アスレチックスは14日、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった松井秀喜外野手を1年契約で獲得したと発表した。スーツ姿で会見に臨んだ松井は、真新しいユニホームに袖を通し、笑顔を見せた。年俸は425万ドル(約3億5700万円)。松井は「伝統のあるアスレチックスの一員になれて幸せ」と少年時代に抱いていたア軍への憧れを告白。2年越しのラブコールが届いたB・ビーンGMも「ずっとほしい選手だった」と明かした。背番号55のユニホームを着た松井は、06年以来のプレーオフ進出を誓った。
移籍先を決断した最大の理由は。
「アスレチックスが一番早く、熱心に誘ってくれたということ。来てほしいという強い気持ちが僕の心をぐっと引き寄せた。(予想以上に)早くオファーをもらい、早く決まったと思う」
チームの印象は。
「素晴らしい才能を持った若い選手がたくさんいる。投手陣が最大の武器。あとはいかに点を取るか。その中心として頑張れば、プレーオフに行くチャンスはある」
今季は不本意な1年だった。プロ19年目となる来季に臨む決意は。
「毎年、今まで以上(の活躍を)という気持ちでやってきた。(移籍で)多少はバタバタするでしょうが野球をするだけ。膝を含め、体の状態が良くなっている実感は強い。来年はいいスタート地点から始められるのは間違いない。毎日、打線に入ることが大事」
緑を基調としたユニホームは。
「色よりも伝統のあるユニホームを着られるのがうれしい。似合うか似合わないかはみなさんが判断してください」