体操世界選手権 22日オランダ・ロッテルダム
個人総合決勝を行い、男子は北京五輪銀メダリストの内村航平が92・331点で2連覇を達成した。2006、07年大会の楊威(中国)以来史上3人目、日本勢では初。2・283点と大差の2位はフィリップ・ボイ(ドイツ)で、3位はジョナサン・ホートン(米国)が入った。内村は全体トップの得点をマークした床運動など、ただ一人全6種目で15点以上をマークした。初代表の植松鉱治も8位入賞を果たした。女子は初出場の田中理恵が55・332点で17位となり、前回銅メダルの鶴見虹子は54・666点の21位。16歳の新鋭、アリーヤ・ムスタフィナ(ロシア)が61・032点で初優勝した。内村航平「肩に痛みがある中で、ここまでよくできた。今にも倒れそうなほど疲れた。ミスをしないことが一番。6種目できて体操のチャンピオンだと思っている。それを2回も優勝できてうれしい。来年も取りに行きたい」立花泰則・男子監督「さすが内村。序盤からチャンピオンらしい試合運びだった。安心して見ていられた」畠田好章コーチ(日体大監督)「大したもの。肩は痛めていたが、日本で練習をしっかりやってきたし、本番は何とかなると信用していた」塚原光男・日本選手団団長「スーパースターが誕生した。歴史に名を残す一人。正確な技術と力を生かした安定感で、体操に余裕がある。内村の時代は当分続く」植松鉱治「めっちゃ悔しい。自分の体をコントロールできなかった。ここぞという時に力が入らなかった。練習不足を痛感した」田中理恵「(華麗な演技をした選手に贈られるエレガンス賞を受賞し)びっくりした。ダイナミックさを重視した練習がつながった。自信にしたい」鶴見虹子「失敗があったのは練習が足りなかったから。予選、団体総合決勝とあって体力が持たず、疲れもあった。この結果は仕方ない」