水森かおり特別公演レポ1 2019年3月9日〜3月18日明治座 あらすじ、セットリスト 加藤茶 | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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『水森かおり  特別公演』

 

■公演期間:2019年3月9日(土)〜3月18日(月)

■開演時間:11:00〜/16:00〜

■料金:
S席(1・2階席)11,000円(税込)
A席(3階席)5,500円(税込)

明治座公式HPは、コチラ

 

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☆17日は長野県辰野町PRデー

3月17日は水森かおりがご当地ソング「辰野の雨」を歌う長野県辰野町のPRデー

 

第1部 東京そば屋人情物語 にぃねえちゃん!あらすじ

作・演出 池田政之

 

水森かおり 主役 花村家次女、かおりにぃねえちゃん役。
椎名佐千子:三女、さちこ役 演歌歌手。
岩佐美咲:、四女、みさき役 演歌歌手。
加藤茶:そば屋の出前担当、加藤茶太郎役。
仲本工事:『花や』の大家・中山工事郎役。

はやぶさ:中山工事の息子ヒカルと東京五輪を目指す大和役

大信田礼子:やくざの女親分役。

丹羽貞仁:花やの客、かおりの同級生、佐田勝人役、大川橋蔵の次男、

重田千穂子:大家の夫人役

 

にぃねえちゃんの“に”は二番目の“に”、そして兄ちゃんの“に”。

時代は昭和38年、東京オリンピックの前の年 昭和三十年代東京人形町。そば屋「花や」は両親亡きあと長女が恋人と駆け落ち。さぁ途端に店も妹たちも立ち行かなくなってしまう。そんなとき、次女で妹たちからは“にぃねえちゃん”と呼ばれているかおりが「妹たち、実家のそば屋、町内会にオリンピック、みんなまとめて面倒みるわ。私が父兄代わりのねえちゃんになる!」と宣言。だが元々おっとりしたお嬢さんタイプのかおり、やることなすことトンチンカン。そこへどんどんトラブルが重なって・・・・ 

 

加藤は、水森演じる主人公・花村かおりの生家のそば屋『花や』従業員・加藤茶太郎役を、仲本は『花や』の大家・中山工事郎役を演じる。両親亡き後、長女が切り盛りしていた人形そば花やは訳あって休業していたが、次女の花村かおり(水森かおり)が後を継ぐことに。 三女さちこ(椎名佐千子)と四女のみさき(岩佐美咲)、それに従業員の加島茶太郎(加藤茶)大和(ヤマト=はやぶさ)らが協力して手助けするが、大阪から進出してきた不動産会社が土地の買収工作に乗り出して騒動が巻き起こる。 

 

そば屋の店「花や」は借家だったものを両親が亡くなるまえに購入したが、半分しか返していない。店を売り出している。しかし、かおりが店を切り盛りし、頑張って返済しようとする。そこに、やくざの女親分と東京の男親分が来て店を買いたいと話しをするが、かおりが断る。そして店の売り出しはやめたと話す。大阪の不動産の社長と東京のやくざ親分が地上げの作戦を練る。花やに毎日通う客の丹羽貞仁演じる佐田勝人は、かおりにプロポーズするが、実は結婚していて、これも母親に言われて、かおりが店をやめて花やを売るよう促すための作戦だった。

 

再度、やくざの女親分と東京のやくざ親分が地上げに来るが、実はやくざの女親分とかおりは幼馴染で一芝居をうっていた。更に、かおりは警視庁の警官で地上げの捜査を行っていた。女親分とかおりが協力し、別な警官も出てきて、不動産の社長とやくざ親分が地上げをしに来るところをを逮捕する。かおりが警官の制服姿で出てきて皆んなが見送りする。最後はどんでん返しに次ぐドンデン返しで、ハッピーエンドに。花やばんざ~い!

 

第2部 水森かおりコンサートin 明治座 5/14 6日目セットリスト

 

  01.東尋坊(水森かおり)
  02.鳥取砂丘(水森かおり)
  MC 挨拶
  --- 昭和38年39年の名曲コーナー ---
  03.あゝ上野駅(ヒカル)
  04.霧子のタンゴ(ヤマト)
  05.島のブルース(岩佐美咲)
  06.アンコ椿は恋の花(椎名佐千子)
  07.高校三年生(全員)

  --- 終了 ---
  MC.昭和38年からのレコード大賞受賞曲
  --- ゲストコーナー ---
  08.恋のすみだ川(はやぶさ)
  09.恋の終わり三軒茶屋(岩佐美咲)
  10.漁火街道(椎名佐千子)

  ---終了 ---
  MC.紅白歌合戦のイリュージョンの話
  11.水に咲く花・支笏湖へ(水森かおり)
  MC.紅白歌合戦で着たドレスの話等
  12.松嶋紀行(水森かおり)
  13.釧路湿原(水森かおり)
  14.五能線(水森かおり)
  15.島根恋旅(水森かおり)
  MC.かおりコールの練習
  16.高遠 さくら路(水森かおり)
  17.笑顔の向こうに(水森かおり 途中から全員)

 

 

2019年3月9日(土)〜3月18日(月に明治座で水森かおりさん座長の特別公演が10日間にわたって開かれました。今回は第1部が 作・演出 池田政之の東京そば屋人情物語 にぃねえちゃん!というお芝居、第2部が水森かおりコンサートin明治座となっており、第1部では加藤 茶 仲本工事 大信田礼子 椎名佐千子らそうそうたる俳優陣に 岩佐美咲やはやぶさなど若手演歌歌手も参加して、思わずクスッと笑ってしまう舞台が展開された。俳優陣を観てもユーモアたっぷりのお芝居という事は想像されますが、笑いだけでなく、ベテランと若手による笑いあり感動ありの素晴らしい舞台でした。また私は誠に勝手ながら岩佐美咲さんを中心に追っているので、彼女の女子高生役など他にも見どころがいっぱいの舞台だったと思います。

 

また第二部のコンサートは、「鳥取砂丘」「釧路湿原」など数々のヒット曲を持つご当地ソングの女王、水森かおりさんが、劇場公演でしか見られない特別バージョンでお贈りします。ヒット曲から新曲まで、水森かおりの歌声と楽しいトークをお楽しみいただいたと思います。このステージでも岩佐美咲さんやはやぶさのお二人などゲストの方も出演。長良プロダクションでは先輩にあたる水森かおりさんとの、気心知れた者同士の絶妙のコラボレーションが展開されました。また3月17日は水森かおりが、ご当地ソング「辰野の雨」を歌う長野県辰野町のPRデーとなっており、千秋楽前の日曜日とあって、大変盛り上がったようです。公演は上記のスケジュールで11時と16時の昼夜2公演となっており、一度だけでなく、二度も三度も足を運ばれたかたも多くいらっしゃったと思います。公演はその時の状況やお客様の反応二より大きく変わり、その場限りの一期一会のステージになったと思いますので、何度もおいでくださった観客の皆様もきっと満足されたことと思います。

 

今回の演目『にぃねえちゃん!』。両親の亡きあと一家の大黒柱だった長女がいなくなり、残された妹2人とお店を守ろうと奮闘する次女。2番目のおねえちゃんだから『にぃねえちゃん』と呼ばれているかおり。それが今回の私の役です。私生活では2人姉妹の妹で、お姉ちゃんと呼ばれるのに憧れていた私。子供の頃から妹や弟が欲しくて、近所の小さい子達と一緒に遊ぶのが大好きだった 笑。いとこの赤ちゃんの面倒を見るのも大好きで、日曜日になるといとこの家に行って1日過ごしたり、だからもうっっ!2人の甥っ子愛は半端ない 笑。で、ふと。そういえば昔から、おままごとではいつもお姉ちゃん役やお母さん役を進んでやりたがってたと。。。

(水森かおりさんのブログより引用)

水森さん、どうやら今回の役はご自分の人生と重ね合わせて演じているようですね。なので見ているほうも、水森さんの演技に余計興味がわきますね。また今回歌唱コンサートはたっぷり一時間15分くらいあり、ゲストの皆さんもカバー曲なども歌いますので、こちらも見ものでした。

 

加藤さんは、第一部の公演で水森演じる主人公・花村かおりの生家のそば屋『花や』従業員・加藤茶太郎役を、仲本さんは『花や』の大家・中山工事郎役を演じる。10日の記者会見で、水森さんは、「お客様の反応が温かいですね。加藤さん、仲本さんが舞台にあがるだけで拍手が起きたりして」と、手応えを感じているよう。明治座初単独座長へは「プレッシャーで大変です。でも、加藤さんも仲本さんも優しく褒めてくださるので嬉しいです」。『ドリフターズ』を観て育ったという水森さん、「おけいこから大興奮です!」。加藤さんも「やりやすいですとっても。とっても明るいし、コントも割と乗ってくれるんです」、仲本さんも、「何やっても嫌味がない」と、褒める。ただし、仲本は「遠慮もないしさ」と続け、容赦なく仲本の頭を水森がはたく演技で思い切りが良かったエピソードを披露した。けいこの際に台本には“空白”部分もあり、ここは加藤、仲本、水森らで考えたものといい、加藤さん「ドリフらしいものをというのを言われたので」。(以下の記事を参照)

 

 

3月9日からいよいよ本番。一日一日は真剣勝負で気の抜けない日々が続き、長く感じられるけれども、終わってみれば10日間はあっという間ですね。岩佐美咲さん緊張しているとのことでしたが、明治座はこの前1か月間経験してるから大丈夫。仲間と楽しんでお仕事しなさったと思います。岩佐さんにとってすべてが経験。この貴重な時間を大事にしたいですね。実際に舞台でやってみると、お互いの距離感とか、観客の反応とか、いろいろ違った要素も出てくるので、舞台でのお稽古で確認されたと思います。お稽古初日から日々勉強、ひとつひとう作りこんでいって、形になる。そういう事が役者にとっても喜びであり、楽しみのなっていくことでしょう。こんな素敵なことはなかなか経験できないことです。スタッフや共演者、お客さんに感謝しつつ初日を迎えられたことと思います。

 

初日を迎えた岩佐さんの感想

お芝居、きききんちょうしました…!だけどお客様の反応があることが、とても嬉しかったです。2部の歌のショーでは皆さんのあたたかい声援がとても心強かったです。初めて挑戦させて頂くカバー曲もありますので、是非生で聴きに来てくださいね。

(岩佐美咲さんんのブログより引用)

 

昨日3/14に明治座へ行ったので、内容には触れず感想を少し書かせていただきます。水森さんは座長とあって、お芝居にステージにと大車輪の活躍でしたね。ストーリーは昭和38年、39年の東京が舞台。東京五輪を待つ昭和の東京で、ある蕎麦屋をめぐってさまざまなドラマが繰り広げられる。私がちょうど生まれた年を舞台にしているので、興味深く観させていただきました。役者一人一人に名前が入っている通り、作者がそれぞれの役者にフィットしたセリフと役回りを与えたことが、成功したのだと思います。花村かおりは二女だからにぃねえちゃんと呼ばれる。私は男勝りでお兄さんようだからにぃねえちゃんだと思っていましたが、どうやらそのような意味もあるらしいです。この蕎麦屋の中で起こる様々な困難を、みんなですったもんだしながらも解決していく。かおりが主役であり、中心人物なのでありますが、三女のさちこ、四女のみさき、加藤茶さんや仲本工事さん、大信田礼子さんらベテランが周囲を固め、ユーモアたっぷりに味のある演技を繰り広げる。ストーリーは言いませんが、展開が面白くかつ分かりやすい内容で、どなたも楽しめるお芝居だったと思います。

岩佐美咲が演じるみさきについて触れます。まず驚いたのは岩佐さんのセリフの多さです。登場機会が非常に多く、水森さんの妹として重要な役割を果たしていたと思います。しかも、言葉が乱れることもなく、しっかりと舞台に合わせてきたのはさすがです。お稽古の成果が出ていて、舞台をこなすごとに向上するのだと思います。MCや舞台でしゃべる言葉は歌と同じく透明感があり、非常にはきはきしていて、舞台後方まで通るような聞きやすさがあります。役者としての表現力や、舞台上での立ち居振る舞いもものおじ一つすることもなく、安心てみていられました。長良プロダクションの出演者だっただけに、チームとしての一体感だとか、そこに加藤茶さんと仲本工事さんらが加わり、すごく人情味あるほっこりとしたお芝居に仕上がっていたと思います。ステージも、アットホームな雰囲気が出ていましたね。水森さんの歌うヒット曲の数々、はやぶさのお二人、岩佐美咲さん、椎名佐千子さんの歌唱力にも圧倒されましたね。水森さん、お客さんの笑いもとりながらすごく盛り上がったステージでした。全体として内容の充実した満足感ある舞台でした。また岩佐さんはこの公演の最中、数日間手弁当を作って持っていきました。舞台に上る人が大忙しい中、自分で手を加えてお弁当を作るのは大変なことで、非常に感心しました。岩佐美咲さんの手弁当はこちらです。(インスタより)

 

 

岩佐さんにとって、今回の舞台は前回よりもセリフも多く、重要な役回りだったので、充実した10日間だったのではないでしょうか。大阪や名古屋でもよろしくお願いします。加藤茶さんといえば私も小さいころドリフの8時だよ全員集合とかを拝見していて、何か伝説の人という感じがします。岩佐さんはオンタイムで見たのでしょうか?一緒に舞台を踏んでいるのが不思議な感じです。奥さん45歳も年下という事ですごく優しい方だそうです。舞台でもほんとにお元気そうで、僕らにも希望を与えてくれますね。今日はは千秋楽なのでババンババンバンバンとやったのでしょうか?笑今回のにぃねぇちゃんはすごくいい出来栄えですね。主役の水森さんもそうですが、岩佐さんの演技もはまってました。わかりやすくて、親しみのわく、何度でも観たいお芝居です。今回だけではもったいない。また再演できたらなあ。でも新しいお芝居も観たなあとそんな思いです。さて明治座は18日が最後です。悔いのないよう思い切り舞台を楽しんだと思います。

 

明治座舞台を終えた岩佐さんの感想

舞台について振り返りたいのは山々なのですが…時間がある時にゆっくり書ければなと思います。5月には大阪、名古屋でも皆さんにお会いできますしね。明治座に来られなかった方も、是非良ければお待ちしています。(岩佐美咲さんんのブログより引用)

今後舞台について感想などをゆっくり書いていただく時をお待ちしています。お仕事頑張ってください。

 

明治座の舞台で座長を務めた水森かおりさんの感想

昨日、無事に千秋楽を迎えました。3/9の初日からたくさんのお客様に足を運んでいただき、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!10日間は本当にあっという間で、正直なところ今は何をしたらいいか…腑抜け状態です 笑。毎日会っていた共演者の皆さんやスタッフの皆さんと『また明日!』という挨拶が出来なくなるのは寂しい。そんな皆さんやお客様に支えられ無事に千秋楽を迎えられた達成感はもちろんあるものの、心にポッカリ穴が空いてしまっている感じ。それだけ充実した日々を送らせていただけていたということですから、有り難い限りですよね。

(水森かおりさんのブログより引用)

水森さん本当にお疲れさまでした。座長としてお仕事ぶりはさすがでした。私が言うのもおこがましいですが、大阪、名古屋の特別公演、またたくさんのお仕事、水森さんらしい明るさをもって、ご活躍を期待しています。

 

また昨年明治座で行われた、梅沢冨美男劇団特別公演には岩佐美咲さんがお咲という役で出演され、堅実な演技で見事に役をこなし、、彼女にとって非常に得るものも多く、新たな境地を開く舞台だったと思います。今回の水森かおりさんの特別講演でも、お芝居と歌唱で、新たな境地を開くことができて。自信が増したのではないでしょうか?歌手として役者として才能のある方だとつくづく感じました。これをきっかけに新たな挑戦ができるといいですね。期待しています。なかなか踏めない明治座の舞台、岩佐にとっても大変いい経験になったと思います。この舞台が終わってもこの経験を糧にして、新たなお仕事に生かしてくださいね。また今回は5月の新歌舞伎座と御園座でも水森かおり特別公演が開催されました。明治座と合わせてこちらも、この空間で素敵な舞台を観て、一日をお過ごしになられたと思います。

 

 

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