木星と金星がとても接近しているのが見える。2つの惑星は今週中ずっと近くに見えるが、日本では14日夜に最も接近する。2つの天体が天球上でほぼ重なって見える状態を「合」と呼ぶ。しかし、これは視覚的に近づいて見えるだけで、実際には今回の場合、金星は地球から約1億2200万キロ、木星はその7倍近くの約8億4400万キロ離れた位置にある。日没後から金星と木星が西の地平線に沈むまで、4時間以上続く。イリノイ州シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者ゲザ・ギュク(Geza Gyuk)氏は「この2つの惑星は2年に1度くらいまずまずの接近をするが、金星が木星の手前を重なって通過する完全な合は、かなりまれにしか起こらない」。そのような完全な合が前回起きたのは1818年で、次回は2065年になるとギュク氏は説明する。