米独立リーグ、チコ・アウトローズの吉田えり投手(18)が29日、カリフォルニア州チコで行われたティファナ戦で、公式戦に先発で初登板した。地元でも話題の「ナックル・プリンセス」は3回を5安打4失点。自己評価は「20点」だが、1回は併殺打で危機を脱出。その裏には、9番打者として2死満塁から右前安打を放ち、「信じられなかった」と喜んだ。2、3回に2点ずつ失い、本塁打も浴びた。コーチからは、もっとナックルを投げるよう指示された。「投げたことで課題が見つかった。いまは1イニングでも多くマウンドに上がりたい」。31日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、吉田えり投手(18)の記事を「ナックル・プリンセス登場」の見出しとともにスポーツ面のトップに据えた。同紙は、監督、チームメートやファンに吉田自身の辛抱強さを示したとし、日本ハムでもプレーした経験を持つマーシャルGMの「わたしが日本でプレーしたときには通訳がいて、家も確保されていた。単身、異国に来てプレーするエリの精神力は素晴らしい」とのコメントを紹介した。ただ同紙は、大リーグの傘下にない独立リーグについても触れ、メジャー経験を持つ相手チームの選手の「観客を楽しませるという意味ではいいかもしれない」との談話も紹介。