引用)

夜風が君の髪をなで、月がぽっかり浮かぶころ、

「郡上のナァ〜」の唄声と、 三味(しゃみ)に太鼓に笛の音(ね)が、

川の瀬音に重なって、郡上おどりの夜がひらく。

ゆれる提灯、ゆかたの影、 響く手拍子、げたの音。

忘れかけてた日本の夏。 心おどる夢一夜。

郡上おどりHPより引用

2022年郡上おどりはユネスコ無形文化遺産に登録されました。郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」 の歌詞で知られる郡上おどりは400年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」と奨励したため年ごとに盛んになったものです。そんな歴史背景から郡上おどりは誰もが、つまり観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという楽しさがあるのです。ここに郡上おどりは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれる理由があ ります。お囃子と下駄の音、それに川のせせらぎが重なって山あいにこだまする夏の夜の風情。 圧巻は徹夜で踊る盂蘭盆会の夜明け近く、東の空が白々と明けゆく頃。 その時は歌い手と踊り手の息がピッタリと合って夏の夜の短かさを惜しむように踊りがつづきます。

郡上おどりHPより引用

郡上おどりの種類は全部で10種類。 種類が多いのも郡上おどりの特徴です。これは江戸時代に城下での盆おどりを奨励するため郡上の藩内のあちこちの村に伝わっていたおどりを集めたためといわれます。最初にはじまるのが「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる…」の歌詞でよく知られている「かわさき」。次に出てくるお刺し身にあたるのが活きのいい「春駒」。日本の民謡には珍しいアップテンポの踊りです。 焼き物の鮎の塩焼で骨抜きにてこずるように「三百」はちょっと間違えやすい踊り。次の落ち着いた調子の「やっちく」は煮物にあたります。「げんげんばらばら」と変わった名前で動きの早いこの踊りはいわば揚げ物。おすすめの強肴にあたるのが特徴ある「さわぎ」か「猫の子」。 たらふく食べて、呑みすぎて最後の水物はサラリと後味のよい「まつさか」といえるかもしれません…。こういった踊りの配列は先人のアイデアとはいえスポーツ科学の上でも、とても合理的な順序になっていることが学説でも証明されています。郡上おどりが徹夜ででも延々と踊り続けられる理由はここにあるのです。

 

 

 

祖霊たちを送る盆の八月十六日。出羽の山並みに日が沈むころ、 羽後町西馬音内に寄せ太鼓の囃子が鳴り響きます。 やがて、着飾った子供たちが、篝火のたかれた本町通りで音頭の踊りを披露し、三日間にわたる盆踊りが幕を開けます。およそ七百年前に始まったとされる西馬音内盆踊り。昭和十年(1935)の東京での始めての公演をきっかけにして形式が整えられ、五十六年には高い芸術性を有する文化として国の重要無形民俗文化財に指定されました。 伝統の技はしっかりと受け継がれ、磨き上げられ、新たな歴史を刻んでいます。

 

西馬音内盆踊りの文化・歴史

 

西馬音内盆踊りの起源・沿革については記録されたものが全くないため、すべて言い伝えによるものです。最も古い起源としては、鎌倉時代の正応年間(1288~93)に源親という修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、ここの境内で豊年祈願として踊らせたものという説があります。 これに、関ヶ原の戦いで敗れ慶長6年(1601)に滅んだ西馬音内城主小野寺一族を偲び、土着した臣下たちが宝泉寺(西馬音内寺町)の境内で行った亡者踊りがいつの頃からか合流したと言われています。また、踊りの場所が現在の西馬音内本町通りに移ったのは天明年間(1781~1789)の頃だと伝えられています。(文章は羽後町のHPより引用)

西馬音内盆踊りの振りは、「音頭」と「がんけ」の2種類で構成されています。「音頭」は、優雅で静かな抑揚のある踊りが特徴です。江戸時代の西馬音内の町は、北前船によって京都・大阪と経済的につながっていたため、その文化的影響が及んでいると考えられています。振り付けは微妙に異なる1番と2番とがあり、交互に繰り返して踊られます。もう一方の「がんけ」に比べると覚えやすく、初心者向けであり、子供が最初に習う振りでもあります。「がんけ」は、「音頭」に比べて踊りのテンポが速いのが特徴で、少し難易度の高い踊りです。名前の由来は、月光の夜を飛ぶ雁の姿を連想した「雁形(がんけい)」、仏教の布教活動を意味する「勧化(かんげ)」、現世の悲運を悼み来世の幸運を願う「願生化生(がんしょうけしょう)」など諸説あります。こちらも振り付けは2種類あり、特に2番の輪を描くように横に1回転する動きは「輪廻転生」を意味するとも言われ、亡者踊りと称される所以でもあります。お囃子は、寄せ太鼓、音頭、とり音頭、がんけの4つの種類があります。

 

ご当地キャラふれあいタイム

 

 

 

1/19 ふるさとステージ

 

佐渡民謡

 

佐渡の民謡は、盆踊り唄、労作唄、祝儀唄、神事唄を含む季節行事唄、仏教唄などに分けられます。現在、佐渡の民謡として一般に親しまれているのは、この中の盆踊り唄にあたります。盆踊り唄の中にも13種類がありますが、最も多く歌われたのが「音頭」と「甚句」で、このほかに、おけさ節があります。その中で佐渡おけさ、相川音頭、両津甚句は、全国的にも知られる民謡となっています。

佐渡の民謡というと「佐渡おけさ」が有名だと思います。このステージでも「佐渡おけさ」を中心として盆踊り唄に合わせて踊りが披露されました。佐渡の芸能は様々、佐渡の鬼太鼓は私も知っていますし、江戸時代、佐渡金山を通して幕府直接統治となったことが文化の特徴を形成する大きな要因となりました。奉行や用人の交替に伴う往来はもとより、金銀銅などの輸送に伴う、佐渡の地役人の江戸との往還などで、文化の交流が深まりました。また、日本海航路の寄港地としての佐渡が発展しました。島から出ていかなかった芸能は、全国の芸能のほとんどの分野を網羅しているといえます。


 

 

花笠踊り

 

従来の踊りは、地域によって笠をかぶっての手踊りや、笠を手に持って回して踊るものなど、10種類あまりの様々な踊りがありましたが、第1回目の花笠音頭パレード(のちの『山形花まつり』)開催に向けてそれらを一本化し、誰でも手軽に踊れる現在の日本舞踊的な新振り付けの「正調花笠踊り~薫風くんぷう最上川もがみがわ~」(通称:女踊り)が誕生しました。その後、平成10年(1998年)には男性的な踊りの「正調花笠踊り~蔵王ざおう暁光ぎょうこう~」(通称:男踊り)を発表しました。いまでは、華麗な正調女踊り「薫風最上川」、勇壮な正調男踊り「蔵王暁光」の他、花笠踊り発祥の地・尾花沢系の「笠回し系花笠踊り」や、参加者が独自に趣向を凝らした「創作花笠踊り」など、多彩な踊りが加わりました。(花笠まつりHPより引用)

 

西田あい

 

12:30からは西田あいさんが登場。西田さんは鹿児島県出身ということで鹿児島代表として歌われたたとのこと。鹿児島弁で歌う「時の流れに身をまかせ」でふるさと祭りにふさわしい個性豊かな楽曲を歌唱。自信のオリジナル曲「Smile-幸せのタネ-」ではお客さんと一緒に手を大きく左右に振ったり、トークも交えてファンサービスを行ったりと会場を大いに盛り上げました。

 

 

1月19日 DJ KOO×鳳蝶美成登場!

盆踊りとコラボレーション スペシャルステージ

日時 1月19日(木)20:00~(予定)
会場 お祭りひろば

 

 

 

 

DJCOOツイッターより引用