25日(同26日)は非公開練習を行った。右膝打撲から復活した岩渕は、オーストラリア戦もジョーカー起用が確実だが、もちろん狙うは自身のW杯初ゴール。「そろそろ得点が取りたい。流れを変えるだけでは結果として残らない。目に見える結果がほしい」。世界一に上り詰めるには、切り札の活躍が不可欠だ。前回11年ドイツ大会は初戦ニュージーランド戦で決勝点につながるFKを自ら獲得。ドイツとの準々決勝ではFW丸山がゴールを決めた。「この舞台を経験させてもらって、今後は責任を持ってやっていく」。国際Aマッチ出場27試合の岩渕だが、実は、オーストラリアとはフル代表での対戦経験がない。「同じ世代も多くて、知っている選手もいる。負けたくない」。ケガから復活した今大会はエクアドル、オランダ戦で途中出場。1メートル55の小回りが利く体を生かし、細かいボールタッチで相手をかわす独特のドリブルから、積極的な仕掛けで攻撃にアクセントを加えた。さらに、エース大儀見との連係にも定評がある。「(相手の守備は)映像だけでなくて、試合でも見られるので」。昨年5月にドイツのバイエルンMに移籍し、同国女子リーグを制覇。「ドイツでやってきた自信がある」。最強の切り札が準備を整えた。