卓球全日本選手権男子シングルス決勝 吉村真晴4─3水谷隼 22日東京体育館
男子シングルス決勝は18歳の吉村真晴が、6連覇を狙ったロンドン五輪代表の水谷隼を4―3で下し、同種目で水谷以来となる史上2人目の高校生日本一に輝いた。吉村は積極的な攻撃で第1、2ゲームを連取。第5ゲームも奪い、最終ゲームでは3度のマッチポイントをしのぎ、7―10からの5連続得点で大逆転した。ジュニアの部で3連覇した17歳の丹羽孝希は準々決勝で敗退した。吉村真晴「信じられない。水谷さんは格上の選手なので、悔いのない試合をしようと思った。両ハンドの鋭いボールで自分から攻めていくことができた」水谷隼「相手が伸び伸びとプレーしたのに対し、自分は硬くなってしまった。彼が何かをしてくるんじゃないかと、びくびくしていた。今日の負けは一生忘れない」前原正浩・日本卓球協会専務理事「吉村は初の決勝で堂々としていた。カウンターがうまく、将来を期待できる。世界基準の選手で、ロンドン五輪の代表候補の一人だ」橋津文彦・野田学園高監督「水谷選手に勝てると思っていた。(吉村は)粗削りだが、リーチが長くて超攻撃型。今大会も球の切れ味はナンバーワンだった。次は世界の舞台で表彰台に立ってほしい」