~岩佐美咲、つぐない、ふるさと日和を歌う~23/4/16放送 新BS日本のうた渋川市レポ | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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岩佐美咲ブログより

3/16収録 新・BS日本のうた 群馬県渋川市

 

日時2023年3月16日(木)

開場/午後5時20分 開演/午後6時

会場渋川市民会館 

出演 青山新、秋岡秀治、石原詢子、岩佐美咲、千昌夫、原田悠里、松原健之、水田竜子、水森かおり、杜このみ ほか(五十音順)

 

放送予定

本放送 :2023年4月16日(日)午後7:30~8:59    BSP/BS4K
再放送 :2023年4月22日(土)午前11:30~午後0:59 BSP/BS4K
再々放送:2023年4月28日(金)午後4:30~5:59    BSP/BS4K

 

 

下記文章はNHK新BS日本のうたHPより引用

名曲満載・春の演歌まつり!千、石原、水森、原田、杜

初回放送日: 2023年4月16日

春に聞きたい名曲演歌をこれでもかとお届けします。春の花を歌った名曲、遠藤実演歌、欠かせない“ふるさと演歌”など。二葉百合子のセリフ入り演歌で原田・石原の共演も! 今回は「お座敷小唄」「恋は女の命の華よ」「手紙」「東京の花売娘」「恋の奴隷」「湯島の白梅」「柔道一代」「つぐない」「望郷酒場」【スペシャルステージ】は「北国の春」「花笠道中」「浮草ぐらし」「櫻の花のように」「沈丁花」「君がすべてさ」「他人船」「からたち日記」「いい湯だな」「女国定」「おさらば故郷さん」「ふるさと日和」「リンゴ花咲く故郷へ」「夕焼け雲」ほか。

 

今回のみどころは?(渡辺アナによるみどころ紹介)

今回の舞台は、伊香保温泉が有名な群馬県渋川市。「名曲満開!演歌春まつり」と題して、春にじっくり聴きたい演歌の名曲をお届けします。お湯が湧き出るように“ワクワク”する、心も“ホット”に温まる春の名曲が盛りだくさんです!そして、このステージの大黒柱である千昌夫さんが、本番はもちろん舞台裏でも歌手の皆さんに優しい言葉をかける姿が印象的でした。まるで家族が集まっているような雰囲気なんです。春の歌が心に沁みる、心が温まるステージ!歌手の皆さんの熱い思いも感じていただけます。 「おぉ~元気!?高安頑張っているねぇ」。千昌夫さんと相撲談義で盛り上がっていたのは、杜このみさんです。およそ1年ぶりの番組ご出演で、トップバッターとして「お座敷小唄」を披露。「実は日本のうたで1曲目を務めるのは初めて。会場の皆さんと一緒に明るく幕開きしたいですね!」と胸を躍らせていました。とても楽しそうに歌われる杜このみさんの姿に、きっとテレビの前の皆さんも自然と笑顔になりますよ。杜さん、おかえりなさい! そんな和やかな雰囲気の中、緊張していたのが…青山新さんです。歌うのは、千さんが昭和43年に発表した「君がすべてさ」。青山さんがデビュー前のレッスン曲として何度も歌っていた思い出の1曲です。しかも千さんとのデュエットは、今回が初めてだそう!「君がすべてさ」と後輩に指をさしながら語りかける千さんと、先輩の優しさを受け止めて少しずつ表情が明るくなっていく青山さんが寄り添うステージは、まさに心が“ほっこり”する時間です。 さらに、原田悠里さんと石原詢子さんの“熱い”思いにも感銘を受けました。お二人が歌ったのは、群馬が誇る名峰・赤城山を舞台にした名曲「女国定」。60年以上前に発表された二葉百合子さんのデビュー曲です。原田さんと石原さんは、「ゆり姉」「じゅんじゅん」と呼び合う二葉さんの門下生。「セリフが詰め込まれた節回しが難しい曲なので、番組収録前に先生のもとへレッスンに行った。先生の曲を歌い継ぐ立場として身が引き締まる思い」とおっしゃっていました。二葉さんから「自由に歌ってほしい。番組で歌ってくれることがとても嬉しい」とエールを送られたお二人が、足を広げながら勇ましい立ち姿で渡世人になりきるステージは、聴き応え、見応えがあります。尊敬する二葉さんの大切な曲を、歌の舞台である群馬で披露する原田さんと石原さんにご注目ください!

 

 

 

~上州いい湯いい歌至福の旅~

3/16草津温泉~新BS日本のうた渋川市レポ

 

草津温泉へ
私はこの日渋川での新BS日本のうた収録に参加するのが目的で、群馬県に行きました。そして久しぶりに草津を訪れました。千葉から早朝5時半くらいの電車に乗る必要がありました。思い通りに乗り継ぎもスムーズに済み、長野原草津口に着いたのは10:20ころ、そこからバスで22分、草津温泉に到着しました。

草津温泉は毎分3万2300以上の自然湧出量は日本一。室町時代には万里集九が有馬温泉や下呂温泉とともに「三名泉」とし、江戸時代には林羅山もこれらの三温泉を「天下の三名泉」と記した(日本三名泉)。 江戸時代後期以降何度も作られた温泉番付の格付けでは、当時の最高位である大関(草津温泉は東大関)が定位置であった。「草津温泉」も古来からの名称であるが、かつては、「草津湯/草津の湯」、あるいは、上野国の異称である「上州」を冠して「上州草津湯/上州草津の湯」と呼ぶことが多かった。現在でもこれらを踏襲した雅称「草津の湯」「上州草津の湯」は頻用される。

湯畑(ゆばたけ)
白旗(しらはた)
白幡の湯
熱の湯
西の河原(さいのかわら、にしのかわら)

西の河原露天風呂HPより引用

私が入った温泉は、湯端から1分ほどにある大阪屋の温泉です。大阪屋は江戸時代から伝わる伝統的な建築様式で作られた雰囲気のある旅館で、温泉は内湯と露天風呂があり、13:00~16:00迄日帰りでも温泉に入ることができます。予想通り貸し切り状態で、とてもいい湯で心も体も癒されました。
君子の湯
大阪屋HPより
大阪屋の湯で癒された後、湯端でしばしくつろぎ、14:30ころ草津温泉を後にしました。
 
 
岩佐美咲ブログより引用
~岩佐美咲、つぐない、ふるさと日和を歌う~
2023年3月16日収録4月16日放送
新・BS日本のうたレポ 群馬県渋川市

 

岩浅美咲さん、前回群馬県渋川市で新BS日本のうたに出演したのは2020年2月20日、今回と同じ場所、渋川市民会館での収録回でした。このころからコロナ感染が拡大し始め、イベントが次々と中止になっていくさなか、いわば新BS日本のうたが会場で行われた最後のほうになる貴重な収録になりました。今回3月にふたたびこの場所で開催することになり、大変うれしく思います。

今回は群馬県渋川市からお送りします。前回の収録で岩佐美咲さんは「ちあきなおみさんのデビュー曲「雨に濡れた慕情」を歌唱されました。当時25歳の岩佐美咲さんが大人の雰囲気溢れるこの曲をどう歌いこなすか?岩佐さんこういう大人の歌を歌っても違和感なく歌いこなしていまいた。岩佐さん、新BS日本のうたでは演歌の名曲や大人っぽい曲にも挑戦させてもらって、NHK様には感謝です。今回2023年3月の歌唱でも本格的な昭和の名曲にチャレンジさせて頂きました。渋川市長さんも言っておられましたが、前回はコロナで様々なイベントが中止になる前最後の新BS日本のうたの収録、今回は満席に近いお客さんの前での開催、前回はここ渋川市民会館がリニューアルされたばかりの記念すべき収録で、ちょうど3年の時を経て同じ場所で開催できることは、まことにうれしい事でありますとおっしゃっていました。

当日私は草津温泉を離れ、長野原草津口駅15:50発の吾妻線で渋川に向かいました。到着は16:50、そこからはだいぶ歩いたような気がしますが、20分ほどで渋川市民会館に着きました。入り口付近にはすでに地元の方や、各アーティストのファンの方達もいらしており、建物の中にも多くの人が開場を待っておりました。予定通り17:20に開場になり、お客さんが着席すると、心なしか前方のほうがより埋まっていたように思いました。
渋川市民会館HPより引用
会場内は撮影禁止でしたので様子は載せられませんが、始まる前から熱気に包まれていました。18:00になりNHK前橋放送局の方のお話、舞台監督さんも登場して、渋川市長さんのお話と続き、NHKアナウンサーの方の登場となり、前の日に伊香保温泉に行かれたことや会場の雰囲気を和ませるように軽妙なお話で、拍手の練習など事前の準備が進みました。舞台監督さんからは注意事項についてのお話もありました。

水森かおりブログより

内容について少し話しますと、いつものように名曲を披露、桜も咲こうかというこの季節にちなんだ歌の数々、群馬県と言えば温泉ということもありますが、地元に関係する歌のコーナーもありました。途中活気タイムがあり、水森かおりさんのトークコーナーがあり、ここは放送と関係ないので少し述べさせていただきますと、水森さん「渋川いい所ですよね、一番好きで老後は渋川でと決めています」とご当地ソングの女王らしく、いつもの調子でその土地の事を称えていました。また新曲「日向岬」により日向市の観光大使に任命されたというお話もされていました。

 

以下の画像はNHK新BS日本のうた4/16放送より引用

そして「新BS日本のうた!」の掛け声とともにいよいよ開演です。代表して千昌夫さんの一言「もう春ですからあったかい歌を歌いたいと思います。楽しんで下さい」まずは番組名物古今東西名曲特選。トップバッターは杜このみさん、曲は「お座敷小唄」杜このみさんはステージでは久しぶりに拝見しました。先日福祉大相撲で高安関がお楽しみ歌くらべに出演した時、客席で高安関の母親と、娘さんとで観に来ていて、幸せそうな家庭を持っていらっしゃるのだなあと安心しましたが、やはり演歌を歌わせると一級品で、演歌界にとって欠かせない存在であることを再認識しました。

森昌子さんが歌った「恋は女の命の華よ」を石原詢子さんが、由紀さおりさんの代表曲「手紙」を水森かおりさんが歌いました。青山新さんの活躍も光っていて、演歌も歌わせたら超一級品と、まさしく演歌界のホープですね。続いては鶴岡雅義と東京ロマンチカの「小樽の人よ」を青山新さんが、戦後間もない昭和25年さわやかな歌を響かせた「東京の花売娘」、松原健之さんの優しい歌声がぴったりです。

大胆な歌唱で一大ブームを巻き起こした奥村チヨさんの「恋の奴隷」を水田竜子さんが、泉鏡花の詞から生まれた「湯島の白梅」を原田悠里さんがゆったりと「柔道一代」を秋岡秀治さんが年輪を感じさせる味のある歌唱で、皆さんそれぞれが雰囲気をもって歌っているところが素晴らしかったです。そして岩佐美咲さあんが「つぐない」を歌唱。このコーナー最後は「故郷が家族が浮かぶこの歌で酔いしれていただきましょう」と千昌夫さんの「望郷酒場」で締めました。

 

 

岩佐美咲「つぐない」テレサテン

 

つぐない」は1984年1月21日に発売されたテレサ・テンの14枚目のシングル。テレサ自身によって、「償還」というタイトルで中国語版としても発売された。テレサ自身オリコンチャートでは初のベストテン入りを果たし、オリコンセールスは44.2万枚。第17回日本有線大賞、および第17回全日本有線放送大賞(年間)で、テレサ自身初となる東西有線大賞でグランプリ2冠受賞を達成した。作曲家の三木たかしが語ったことによると、フリオ・イグレシアスが巻き起こした“フリオ・フィーバー”の影響下にあり、後に西城秀樹もカバーした「33才」をモチーフにこの「つぐない」を完成させたそうである。

岩佐美咲さんの「つぐない」はファンの人気投票によるリクエストで選ばれ「リクエストカバーズ」というアルバムに収録されました。岩佐さんはテレサテンさんの曲が好きであり、このアルバムの中でも「時の流れに身をまかせ」とともに2曲テレサテンさんの曲がカバーされていますし、他にも「空港」や「別れの予感」などテレサテンさんの曲を多くカバーされています。なぜそこまでテレサテンさんの曲を好んでカバーするのか?透明感のある歌声と素直な歌い方が和製テレサと言われるほどフィットしていて、大変気持ちよく彼女自身の自然な感情で歌えるのだと思います。岩佐さんの優しい感性に近い歌がテレサテンさんの歌なのです。それでは歌詞を見てみましょう。

窓に西陽があるたる部屋はいつもあなたの匂いがするわひとり
暮らせば想い出すから壁の傷も残したまま置いてゆくわ

愛をつぐなば別れになるけどこんな女でも忘れないでね

優しすぎのあなた子供みたいなあなた明日は他人同志になる

しばらく心残りはあなたのこと少し煙草もひかえめにして

過去に縛られ暮らすことよりわたしよりも可愛い人探すことよ

愛をつぐなえば重荷になるからこの町を離れて暮らしてみるわ

お酒のむのひとり夢を見るものひとりあすは他人同志になる

でも愛をつぐなえば別れになるけど こんな女でも忘れないでね

優しすぎるたの子供みたいなあなたは他人と同じ志になります

岩佐さんがこの「つぐない」を歌った頃はまだ若かったかもしれない。内容が大人っぽく恋愛経験を積んだ女性でなければ本当の意味は分からないかもしれない。しかし、岩佐さんは自分のものとして歌いこなしています。これは内容というよりは、テレサさんの自然な優しさとか、女性としてのかわいらしさというのが特に岩佐さんに共通するものであったからでしょう。現在岩佐さんは28歳、年相応になって、この歌を歌う時の心境が分かるようになり、ますます深みを増した美しくナイーブな感情表現が聴かれた今回の歌唱であったように思います。

水森かおり先輩 杜このみさん 3人で撮って頂きました。水森先輩がいらっしゃると本当に緊張している中でもほっとして心強いですし、昨日もたくさん笑わせて頂きました。杜このみさんとは本当に久しぶりにお会い出来ました!嬉しい!(岩佐美咲ブログより)

 

名曲満載・春の演歌まつり!

 

さあここからはお待ちかね「名曲満載・春の演歌まつり!」です。石原「冬の辛さ寒さを耐え忍ぶ情念変化も素敵なんですけど、今夜は春爛漫でございますので、心がポカポカするような明るくなるような演歌をたくさん用意しております」水森「春は花咲く季節ですし、花がモチーフの華やかな演歌もお届けします」松原「女性陣はもちろん途中で着替える男性陣にもご注目ください」杜「皆さんに暖かい気持ちになっていただきたいと思います」司会「千さん楽しいお祭りになりそうですね」千「はいそうなんですよ。みんないいこと言うもんですからね。私が付け加えることはございません」

「それは幕開けはこれぞ春祭りという歌を5曲続けて聴いていただきましょう」最初に「北国の春」千「大きい声で歌えないでしょうからマスク越しに小さい声で歌ってください。白樺青空南風・・・」千昌夫さんのおおらかな歌い方に出演者の楽し気なコーラス、春を呼ぶ代表曲を歌いました。雄大な自然とメロディー、心が洗われるようなすがすがしい気分にさせられる素晴らしい演歌ですね。

「続いて春ののどかな旅路を感じてください」と「花笠道中」を原田悠里さんが歌いました。英ズムも調子よく気持ちが明るくなりました。「心から好きになった人と苦労を承知で一生暮らす。都はるみさんの名曲です「浮草ぐらし」」と杜このみさんが歌唱。こぶしとか抑揚の付け方、声質など杜このみさんの演歌はやっぱり素晴らしいです。「たった一度きりの人生、たとえ短く終わっても華々しく散りたい。中条きよしさんが歌った「櫻の花のように」」松原健之さんが歌唱しました。「あきらめきれない恋、その思いを静かに見つめていた可憐な春の花。石川さゆりさんの「沈丁花」」石原詢子さんの歌唱です。

 

「いやあ名曲満開でしたね。千さん青山さんどうされました?」千「演歌と言えば私の恩師遠藤実先生、国民栄誉賞迄いただいた大恩師でございますけれど、その遠藤先生の歌を今日は青山新君と歌いたいと思います」司会「千さんはどうして青山さんと歌いたいと思ったのですか?」千「どうしてって見ればわかるでしょ。青山君このイケメン、昔の千昌夫を見てるみたいじゃありませんか。どうですか皆さん、そこに不満そうな方がいらっしゃいますけれど。それと千昌夫と青山新、千と新でこれから私は名前を変えて新昌夫と言わせて頂きます」青山「今回、千さんの「君がすべてさ」を歌わせて頂きます。デビュー前この歌をレッスン曲として何度も練習して思い出深い曲なんですけれども、千さんにどうしても歌わせて頂きたいということでお願いさせて頂きました」千「歌うだけじゃなくて何かお礼も・・・まあ嬉しいこと言ってくれますねえ」

今回は遠藤実作品をあと2曲、水田さんに「他人船」を水森さんに「からたち日記」を歌っていただきます。千「うちの先生はこの他人船作詞作曲でございます。先生は作曲だけだと思われると思いますが、作詞もいろんな歌を作ってるんですよ」司会「楽しみです。それでは遠藤実さんの曲を3曲続けてお聴きください」今回の出演者の皆さんはどのような歌唱をされたのでしょうか?やはり千昌夫さんは貫録を示して、さすがという迫力のある歌とトークで場を仕切っていたように思いますし、楽しみにしていた原田悠里さんや秋岡秀樹さんらベテランも慣れたステージをこなしていました。千さんと青山さんは歳の差はあれど、演歌という歌でつながった相性ピッタリの歌唱でした。水森さんの「からたち日記」すごく丁寧に大事に歌っていて大変よかったです。

 

この町この一枚のコーナーでは伊香保温泉も近いということで、石段街の写真について石原詢子さんとそのお話もされていました。365段ということで、温泉街が一年中にぎわいますようにと作られたものだということでした。温泉入りたいなあと浴衣姿の男性陣が登場、「群馬県各地の温泉が登場する歌詞で温泉を巡ってください。ということで「いい湯だな」を千さんを筆頭に皆さん楽しく歌いました。草津、万座、水上、伊香保いろいろ出て来て、千「そろそろ本当に温泉に行くベか」秋岡「いやいやまだまだ出番はありますから。群馬県と言えば名峰赤城山」司会「続いてはその赤城山を舞台にした二葉百合子さんの「女国定」をお届けします」この歌は原田悠里さんと石原詢子さんが情緒たっぷりに、セリフのところなど意気を感じる歌唱でした。

 

「さて演歌と言えば恋、鮭、人生といろいろありますが、やはり欠かせないのが故郷を歌った曲です。今夜の名曲満載・春の演歌まつり、締めくくりはそんな故郷への思いあふれる名曲をお届けします。水森「故郷を歌った名曲色々ありますよね。デビューした時は東京出身というコンプレックスがあったんですけど、全国各地のご当地ソングを歌わせて頂いて、その歌の舞台が大切な故郷に変わって、自分の原点がここ東京なんだなと胸を張って思えるようになったというのはすごく大きな財産だと思います」司会「それでは故郷への様々な心情を歌った4曲を続けてお聴きください」

「敏次を経てすっかり買わttあ故郷、それでも懐かしく思う気持ちは変わらない」曲は「おさらば故郷さん」杜このみさんが歌いました。久しぶりの新BS日本の歌出演の杜このみさん大活躍でしたね。「いつでも昔に戻れる、元気をくれる、ここは母の腕の中のようなあたたかな場所。森昌子さんが歌った「ふるさと日和」」岩佐美咲さんが歌いました。この曲ついては以下に述べます。「遠い土地で暮らしても思い出の風景。三橋美智也さんの歌った「リンゴ花咲く故郷へ」」秋岡秀治さんが歌唱。トリはやはり千昌夫さんで「夕焼け雲」「本当に帰りたいのはあの日の故郷。空が真っ赤に燃えていた遠い日の故郷」どこか哀愁の漂うメロディーに声量のある千昌夫さんの歌声、大変印象に残る歌唱でした。

 

 

岩佐美咲さんの歌う「ふるさと日和」

 

「ふるさと日和」は1983年発売の森昌子さんの曲。作詞:杉紀彦 作曲:森田公一 編曲:竜崎孝路 このころの森昌子さんの状況 1983年(昭和58年)、『越冬つばめ』で第25回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。感激の余り受賞時に嬉し涙を流しながら歌い、その後の第34回NHK紅白歌合戦でも泣きながらの歌唱となる。このほか、TBSの金曜ドラマ『想い出づくり。』などドラマにも出演、女優としても活躍した。1985年(昭和60年)、第36回NHK紅白歌合戦で初の紅組司会を、歌手出番では2度目の紅組トリをそれぞれ務める『愛傷歌』の歌唱前から感極まって号泣したため、途中で歌えなくなった。1986年(昭和61年)10月1日に森進一と結婚。1987年から、シングルレコードの新発売がなくなる。

「ふるさと日和」が発売された年は森昌子さんの代表曲「越冬つばめ」が発売された年です。「越冬つばめ」はこの年の後半で、冬の厳しい寒さを歌った歌ですが、「ふるさと日和」は春の陽気に包まれた心地よい歌です。ぽかぽかと暖かい春の陽気のように故郷への思いを歌った心温まる曲です。ふるさとで待っている母の限りない愛情。いつか帰るべき居心地の良い空間。岩佐さんはその故郷への思い、ほんのりとしたあたたかい感情を見事に表現しています。

彼女は「越冬つばめもカバーしていてお得意の歌の中の一つです。ヒュールリーヒュールリーララーというところのファルセットの部分の歌い方が冴え、とても美しい表現をします。その岩佐さんが「越冬つばめ」の凍り付くような厳しさとは正反対のこの森昌子さんの「ふるさと日和」を暖かい人間味のある歌声で丁寧に言葉を紡ぎ出し、見事に歌いこなしています。柔らかく優しい素直な歌声、まさに岩佐さんにぴったりの歌です。彼女は曲によって意識して歌い方も変えています。同じ森昌子さんの歌でも森さん本人同じように、自分なりの解釈を加え、どうやって歌おうと試行錯誤を重ねているように思います。今回の歌唱でもこの岩佐美咲さんの真価が見て取れ、彼女の穏やかな笑顔に癒されました。この歌を聴くためだけでも来た甲斐があったというような価値ある歌唱だったと言えましょう。

 

最後のコーナーは特報新曲情報。青山新さんの「女の始まり」水田竜子さんの「京都の町からもう一度」。なんでも青山さんは子供のころから青江三奈さんや八代亜紀さんにあこがれていて、女歌を歌ってみたかったとのこと。歌声も内容もいい曲ですねえ。「今夜の締めくくりは水田竜子さんで「京都の町からもう一度」」素敵な歌でお二人とも頑張ってください。「群馬県渋川市からお届けしてきました新BS日本のうた、そろそろお別れの時間となってきました」原田悠里「春いっぱい幸せいっぱいの気持ちになりました」「そしてご出演頂いた歌手の皆さんありがとうございました。それでは終わりは番組のタイトルで締めましょう。皆さん元気よくお願いします。新BS」全員「日本のうた~!」

今回は現地で収録の模様を観る事ができ、草津温泉にも行けて至福の時間でした。これだけの内容を1時間半にまとめるNHKさんの仕事ぶりは大変勉強になりました。皆様のリクエストを尊重し価値ある昔からの日本の音楽を構成する手腕は驚くばかりですし、それだけに貴重な番組だと思います。またそれにこたえて、わずかなリハーサルの時間で本番をきっちりこなす出演者の皆さんはさすがプロだと思います。制作されたスタッフさん、出演者に皆さん、観客やテレビでご覧いただいた方々本当にありがとうございました。

岩佐美咲ブログより

 

4/16放送 新BS日本のうた渋川市 セットリスト

「名曲満載・春の演歌まつり!千、石原、水森、原田、杜」

 
曲番 曲 名 発表年 歌手名 オリジナル歌手
【古今東西 名曲特選】
M1 お座敷小唄 S.39 杜 このみ 和田弘とマヒナスターズ 松尾 和子 
M2 恋は女の命の華よ S.60 石原 詢子 森 昌子 
M3 手紙 S.45 水森 かおり 由紀 さおり 
M4 小樽のひとよ S.42 青山 新 鶴岡正義と東京ロマンチカ 
M5 東京の花売娘 S.21 松原 健之 岡 晴夫 
M6 恋の奴隷 S.44 水田 竜子 奥村 チヨ 
M7 湯島の白梅 S.17 原田 悠里 小畑 実 
M8 柔道一代 S.38 秋岡 秀治 村田 英雄 
M9 つぐない S.59 岩佐 美咲 テレサ・テン 
M10 望郷酒場 S.56 千 昌夫 千 昌夫 
【スペシャルステージ ~名曲満開 演歌 春まつり~】 
M11 北国の春 S.52 千 昌夫・全員 千 昌夫 
M12 花笠道中 S.33 原田 悠里 美空 ひばり 
M13 浮草ぐらし S.56 杜 このみ 都 はるみ 
M14 櫻の花のように S.59 松原 健之 中条 きよし 
M15 沈丁花 S.53 石原 詢子 石川 さゆり 
M16 君がすべてさ S.43 千 昌夫・青山 新 千 昌夫 
M17 他人船 S.40 水田 竜子 三船 和子 
M18 からたち日記 S.33 水森 かおり 島倉 千代子 
M19 いい湯だな S.40 千 昌夫・秋岡 秀治・松原 健之・青山 新 デューク・エイセス 
M20 女国定 S.32 原田 悠里・石原 詢子 二葉 百合子 
M21 おさらば故郷さん S.41 杜 このみ 加賀城 みゆき 
M22 ふるさと日和 S.58 岩佐 美咲 森 昌子 
M23 リンゴ花咲く故郷へ S.32 秋岡 秀治 三橋 美智也 
M24 夕焼け雲 S.51 千 昌夫 千 昌夫 
【特報 新曲情報】 
M25 女のはじまり R.5 青山 新 青山 新 
M26 京都の町からもう一度 R.5 水田 竜子 水田 竜子 
END
 

若手の皆さんの写真に飛び入り。真ん中に‼️いつの間にかそんな経歴になってました?それにしても一年ぶりの杜このみさん。高安関が全勝中…若いながらどっしり、貫禄さえ感じました…松原健之さん 青山新さん 頼もしいです…先輩もがんばります。(原田悠里さんブログより)

水田達子さんは初めて拝見ししました。原田悠里さんは水田達子さんとデビュー以来のお付き合いだそうです。「30周年を迎えた竜子ちゃん、デビューからのお付き合い。楽しい思い出もいっぱい…」(原田悠里さんブログより)

松原健之さんは何回か聴かせていただいていますが、この豪華メンバーの中にあってもしっかりとした位置を占めていました。松原健之さんは思いやりのある優しい方のようで、歌声にもその良さが現れていて、岩佐美咲さんなど自分より年下の出演者の方にも気をまわしてよく声をかけられるようです。岩佐美咲さんは今回ソロでは2曲歌いましたが、いずれもクオリティが高く、大人っぽく進化しているのがよくわかりました。この番組での経験は大きかっただろうし、彼女自身成長させてくれた制作側の皆さんには感謝です。1曲目は十八番の歌でしたが完成度は高く、特に2曲目の歌唱はここに参加できてよかったと思わせる素晴らしい出来であったと思います。素直で清涼感のある歌声は健在で、さらに深みの増した高質な響きは今まで以上に本物感を感じさせました。テレビ画面を通して再度見てみたいですね。

岩佐美咲ブログより

また新BS日本のうたでは、水森かおりさんと石原詢子さんは欠かせないですね。この番組におけるお二人の貢献度は高いものがあり、歌だけでなくトークでも盛り上げてくれました。もちろん千昌夫さんは番組内でも自由奔放な言動で役者の違いを見せてくれまたし、ちょうどWBCの準々決勝、侍ジャパンとイタリア戦が行われており、ステージが終わってから情報を語られていました。今回の収録では全26曲ギュギュっと詰まった内容の濃いステージで、1,2か所撮り直しの場面があったものの、ほぼスムーズに進行していきました。新BS日本のうたがどのように制作されているのか、実際現場に立ち会ってみて、これだけの曲をスムーズにこなす準備と、数ある名曲の中から的確に選曲する制作ノウハウなど学ぶことも多く、さすがNHKさんだと思いました。今回のレポートはここまで。皆さん番組放送を楽しみにお待ちください。草津温泉~新BS日本のうた まさに~上州いい湯いい歌至福の旅~でした。
 

 

石原詢子さんコメント 昨日は群馬県渋川市にて「新BS日本のうた」の収録でした。昨日は3曲歌わせて頂きましたが・・そのうちの1曲は、それはそれは難易度の高い歌でございました。ですが、とても光栄で歌わせて頂けたことに、本当に感謝です。さらには、原田悠里さんとご一緒の歌唱でしたので、とても心強かったです。私にとっては、とても素晴らしい経験でした。まだ、詳しくお話が出来ないですけれど、昨日の収録も一生忘れられないものとなりました。

いつもお元気でとっても楽しいお話ばかりしてくださる千昌夫さんと。今回は鳥さんはご同伴ではありませんでしたが、最近の千さんが凝っていらっしゃるカメラのお話も楽しかったです。また、水森かおりちゃんと杜このみちゃんともお写真を撮りましたが、お二人とのお写真は、また後ほど。

昨日の群馬県渋川市での「新BS日本のうた」の続き。今回も番組では大活躍の水森かおりちゃんと、およそ1年ぶりに番組に出演復帰された杜このみちゃんとの3ショット。楽屋を出て、かおりちゃんが「詢子さん、3人で撮りましょう!1年前も3人で撮ってるんですよー」・・と。「えっ!?そうだっけ??」と、頭の記憶を巻き戻しまして・・そう言えば1年前と言えば、このみちゃんのお腹が少しふっくらしてたなぁ〜“あ、撮ってる、撮ってる”と思い出したわけでして・・かおりちゃんの記憶力は凄いなぁ〜と感心。で、1年前の写真を探してみました。それが、こちら

私が言うのもなんですが・・3人とも若返ってません??1年前は3月3日。この日も、憧れの石川さゆりさんのスペシャルステージで歌わせていただいた、生涯忘れられない収録でした。そして、昨日も同じく大切な一日でした。歌えるって本当に幸せ。歌仲間との交流もコロナ禍によって知る 大切さ。(石原詢子さんブログより)

 

青山新コメント 今日はNHK BSプレミアム『新・BS日本のうた』の収録で群馬県渋川市にお邪魔いたしました!松原健之さん、杜このみさんと、チームテイチク3ショット。今回も、尊敬する諸先輩方とご一緒させていただき、たくさん勉強になりました。大変貴重な思い出に残る経験もさせていただきました。是非、放送をご覧いただければと思います!詳細は後日お知らせしますね。皆さま、ありがとうございましたー‼️(青山新ブログより)

 

杜このみさんコメント 今日は、群馬県渋川市にて行われました『新BS日本のうた』収録でお世話になりましたっ‼︎なんと1年ぶりの番組出演で、お声をかけて頂き、本当に嬉しかったです‼︎もう、楽しすぎて… 歌わせて頂ける喜びを噛み締めながら、心を込めて歌わせて頂きました。とはいえ、緊張していたのですが、幕が上がるとファミリーの皆さまのペンライトでの応援が見えて、どれほど心強かったことか…遠方から応援に駆け付けて下さったファミリーの皆さんもいらっしゃり、本当に本当にありがとうございましたっ‼︎(杜このみさんブログより)

 

水森かおりコメント 大好きな先輩方と後輩のみんなと和気あいあいとした、めちゃめちゃ楽しい収録でした♡お客様も素晴らし〜い(≧∇≦)盛り上げてくださってありがとうございました!!スタッフの皆様も、今日もたくさん学ばせていただく機会をありがとうございました!また出演させていただけるように頑張ります!!今日は同じレコード会社から大先輩の千昌夫さん、後輩の岩佐美咲ちゃんとご一緒させていただいたのですが、終わったら3人で『チーム徳間ジャパン』で写真を撮りたかったのに…千さん終わった瞬間、風のように去っていかれました 笑。侍ジャパンが気になっていた模様(^^)エンディングのさようなら〜が終わったあと、客席の方々に向けて少しトークする時間があったんですけどその時も試合の途中経過を教えてくださって、みんなで『おぉ〜』って盛り上がってました!『昔は岩手県といえば千昌夫でしたが、今や大谷翔平くんと佐々木朗希くんですね』と千さん 笑。おもしろい(≧∇≦)空き時間も色んなお話させていただいて楽しかったな♪今日も絶好調な千さんでした♡楽屋の同室は久しぶりに会った水田竜子ちゃん。その竜子ちゃんからマリトッツォの差し入れをいただきましたよん(^^)

(水森かおりブログより)

 

岩佐美咲コメント 今日はNHK「新・BS 日本のうた」の収録でした!今回は群馬県渋川市にお邪魔しました。会場にお集まり頂いた皆さん、ありがとうございました。わさ民のお顔も見えまして大変心強かったです🫶何を歌ったのか、お楽しみに!オンエアのお知らせはまた追ってさせて頂きますね。渋川と言えば伊香保温泉♨️そして伊香保温泉といえばなんと、温泉まんじゅうの発祥の地と言われているそうなんです。

差し入れで頂いた湯の花饅頭♡おまんじゅう大好き女なので幸せ〜ごちそうさまでした。

終演後に皆さまと!(千昌夫さんは先に出られてしまい不在…!)共演させて頂いた方々とお写真も撮らせて頂いたので、またこちらも改めてお載せします。楽しく充実した1日でした。

(岩佐美咲ブログより)

 

松原健之さん 人見知りしてしまいがちな私にも優しく色々話しかけてくださって、いつもありがたいです。同じレコード会社、徳間ジャパンの大先輩である千昌夫さんともお写真ご一緒させて頂きたかったのですが、タイミングが合わず🥹せめてと思い、水森先輩と共に千さん…の楽屋の前でぱしゃりさせて頂きました。笑笑 次またご一緒させて貰える機会があれば、その時は勇気を出して撮って頂こう…!!デビュー当時を振り返ると自分のことでいっぱいいっぱいで、本番前に話し掛けてはご迷惑かなという気持ちもあり、中々周りの皆さんとお話しする事が出来なかったのですが、今こうしてお話しさせてもらうと皆さん本当に優しくて楽しくて、もっと早く出来たら良かったななんて思ってしまいます。(岩佐美咲ブログより)