2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は27日、基本設計を6月中旬に決定する見通しを明らかにした。当初は5月に基本設計を終えるとしていた。池田貴城理事は「細かい確認作業に2、3週間かかるものの、計画は順調だ」と説明した。JSCによると、大成建設、梓設計、建築家の隈研吾氏の事務所からなる共同企業体は、各競技団体や障害者団体などの要望を踏まえ、5月末までに基本設計を完了させる意向を示している。ただ、基本設計が計画案公募時の要求水準を満たしているか、工事費が上限を超えていないかなどについて、JSCが確認する必要があるという。最終的には、JSCの技術提案等審査委員会(委員長=村上周三・東京大名誉教授)で審議して決定する。