劇作家・脚本家の三谷幸喜氏が、50歳を迎える来年を「三谷幸喜大感謝祭」と題し、映画や舞台などの新作計7作品を立て続けに発表することが22日、分かった。現在撮影が行われている映画「ステキな金縛り」(来秋公開予定)をはじめ、舞台4作、テレビドラマ、小説の各1作品。都内で会見し、「作品が集まったのは、たまたま。やりたいと思っていた企画が、偶然集中しただけなんですよ」。最終的には、イラストレーターの和田誠氏が三谷氏の顔と「50」の数字をデザインしたロゴマークまで作成。「大感謝祭」と銘打つことにした。舞台4本は未知の世界だ。「以前、若気の至りで2本を完全に重なってやり、共倒れになった経験があるので…」と失敗談。脚本は一本もできていないが「プロット(あらすじ)は12月の作品を除いて、すべて頭の中にあるので問題ないです」。今年の後半から多忙な毎日が待っているだけに、体調管理には気をつけている。「綿密に計算してスケジュールを立てているけど、それだけに一つがコケたら全部ダメになってしまうので」スポーツジムで体を鍛えているほか、来月には人間ドックを受ける。「この年齢になると、何歳まで生きられるか分からない。だから、書けるうちに書いておきたいという気持ちでやりました」と三谷氏。ただ、集大成の気持ちは、全くない。「これで、死んだりやめたりするわけではないので。今までお世話になった方、そして僕を支えてくれたファンの方への感謝の気持ちです」。映画「ステキな金縛り」は今月中にクランクアップ予定。三谷氏は「編集も同時進行でやっていますが、自分で言うのも何だけど、世界中に向けて自信を持って『いい作品』と言えるものになっている」。