防衛省によりますと、北朝鮮は24日午前5時29分ごろ、北朝鮮東岸のシンポ(新浦)付近から、1発の弾道ミサイルを東北東に発射したもようで、弾道ミサイルは、およそ500キロ飛しょうし、日本海に落下したものと推定されるということです。防衛省は、現在、詳細を分析していますが、これまでの北朝鮮の弾道ミサイルの開発の動向や、発射地点がSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを搭載する潜水艦の配備基地付近であることなど、情報を総合的に勘案すると、発射された弾道ミサイルは、潜水艦発射弾道ミサイルと考えられるということです。これを受けて、稲田防衛大臣は引き続き、情報収集と警戒監視に万全を期すよう指示し、防衛省では関係幹部会議を開催するなど対応に万全を期すとともに、情報の収集と分析、警戒監視に全力を挙げることにしています。防衛省は、今回、潜水艦発射弾道ミサイルがおよそ500キロ飛しょうし、日本の防空識別圏に落下したとみられることから、北朝鮮のミサイル開発の技術が進展しているとして、詳しい分析を急ぐことにしています。菅官房長官は「北朝鮮のミサイル能力の向上を示すものであり、わが国および地域の安全保障に関する深刻な脅威であるだけでなく、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある危険な行為だ」「国連安保理の場を含め、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、強く自制を求めるとともに、いかなる事態にも対応できるよう、緊張感を持って必要な対応に万全を期す」と述べました。菅官房長官は記者団が「ミサイルのおおよその落下位置は特定できているのか」と質問したのに対し、「そこは特定はできている」と述べ、ミサイルの部品の回収に努める考えを示しました。