南アW杯1次リーグC組 スロベニア0―1イングランド 23日ポートエリザベス
イングランドがスロベニアを1―0で下し勝ち点を5とし、得失点差により米国に次ぐ2位が決定。4大会連続で16強入りを決めた。イングランドは前半23分、パスで右サイドを崩し、ミルナーの絶妙のクロスをデフォーがけり込んで先制。得点は1点止まりだったが、右サイドをジョンソンとミルナー、左はジェラードとルーニーらが切り崩し、ボールをキープ。素早いパス交換を繰り返して、1点を守りきった。決勝点をもたらしたデフォー。初先発の期待に応え、前半23分にミルナーの右クロスに飛び込み、右足を合わせて、ゴールに押し込んだ。後半早々に2点目かと思われた場面は、パスを送ったルーニーのオフサイドで幻と消えたが、「子どものころからの夢だった。ゴールの瞬間は言葉を失った」。4年越しの思いを実らせた。前回ドイツ大会は補欠。大会前に足を骨折したルーニーの回復次第ではメンバー入りする可能性もあったが、結局、開幕を待たずに帰国する無念を味わった。「きょうは絶対に勝たなければならない、決勝戦のようなものだった。先に進めてうれしい」。ルーニーはこれまでの2戦に比べ、運動量も増えて、動きにも切れが増した。ただ、後半13分にはシュートがポストをたたくなど、自身W杯初ゴールはこの日もお預け。同27分に交代したが、カペロ監督によると、足首を痛めたという。指揮官は「まだよく分からないが、次の試合は大丈夫だと思う」。イングランド・カペッロ監督「勝ててうれしい。ついにわたしが知っているイングランドが帰ってきた。あとは前に向かって進んでいくだけ」。スロベニア・ケク監督「非常に失望している。イングランドのプレーがとても良かった。今まで成し遂げてきたことには誇りを感じている」