フィギュアスケートGPシリーズ第2戦ロシア杯 24日モスクワ
安藤美姫が総合171・93点で優勝した。安藤のGP制覇は06年10月のスケートアメリカ以来3季ぶり2度目。演技を終えると首をかしげて苦笑いを浮かべたが、フリー1位で、首位と0・76点差を逆転V。「うれしいというよりホッとしている」。フリーの曲は「クレオパトラ」。4年前のフリー「火の鳥」を手がけたリー・アン・ミラー氏とニコライ・モロゾフ・コーチの振り付け。最初は2連続3回転ジャンプを予定していたが、2つ目のジャンプを2回転に。次のダブルアクセル(2回転半)―3回転の連続ジャンプでは尻もちをついた以外はノーミス。「この試合はジャンプよりも、ほかの面で評価してもらうことを課題にしてきた」と安藤。金のスパンコールが付いた衣装、ブロードウェーを観劇して学んだ濃いめの舞台メークで演出。表現力を示す5項目では目標の7点台を4つ獲得した。「(トリノから)4年たっているので成長しないと。五輪シーズンは一度味わっているので落ち着いて臨めている」06年トリノ五輪は4回転サルコーに失敗して15位に終わった。今も女子初の4回転に期待は高まるが、「あまり考えてない。4回転にこだわりはない」。荒川静香さんから「1回目と2回目の五輪は気持ちが違う。自分のやるべきことが分かる」と助言され「今はその言葉の意味が実感できる。課題を次のステップにしたい」。次戦はGP第4戦・NHK杯(11月5~8日、長野市ビッグハット)。