ブルージェイズ1―0マリナーズ 23日トロント
マリナーズのイチロー外野手(36)が23日、敵地トロントのブルージェイズ戦で、大リーグにデビューした2001年から10年連続でのシーズン200安打を達成。自らが昨季、成し遂げた9年連続の大リーグ記録を更新するとともに、達成回数でピート・ローズ(レッズなど)の持つ最多記録「10」に並んだ。
記録達成。
「チームメートがみんな祝福してくれて、あっ、喜んでいいんだなと思った。2年前のこと(一部地元メディアの批判的な報道)がトラウマ(心的外傷)になってるから。ちょっとほっとした」
達成感はあるか。
「あるある。ただ、表現しづらいというだけ」
今季は目標ではないと言ってきた。
「2年前は目標にすることすら否定されて、今度は目標としていないのになんか変な感じですよね」
200安打10度でローズに並んだ。
「ぜひ超えてあげたいですね」
200安打への思いは変わらないか。
「簡単じゃないことは僕が一番知っている。それなりの思いがある」
10年の重みは。
「1年目のスプリングトレーニングで『彼からヒットを打てると思いますか』という質問が飛んできた。いまはヒットが出ないと『何で出ないのか』という質問に変わった。そういう状況をつくれたのはすごく良かった。周りを変化させられたことに対してはちょっとした気持ち良さがある」
投手有利と言われる今季も記録を伸ばした。
「僕の中にオプション(選択肢)があるのは武器になる。対応の引き出しが幅を生む。それがないと新しいものが現れたら対応は難しい」
ここまでの道のりの苦しさについて。
「すごく苦しい。純粋にプレーだけさせてもらったらそんなにしんどくない。楽ではないけどね