安倍晋三首相は17日、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場建設計画の白紙撤回を正式に表明した。東京都の舛添要一知事はこの日、自身のツイッターで、新競技場見直しに関する安倍政権の「迷走」に関し、「主張の整合性よりも内閣支持率が優先か?」と、首相を痛烈に皮肉った。「これだけ大きな政策転換をするのならば、大失策の責任者の更迭は当然」「このような事態に至ったのは誰の責任か? ミスを重ねた文科省の役人1人の首もとれないのか?」。新たな建設案に関し「安かろう悪かろうでは困る」。都への500億円負担問題で、文科省や下村文科相と対立してきた。6月末に発表された「最終案」に関し、政府やJSC、組織委員会が「変更ない」「国際信用を傷つける」「最善の案」と確定を強調していたことにも触れ、「皆、自分は悪くないと自己弁護。大日本帝国陸軍と同じ無責任体制」と、指摘した。首相の会見前の会見でも、「こんな朝令暮改をやるなと言いたい。決める前に(見直し)できなかったのか。あまり楽しい気持ちではない」。大会まで5年となる24日にはIOC幹部を招いた記念イベントが予定されているが、準備不足のままホスト役を務める。「どうやって盛り上げるのか」と、不快感を示した。