日本シリーズ第1戦 中日2―5ロッテ 30日ナゴヤドーム
ロッテが、中日投手陣から13安打を放ち、中日がレギュラーシーズン51勝16敗1分けと圧倒的な勝率を誇るナゴヤドームで快勝。幸先のいいスタートを切った。ロッテは2回、2死二塁から大松が右翼フェンスを直撃する適時二塁打を放って先制。その裏、成瀬が和田と谷繁のソロ本塁打を浴びて逆転を許したが、3回に得意のたたみかける攻撃が爆発。2番・清田のソロで同点とした後、さらに井口のヒットとサブローの死球で1死一、二塁から今江が中前に適時打を放って逆転した。6回には2死三塁から西岡が中前に適時打。7回にも井口が左中間へソロ本塁打を運んで5点目と、終始ペースを握って中日を突き放した。投げては成瀬が5回88球4安打2失点の後、早めの継投で薮田―内―伊藤―小林宏とつないで6回以降は2安打しか許さず。中日は先発・吉見が3回3失点で早々に降板したのが大誤算。抜ける変化球が目立ち、3回には2つの死球を与えるなど精彩を欠いた。打線はソロ2本以外、送りバント失敗の併殺などでチャンスが作れず。ロッテ・西村監督「6回の西岡、7回の井口の2点が大きかった。成瀬はいつもの状態でなく、二回から少しずつ球が浮き出してきた。今日は5回が精いっぱい。(救援陣は)完ぺきだった。もう一回気を引き締めて、全員で戦っていきたい」中日・落合監督「一番負けるパターン。とりたてて動きが悪いということはないが、レギュラーシーズンとは違うので状態の悪いやつをいつまでも使うわけにはいかない。吉見はあのまま投げさせたら何十点取られるか分からなかった」