岩佐美咲 わさみんと過ごすクルージングイベントレポ 21年11月27日東京湾シンフォニークルーズ | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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岩佐美咲ブログより
岩佐美咲 わさみんと過ごすクルージングイベントレポ 2021年11月27日

 

岩佐美咲ツイッターより引用

岩佐美咲さんのファンクラブイベント、「わさみんと過ごすクルージングイベント」は今回で二度目となります。第一回目は2019年7月21日に開催されました。そのr時の様子は以下の通りです。私は参加しませんでしたので当時の岩佐さんの画像とコメントのみ載せておきます。

以下3枚の画像は2019年7月岩佐美咲ブログより引用

本当にあっという間な時間でした…楽しい時間はあっという間で…笑笑 なんとかお天気も持ちこたえて、何より風が吹かなくて良かったですよね。最高に優雅な日曜日でしたね。楽しんで頂けましたでしょうか??私のファンクラブイベントはいつもとっても雰囲気が良くて、ルールやマナーもしっかりと守って下さって。本当に感謝しています。改めてこの空間が、皆さんが大好きだなあと感じた時間でした。わさ民、最高!今日も素敵な思い出をありがとうございました!ファンクラブでやりたいイベントがまだまだたーくさんあります。皆さんもこんなイベントやってほしいな〜みたいなアイデアがありましたら、是非コメントで教えてください。(中略)わさ民への入会、是非お待ちしております!(岩佐さんブログより)

前回は竹芝桟橋から出航しましてヴァンテアン号という船でしたが、今回は東京シンフォニークルーズのモデルナという客船だったことが違います。あと前回は夏でしたが今回は11月の終わり、秋も深まり冬にも差しかかろうという寒い時期でしたので、皆さんの装いも違っていました。前回は「お絵描きゲーム大会」や撮影OKのラウンドコーナーもありましたが、今回はこういうご時世ということもあり、またわさみんとなかなか会えない状況が続く中、お一人お一人とお話したいということで、わさみんと一対一でお話しする時間が中心となりました。ちなみに前回のセトリは1.虹をわたって 2.年下の男の子 3.夏の扉 4.恋の終わり三軒茶屋 だったとのことです。

 

11/27 岩佐美咲ファンクラブイベント 東京湾シンフォニークルーズ

 

ということで、11/27はは「わさみんと過ごすクルージングイベント」でした。今回は私も参加しましたので当日のレポを書かせていただきます。東京の日の出桟橋から出発するということで浜松町から歩いて12分くらい、10時ころに日の出桟橋に着きました。受付が10:50からとのことだったので、まだファンクラブの方もちらほらとお見掛けするほどでした。10時半になり、乗船口に入ることができました。消毒と検温がありしばらく待合室でまったりとしていました。外には今回乗船するモデルナという船とは別にクラシカという船が接岸していました。


10:50から受付開始になり、岩佐美咲ファンクラブの方隊の名称であるわさ民さんたちが列を作って乗船券と特典のわさみんのサイン入り写真を受け取っていました。上記写真はクラシカですがその奥に私たちの乗船するモデルナが接岸していて、しばらくして今回のイベントに参加する皆様が案内されて11:30ころ乗船が始まりました。

東京カレンダー東京ベイ・クルージングレストラン シンフォニーより引用

乗船する時は後方からの写真しか取れませんでしたがmモデルナはこんな感じの船です。名前の通りクラシカよりはモダンな外観と内部になっているようです。中に入ると一階のほうのエンペラーという宴会場に案内されました。室内には円卓が並べられていて前方にステージがありました。会場は8人がけのテーブルが11テーブル、私は最前列右手のBテーブルでしたが、それぞれ7,8人づつ座っていたので参加者は80人前後だったと思います。

しばらくすると皆さんの拍手とともにわさみんが登場しました。「今日はまたファンクラブの方とクルージングの旅に出ることができて嬉しく思います。そしてお天気も最高によくてやっぱり私晴れ女だと思いました。今日は遠くからお越し下さった方もいらっしゃるみたいですね。貴重なお時間をいただけるわけですからぜひとも楽しんいただけるように精いっぱいやっていきますので、ぜひ一緒に楽しく過ごしましょう。よろしくお願いします」意気込みを聞かれて「今意気込みを言ったつもりなんですけど。入ってきたときにマスク越しですけどニコニコしながら迎えてくれているのが嬉しくて癒されました。なので私も皆さんのことを癒すことができるように頑張ります」今回は前回と違うシンフォニーなんですけど違うところはありますかという質問に「前のことはよく覚えてないんですけどこっちのほうがいい気がしますね。全然違いますわ。2年前も来たよって方。今回のほうがいいって方?あれ。関東外から来たよって方?昨日からだよって方?夜行バスで来たよって方?眠れました?ほんとに残念ですけど急遽来れなくなった方いらっしゃるということで、その方のお食事どこへ行くのかなあ。今回の美咲の部屋ということで一対一でお話ししようと思いましたが全然お部屋じゃないですよね。パーティションがありましてそこでお話しします」

今回のイベントについての段取りが説明されました。12時ちょうどに出航、随時コース料理が運ばれ、その間にお声がけされた方か順番に2ショット、1ショット撮影、そしてわさみんと一対一でお話する美咲の部屋のコーナーのなります。ご案内された方は食事の途中でもわさみんとお話しされることになります。着岸は14時ですから120分で80人との会話をこなさなければいけません。撮影もあるのでお話しする時間hあ1分くらいだったと思います。わさみんが登場後に、食事が運ばれてきて、Aテーブルのわささ民さんから、前のステージで2ショット撮影、1ショット撮影をして、上手に用意された席でアクリル板越しで1分間の美咲の部屋タイムになりました。

順場はすぐ回ってきました。美咲の部屋では、函館の事やスキーの事、次の日のライブの事、クリスマスライブのことなどをお話ししました。順番が早かったので何をお話ししようか考え付かなかったのであまりまとまりのない話になったのがちょっと残念でした。ネット上でお話しできるとはいえ、直接岩佐さんに会ってお話しするのは久しぶりなので印象はやはり強かったです。何よりも時間を共有ことが嬉しかったです。皆さんも思い思いに普段からの思いを岩佐さんに伝えたのでしょうか?他愛のない会話の中にも幸せを感じておられたことでしょう。久しぶりの対話で有意義な時間だったと思います。

そしてお食事が次々と運ばれてきましたが私は写真を撮るのを忘れてしまい、今回はデザートのケーキだけ載せておきます。内容はワンドリンク付きフレンチのフルコース、メニューは聞いたところでも今回特別のものとのことですべて名称不明です。前菜はお肉のパテのようなもの。続いて野菜などが入ったスープ、2種類のパンが運ばれ、白ワインベースだと思いますがソースがかかった魚料理、メインの牛肉料理は赤ワインベースのソースのようなものでいただきました。食後のデザート&コーヒー。抹茶ケーキだったと思います。

現在この料理が存在するかどうかはわかりませんがが参考までに、シンフォニークルーズのの紹介記事でオススメコースを伺った記事で、「爽やかなマリネにビールの繊細さがマッチ。山椒風味の魚料理は香り高いビールと相性抜群」。「美味国産 特選牛フレンチコース」などを挙げられておりました。詳しくはHPをご覧ください。

東京ベイ・クルージングレストラン シンフォニー公式

東京カレンダー東京ベイ・クルージングレストラン シンフォニーより引用

そしてレインボーブリッジと東京ゲートブリッジの二つの橋をくぐるのは、シンフォニーのオリジナル航路です。海から眺める東京のダイナミックな風景をお楽しみいただけます。東京ベイ・クルージングレストラン シンフォニー」では、豪華客船の荘厳さを纏う「モデルナ」と、クラシカルな気品が漂う「クラシカ」の2隻が毎日運航。航路を紹介しますと以下のようになります。ディナークルーズはハート型のロマンチックな航路ですね。

この状況の中、円卓を一人筒アクリル板で区切り、検温、消毒、換気など万全の対策をとり運行再開することができました。しかし、最近のガソリンの高騰でなかなか大変な運営をされているようで、今後の回復を祈るばかりです。

 

東京ベイ・クルージングレストラン シンフォニーHPより引用

美咲の部屋の順番が終わり料理を楽しみながら東京湾の景色を堪能しました。クルージングは初めてだったのですが、お天気も良く海から眺めるビル群やレインボーブリッジと東京ゲートブリッジ、スカイツリーなど素晴らしく、とても気持ちよかったです。数枚写真を撮りましたので一部載せておきます。

美咲の部屋は着々と進行し、ついに着岸の時を迎えました。そして全員がわさみんとお話しした後ステージ上にわさみんが上がりコメントしました。「はい皆さんありがとうございました。お待たせしてしってすいませんでした。お食事も済んでいますね。いいなあ。ということで美咲の部屋いかがでしたでしょうか?せっかくファンクラブの皆さんが一堂に会したので一対一でお話ししたいなあと思って今回初の試みとしてやらせていただきました。これが今年最後のファンクラブイベントとなりますけど来年もいろいろやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。イベント唄なしでは終われないということで、もともと時間的に1曲ということだったんですがお願いして3曲歌うことにしました。まずは2曲続けて歌いますが、何歌おうかなあと思ったときに明るくて手拍子もらえそうな曲で東京の曲かなあと思って。あとは場所は違うけど世界観的にこの曲かなあと思って選びました」

1曲目は東京の曲ということで「銀座カンカン娘」でした。オケの音が大きすぎて声とのバランスはあまりよくなかったですが、手拍子で盛り上がりイベントで披露する曲として良かったと思います。2曲目は「.瀬戸の花嫁」、瀬戸内海ではないけれど海が見える情景の中m世界観がぴったりでした。岩佐さんデビュー前かからこの歌を歌っていてなじみのある曲だと思います。歌詞にあるように二人の門出を祝う曲、東京湾の風景に心洗われるb気持ちになりました。

「ありがとうございます。もう着いちゃいましたね。この曲を聴いてもらえないからには終われないですからね。今日来てくださっているいる皆さんはとっくのとうに発売日にCDをゲットしてくれていると思いますが、新曲「アキラ」応援してくれていますでしょうか?10/6に発売しまして今年もあともう1カ月と少しですけども来年も頑張っていきたいと思います。もううひと盛り上がりできるように私も頑張って生きたいと思いますので一緒に盛り上げていただければ嬉しいです。それでは今一番頑張っている新曲「アキラ」聴いて下さい」この曲については以下に詳しく書いておりますのでよろしければご覧ください。この曲の時にはオケも安定していて、歌もいつものように素晴らしかったです。

「それではもう着きましたのでお別れの時間になってしましましたが、皆さん楽しんででいただけましたでしょうか?私もすっごくすっごく楽しかったです。ネットでお会いしていたのでこんなに久しぶりだったっけ、そんなに合っていなかったとは思ってなかったんですけど、やっぱり直接お会いして言葉を交わせることが何よりも大切だなあと実感しました。ここでお知らせがあります」というところでまだここでしかお知らせすることができず、情報は解禁できないということ。近々会報を送付しますのでそれまで皆様楽しみにお待ちくださいということでした。「私のブログ用に写真撮りたいと思いまして、写りたくない人は顔を隠していただいて。じゃあは~い。皆さん今日は本当にありがとうございました。皆さん気を付けて帰ってねー。ありがとう、バイバイ、さようならー」これで今回のイベントはすべて終了しました。

岩佐美咲ブログより

 

セットリスト

 01.銀座カンカン娘(高峰秀子/1949)

  作詞:佐伯孝夫/作曲・編曲:服部良一

 02.瀬戸の花嫁(小柳ルミ子/1972)

  作詞:山上路夫/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎

 03.アキラ(岩佐美咲/2021)
  作詞:秋元康/作曲:小網準/編曲:野中“まさ”雄一

 

最後の祭儀に岩佐さんの歌唱が聴けて良かったですね。感染状況は落ち着いてはいますが、まだまだ油断できない状況中で、このようなイベントを開催できたことは一歩前進だと思います。このような状況ながらも遠くからたくさんのファンクラブの方が集まって頂きました。こういう機会もなかなかないですし、わさみんとお話しする機会もできて、大変有意義なイベントだったと思います。ファンクラブの方の暖かい視線の中、アットホームな雰囲気でわさみんも大変楽しそうでしたし、きっと皆さまも楽しまれたことと思います。私も休日のひと時大変癒される時間を過ごさせていただきました。参加された皆さん、岩佐美咲さんスタッフ方々本当にありがとうございました。

 

岩佐美咲コメント 今日はファンクラブわさ民の皆さんとクルージングイベントでした。皆さんとの船旅に絶好の晴天でした〜☺️やっぱり私って晴れ女!シンフォニーモデルナ号私の左腕から注入されたのもモデルナつまり私とモデルナは一心同体…つい運命感じちゃう船名でしたね・眺めも最高で、お食事も美味しそうだった…みんなが美味しそうに食べるからさ…お腹すいちゃってすいちゃって大変でしたよこちら 笑 お昼からワイン飲みながらコース料理のランチなん、幸せでしかないですね?ちなみにファンクラブ会報が届き始めると思うのですが、そこに新しいグッズのお知らせがあったりなかったりするらしいですよ…!自分の手をじっくりと眺めながら描いたデザインにご注目です。用紙が無くなるんじゃないかってくらいに何度も描いた甲斐あってなかなか可愛く描けたので、私も絶対にヘビロテする!!

シナモンくんとコラボしてるんですね〜可愛いグッズたち。買えばよかった!皆さんとお会い出来て言葉を交わせて歌を直接お届け出来てこれに勝る時間は無いなって改めて実感致しました。いつも先頭に立って盛り上げて下さるファンクラブの皆さん。。皆さんの愛に支えられています。本当にありがとうございます!!!!!!!今年最後のファンクラブイベントでしたが、楽しんで頂けたでしょうか?来年もファンクラブイベント、既に色々動いていますのでそちらも会報を要チェックですよ〜。美味しそうなご飯を目の前でお預けされていたので帰り道に頑張った自分へのご褒美にすんごい久しぶりにラーメン食べちゃった。しかも、ビアーを添えてしまった。さらにはにんにくを追加したスープの海にはバターを泳がせる始末…いい船旅だったなあと余韻に浸りながらすすりました。(岩佐美咲ブログより)

 

 

 

岩佐美咲「アキラ」2021年10月6日発売

オリコン週間演歌歌謡ランキング第1位!

 

オリコン週間総合ランキング第13位、演歌歌謡ランキング第1位 

演歌歌謡ランキング10作品連続第1位おめでとうございます!

 

【初回生産限定盤】

[CD+DVD]TKCA-74991 / ¥1,636+税 (税込¥1,800)
[CD]
1. アキラ
2. ありがとう(いきものがかり)
3. アキラ<オリジナルカラオケ>
4. ありがとう<オリジナルカラオケ>
[DVD]
1. アキラ  MUSIC VIDEO
2. アキラ  MAKING VIDEO



【通常盤】 

[CD] TKCA-74992 / ¥1,227+税 (税込¥1,350)
[CD]
1. アキラ
2. ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~(森口博子)
3. アキラ<オリジナルカラオケ>
4. ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~<オリジナルカラオケ>

 

 

以下画像は徳間ジャパン岩佐美咲「アキラ」MVから引用させていただきました。

 

岩佐美咲「アキラ」レポ 楽曲レビュー&発売一カ月感想

~聖地函館からアキラの思い出を巡る~

 

 

岩佐美咲「アキラ」発売一カ月にあたり 

 

岩佐美咲さんの「アキラ」10/6に発売以来一カ月たちました。発売週オリコン演歌歌謡部門で1位をいただき出だし好調1カ月たっても有線リクエストで好位置をキープするなど、まずますの成功を収めたように思います。とはいえこれからが本当の勝負、演歌歌謡曲の真の評価は、時間がたっても色あせることなく長期間にわたってヒットし続けること。できるだけ多くの方の耳に届き、愛される歌になること、その目標のためにさらに歌い続けなければなりません。今回はこの「アキラ」についての楽曲レビューと1カ月を経過しても感想を書いてみたいと思います。そしてこの曲のすばらしさを再認識し、今後の展開につなげていければ幸いです。皆様もいろいろな感想をお持ちだと思いますが、新たな発見の機会になればうれしいです。

 

「アキラ」という楽曲

 

「アキラ」の初披露は8/13 10周年神コンサートの時でした。内容については認識が足らなかったのですが、サビのところの ねえアキラ♪というフレーズが耳に残り、さすが秋元康先生作詞、人を惹きつけるインパクトのある曲だと思いました。それと同時に古くからあるような演歌調の雰囲気も感じられ、歌謡曲としてもクラシカルなわかりやすい曲だと思いました。「アキラ」はAメロとサビと大サビで構成され、サビ以外は同じメロディーが坦々と続くシンプルな曲です。インパクトはありますが非常に単純な曲で、現代の早くて複雑な展開の歌が多い中で正直このオーソドックスな曲が受け入れられるかどうかは未知数だったのです。しかしポップスにとってシンプルで聴きやすいことはよいことでもあると思います。岩佐さんの素直な歌い方やキャッチ―なフレーズがより多くの方に受け入れていただける要素を含んでいる歌だと思います。、、

歌詞は函館で付き合っていた二人が別れてしまって、一人東京で暮らす女性。しかしアキラという男性のことが忘れられす、年に何度か函館を訪れて思い出での地を巡る女性が主人公の曲です。一言で言って歌謡曲路線は引き継いでいるものの、歌詞の内容的には昭和演歌的な要素も取り入れ、函館という舞台とともに、情緒あふれる雰囲気をもった曲に仕上がっていると思いました。秋元先生らしいアイディアも随所に見られ、サビのねえ、アキラ・・・というフレーズや振り付けなど、聴く人に印象づけるようによく工夫された曲だと思います。岩佐さん以前はこういう大人の曲を歌うと挑戦の曲だとよく言われておりましたが、彼女ももう26歳、立派な大人の女性であり、こういう曲を歌わせても、聴く人のみならず彼女自身違和感なく受け止めてられるようになっているようです。デビューしたての頃は秋元先生が10年、20年後を見据えて作詞していたのが、岩佐さんの成長とともに歌が年齢相応になってきたということでしょう。

前奏で指を一本ずつ、親指、人差し指と9本折り曲げていきます。親指内を意味するのか全く予想がつかない展開。函館は今も一番好きな街よ♪ああ函館が舞台の唄なのだなあということがわかります。何度訪れたって変わらないから♪函館に深い思い出があったのでしょう、函館の美しい情景とともに、なにか恋の物語があったことを想像させます。坂道の途中海が見えて来る度、あの頃の潮風が吹き抜けてく♪始まりから坦々と続くメロディーの繰り返し、どことなく寂しげな曲調ですが決して暗くなることないリズミカルな伴奏、坂道が多く、歩いていると海が見えてきて、潮風が吹き抜ける。函館の美し以情景と絡めて、女性のさびしい感情をよく表現しています。

そして突然、ねえアキラ、ねえアキラ♪と霧が開けるように感情をぶつけます。それまでの坦々としたメロディーはここで思い切り感情を表現するための戦略だったのか?岩佐さんも「アキラ」を歌うポイントとして最初は坦々と歌い、一気にアキラ♪と表現することとお話しされていました。坦々とした部分を抑えめに歌うことで、さらにこのサビの部分のインパクトが増し、アキラという単純な構成の歌の中にも、強弱の抑揚をつけることに成功しているのです。いや単純な構成だからこそ聴く人の耳に残る聴きやすい歌になっているといえましょう。

この坦々と進みながらもサビのところを強調する戦略は前作「右手と左手のブルース」でもみられましたが、前半の坦々と歌う場面で音程が不安定にある場面もあり、その点では今回のほうが岩佐さんにとって、歌いやすい音程と適度な抑揚感があると思います。同じ悲恋を描いた歌謡曲路線とはいえ、作詞者も違い、前作のような重々しささは薄れ、より軽快で受け入れられやすい歌のような印象を受けます。岩佐さん「アキラ」初歌唱の時からかなりの線をいっていたと思いますが、その後の歌唱でも回数を重ねていないにもかかわらず、高い完成度で歌われています。前作はドロドロとした内容でダイレレクトな表現も多く、意図的に声を低く抑えて歌っていたように思いますが、途中からは本来の岩佐さんの歌い方に戻り、この歌でも素直に自分の歌いやすい歌い方で歌われて、作為的な窮屈感がなくなったと思います。

 

岩佐美咲「アキラ」の制作者

 

作詞は言わずもがなと知れた秋元康先生、秋元先生は岩佐さんに演歌歌手でやってみないかとお持ちかけ、彼女の楽曲に毎回参加して下さる大切なお方です。前作は作詞を行っていなかったが、本作ではふたたび作詞を担当しています。以前岩佐さんに大人になっても歌っていけるように作詞しているとお話しされていたそうで、岩佐さんそんなことまで考えてくれているんだなあと感激しておりました。作曲は小網準先生。AKB48の18thシングル「Beginner」のカップリング「僕だけのvalue」、SKE48の12thシングル「美しい稲妻」劇場盤のカップリング「夕立の前」、柏木由紀のソロ1stシングル「ショートケーキ」(Type-C)のカップリング「クラス会の後で」の作曲ほか、多くの楽曲を手がけている方です。なので秋元先生との双生も抜群、「アキラ」でも秋元先生の意図をよく組み入れ、見事な曲に仕上げておられると思います。

 

アキラという男性と主人公の女性

 

1から9まで嘘でいいから 一瞬でも 愛してた それは本当だよね♪冒頭の指を折りながら数える振り付けはこのことだったのかとわかります。それではアキラはどんな男性だったのでしょうか?岩佐さんが思うにこのアキラという男性は女たらしではなかったかということでしたが、それでも愛してしまい、思い出に深く刻まれる存在になった。なんと切ない恋物語なのでしょう。嘘をつかれても許して愛すことができた、単にいい人では、かえって深く愛することができなかった。悪いところも全部好きだったということでしょう。そういう男性像を描いたからこそこの曲の深みもより増しているのだと思います。

しかし、この主人公の女性は悲恋にはらはらと崩れ落ちるような女性ではありません。どんな悲しみも 幸せだった日々があれはあれでよかったと言い聞かせる♪というところや 最後のほうで曲調が代わり、男運がないなんて思わない あんなに愛せた男がいたもの♪というフレーズ、岩佐さんがこの曲の中で好きな歌詞とお話しされて力を込めて歌われていますが、この主人公の女性は女性らしい繊細でけなげな心を持ちながらも、きっとこの恋愛から立ち直るすべを持った芯の強い女性なのだと思います。この女性は恋の敗北者ではない。敗北とは認めたくないという強い意思が見て取れます。この女性の力強さに単なる悲恋の物語でない救いがありますね。函館の美しい情景を思い浮かべながら、この弱さと強さの微妙なバランスの表現に、ただただ落ち込むことのないこの歌の印象の良さがあると思います。

上記画像は岩佐美咲音の四―ロー堂生配信キャンペーンより引用

函館山から夜の街を眺めれば キラキラ輝いている 涙も真珠♪なんと美しい表現なのでしょう。深い悲しみがありながらも美しい思い出の変えようとするこの女性の心にも打たれますが、この歌の楽曲制作のセンスが香る一場面でもあります。歌詞に合った振り付けを三波美夕紀先生につけていただいたきました。ここの部分の振り付けもそうですが、涙を真珠と比喩するしぐさや、ねぇアキラのところで繰り返し行われる印象的な表情と手ぶりが、細かい部分の所作は岩佐さんならではの女性らしい繊細さが表れています。このこの繊細で美しい手の表現が曲の品位を高め、私たちを魅了してくれます。前作右手と左手のブルースにみられた切ない大人の恋愛の微妙な感情表現がここでも生きていると思います。

 

アキラ初の生演奏での歌唱

 

以下画像は10/9応援ソングだよ全員集合より引用

先日10/9のコンサートではアキラも披露、生演奏での歌唱は初めてでしたが、カラオケにはないライブ感があり、満席のお客さんの熱気とパワーで一層エネルギッシュな歌唱だったと思います。ギターやサックスも入ったこともあって、普段なかなか聴けないレアな演奏になりました。岩佐さんも大変な感動を覚えたようですし、お客さんの前で歌う方が、より素晴らしい歌唱になると思います。一カ月の間テレビ番組に出演しましたが、スタジオ収録だとどうしても歌声が強調される感あり、それはそはhあ後日書かせていただきます。今回のライブ出演、発売後間もないこの時期、今回は生バンドので初歌唱で、貴重な機会でしたし、舞台での場数を踏めばそれだけ歌い方もわかり、クオリティも向上するので、このような機会が増えるといいと思います。

 

美しい函館の街とMV撮影

 

MVも観てみましょう。撮影は2021年6月末頃、朝から夜まで丸一日使って行われたものと思います。岩佐さんのCDは例年1~2月ころでMV撮影も冬に行われておりましたが。今回は全く寒さを感じることもなく快適な撮影だったと言っておられます。岩佐さんと函館の美しい風景が流れるのですが、気づくことは同じ場面が何度か出てくることです。これはアキラという男性が忘れられない、頭の中をぐるぐる回っている、函館の思い出の地を何度も巡り歩くといことを表現したかったのだと思います。撮影当日函館山の山頂は霧がかかっていて夜景は見えなかったといいます。岩佐さんラッキーピエロというハンバーガー中心のお店にも立ち寄り、すごくかわいいとよく話しておられました。撮影中はなんとかお天気が持ってよかった。2019年以北斗市に来たことがあるが函館でお仕事をしたのは初めて、函館で映像を撮って頂いてありがとうございますとお話しされていました。

 

最初に函館山山頂からの眺める場面が登場。函館山ロープウェイから撮影された映像も登場。

函館の東側海岸沿い「立待岬」と思われる映像が流れます。

ジャケ写真にも載っている金森赤レンガ倉庫前にたたずむ岩佐美咲さん。

函館ハリストス正教会前の歴史的建造物が並ぶ石畳を歩く。

最後に函館ハリストス正教会に近い八幡坂が登場。坂の先には海が見え美しい場所です。

このように「アキラ」のMVには函館の美しい景観が次々と展開されて、その中を歩く岩佐美咲さんも素敵です。

事情機hあ五稜郭タワーから五稜郭を眺めたところですね。メイキング映像に出てきます、

MVの最後は五稜郭です。岩佐さん函館の歴史の重みをひしひしと感じられたようです。

フルバージョンではさらに多くの景観が楽しめますのでぜひご覧ください。以下は函館市について載せてあります。皆様も函館という美しい街のことをよく知って、アキラの聖地として訪れてみるのもいいと思います。

 

函館は毎年500万人近い観光客が訪れる観光都市となっており、市町村の魅力度ランキング調査で1位にランクインする都市になっている 。室町時代の享徳3年(1454年)、津軽の豪族河野政通が函館山の北斜面にあたる宇須岸(ウスケシ、アイヌ語で「湾の端」という意味)に館を築き、形が箱に似ていることから「箱館」と呼ばれるようになった。このほか、アイヌ語の「ハチャシ」(浅い・砦)に由来する説もある]。明治2年(1869年)に蝦夷地が北海道となり箱館も「函館」と改称された。一説には北海道開拓使の長官に着任した東久世通禧が漢字に造詣が深く「箱」の字を気に入らず「函」に改めたという]

函館は北海道の南部に位置します。北海道の中でも冬は雪が少なく、夏も過ごしやすいのが特徴です。1859年の箱館開港より、西洋文化をいち早く取り入れて独特のモダンでレトロな雰囲気は、今の函館にそのまま残っています。アキラのことが忘れられない主人公の女性は、このようなロマンチックな街を一人の男性のことを思ってさすらい歩いたのだと思います。函館の街といえば美しい夜景。アキラの舞台として、恋愛情緒たっぷりに夜の街函館の物語を彩ってくれます。

以下函館大学HPより引用

函館山山頂からの夜景

函館山からの眺めは絶景です。昼間もいいですが、一番は夜景。まるで宝石を散りばめたような様子に時間を忘れて見入ってしまいます。風が強いので寒い日は防寒対策を。

特別史跡五稜郭跡

戊辰戦争後の戦いである箱館戦争の舞台となった場所です。春は約1600本のソメイヨシノが咲く桜の名所。敷地内には、歴史的復元建造物の箱館奉行所もあり、内部を一般公開しています。

八幡坂

市内にはたくさんの坂がありますが、ここは函館山の夜景に並ぶビュースポット。坂の上から見下ろす港の風景が素敵です。

あくあい

金森赤レンガ倉庫群

ベイエリアにある人気観光スポットです。ここでは冬の一大イベント「はこだてクリスマスファンタジー」が行なわれます。アキラ初回限定版のジャケットに移っています。岩佐さんここで差厚栄されたのですね。

カトリック元町教会

函館元町を代表する風景といえばここ。大聖堂内にある祭壇は、ローマ教皇から贈られたものだそうです。

 

岩佐美咲「アキラ」の今後

 

この歌はまだ完成形ではないと思いますが歌うたびに安定感が増していると思います。奇をてらったところがなく普遍性も持ち合わせているので、それだけにいろいろ想像力を働かせて、色合いを付けていければ、それだけ可能性が広がる曲だともいえると思います。プロモーションの仕方、岩佐さんの歌い方や振り付けの工夫、聴いていただける皆様の盛り上げ方、そのすべてが、この「アキラ」というプロジェクトの展開を形成してゆくのです。秋元先生に基本的なボールを投げていただいて着実に基礎はできつつあります。滑り出しは重要で皆さんと盛り上げていただきましたので、それを大きく花開かせるように頑張っていきましょう。岩佐美咲10年目の記念となるような曲になることを祈っています。皆様「新曲「アキラ」、10年目を迎えた岩佐美咲をどうぞよろしくお願いします。

 

以下夕刊フジの記事から 「本当に女々しくて重たい女ですよね」「私自身も結構めんどくさい性格だって、友達からは言われるんですよ」「私、サバサバしているんですって言いたいところですが、根に持つというか、ねちっこいですね、フフフ」「タイトルからしてビックリしましたよ。『アキラって誰?』って。歌ってみると演歌というより、歌謡曲寄りで楽しい曲です。サビもしっかり『アキラ』推しですし。未練タラタラですね」ヒロインは男運がかなり悪そうですが…。「そうですよねえ、そこのところは私はどうかなあ…」26歳の女性にはかなり艶っぽい曲だが、「秋元先生も、私がこういう歌を歌えるようになったと思ってくれたのかな。演歌歌手デビューは17歳でしたが、デビュー曲も難しかったです。でも秋元先生が、これは10年後、20年後でも歌っていける曲だと言ってくださって。確かに今、デビュー曲を歌うと昔とはちょっと違う。成長していく中で少しずつ歌の中身を理解できるようになっていくんでしょうね」。

岩佐美咲ブログより