コメディアンや俳優などマルチな才能を発揮し“おヒョイ”の愛称で親しまれたタレントの藤村俊二さんが1月25日午後8時45分ごろ、心不全のため入院先で死去した。82歳だった。神奈川県出身。所属事務所によると「復帰を目指して療養しておりましたが、最期は苦しむ様子もなく、穏やかに息を引き取りました」という。藤村さんは15年12月に日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを降板。当時、所属事務所と長男亜実氏が連名で「父・藤村俊二の体調不良によりナレーションを降板させていただくことになりました。今後のことにつきましては、父は、ゆっくり考え、またいつか皆さまとお目に掛かることができればと申しております」とコメントしていた。
故藤村俊二さんとバラエティー「クイズ!年の差なんて」など、たびたびテレビ番組で共演していた落語家桂文枝(73)は1日、所属事務所を通じてコメントした。文枝らにとって、藤村さんをはじめ、故愛川欽也さん、故大橋巨泉さんら「昭和9年会」は、芸能界を生き抜く上であこがれの道標だった。「昭和9年会の方が、また、おひとりいなくなったかと、寂しさでいっぱいです」と素直に本音をポロリ。続けて「おひょいさんとは、いろいろと番組で一緒させていただきましたが、なんといっても、クイズ年の差なんてで、一緒させていただいたのが思い出深いです」。藤村さんの洒脱生きざまも、尊敬してきたといい「おひょいさんは、さすが元ダンサーだけあって、スマートで、かっこよく、とにかく全てがおしゃれでした。いつも笑顔で接してくださいました」としのんだ。
親交があったタレントうつみ宮土理(73)が1日、コメントを発表した。夫のキンキンこと、愛川欽也さん(享年80)と藤村さんの交流を明かした。
コメント全文は次の通り。
オヒョイさんの訃報を知り、さみしく辛い気持ちでいっぱいです。
オヒョイさんとキンキンは本当に仲良しでした。
ワインが好きでワインバーまでオープンしたオヒョイさんのお店に、お酒の飲めないキンキンがうれしそうに通っていた姿が思い出されます。
テレビのお仕事で、ロサンゼルスのロデオドライブをオヒョイさんと行った思い出や「UFOを探そう」と二子玉川までドライブした思い出、「ゲバゲバ90分」で、深夜までダンスの振り付けに頑張ったことなど…
本当に私にとっては「お兄さん」と呼べるひとでした。
オヒョイさん、天国でキンキンと仲良くしてね。
うつみ宮土理