安全保障関連法案の成立を目指す安倍政権に反対の意思を示そうと、「アベ政治を許さない」とのメッセージが書かれた紙が18日、全国各地で一斉に掲げられた。作家の沢地久枝さんやジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが呼び掛けた。各地で開かれた集会やデモの参加者は、俳人の金子兜太さんが書いたメッセージのコピーを手に法案の不当性を訴えた。東京の国会前には約5000人(主催者発表)が集まった。鳥越さんは「首相のやり方に反発を感じても、どうしていいか分からずにいる人は多い。このメッセージで心を1つにしたい」と語った。名古屋市では中心部の繁華街・栄にある広場で参加者がシュプレヒコールを上げた。法案を違憲と指摘した小林節慶応大名誉教授も参加し「今回のような暴挙を強行する政権はもはや交代させるしかない」と呼び掛けた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部に近い米軍キャンプ・シュワブ前でもメッセージが掲げられた。