WBC宿敵相手の決勝。8回途中まで2失点。岩隈「最後は楽しもうと思ったし、みんながいたので堂々と投げることができた」「韓国は真っすぐに強いので、的を絞らせないように心がけた。低めの制球を意識しました。最高のピッチングができました」。亀井から「岩隈さん、顔が引きつってるって」と冷やかされた。「ビビリまくり」と冗談。「自分の持っているものを出し尽くすだけ」と、覚悟、97球の熱投。WBC最長の7回2/3。合計20イニングも大会最多。球数制限が大きなカギ、精密な制球力で打たせて取った。何より評価されるのは、第2ラウンド突破をかけた18日のキューバ戦、そしてファイナルと大一番で好投。松坂にも、「僕だとは全然思わなかったし、ただ勝ちがついただけで、内容は比べものにならない。きょうのピッチングを見て、MVPは岩隈君だと思っていた」。原監督も「(投手の)13人が同じ気持ちになって、岩隈を送り出したというところが、ああいう投球になった」。「日本の誇りを胸に投げました。これを自信にして、これからの野球人生もがんばりたい」岩隈久志。