埼玉、千葉両県で2日に発生した竜巻で、埼玉県内の家屋損壊が埼玉県内で1000棟超損壊棟を超えることが4日、埼玉県越谷市と松伏町への取材で分かった。2市町によると、越谷市では896棟が損壊し、うち13棟が全壊。松伏町では106棟の損壊が確認された。千葉県野田市で153棟の損壊が判明しており、両県の家屋被害は計1155棟に上った。埼玉県の上田清司知事は、国に被災者生活再建支援制度の適用を求める方針を表明。同制度は「一つの市町村で10軒以上が全壊」などの条件があり、適用されれば住宅再建や賃借の費用として、国などから最大300万円が支払われる。東京電力埼玉支店によると、越谷市で停電していた約800世帯への送電が可能となり、同日朝までに約600世帯が復旧。残る約200世帯は家屋や引き込み線の損壊などのため停電が続いている。また、政府調査団(団長・亀岡偉民内閣府政務官)は4日午前、千葉県の森田健作知事とともに野田市の被災現場を視察。3日の越谷市に続く視察で、内閣府のほか、国土交通省や農林水産省、消防庁などのメンバーが参加した。気象庁によると、竜巻被害は、さいたま市岩槻区から茨城県坂東市にかかる長さ約19キロ、幅100~200メートルの範囲に広がっている。