WBC決勝 日本5―3韓国 延長10回 23日ドジャースタジアム
「侍ジャパン」が、韓国を延長10回5―3で破り、2大会連続の世界一となった。賞金270万ドル(約2億6000万円)を獲得した。最優秀選手には2大会連続で松坂大輔投手が選ばれた。先発投手は、日本が安定感抜群の投球を見せている岩隈久志(楽天)。韓国は日本戦に2度先発し、2勝を挙げている奉重根。日本の野手陣は、4番に城島健司を起用し村田に代わって追加招集された栗原健太(広島)が7番DHで出場した。1回表、日本は先頭のイチローが中前打を放ち、2番中島の送りバントで二塁へ。3番青木の投ゴロの後、4番城島が四球で2死一、二塁としたが、5番小笠原ニゴロ。1回裏、岩隈は先頭の李容圭を見逃し三振、李晋映、金賢洙を内野ゴロで打ち取り、三者凡退。2回表、内川は投ゴロ。WBC初スタメン栗原は空振り三振。岩村が四球、片岡が右前打。2死一二塁イチロー、一ゴロに倒れた。その裏、岩隈は金泰均を右邪飛、秋信守を空振り三振。李机浩を二ゴロ、三者凡退。3回表、中島が遊撃内野安打で出塁、青木の二塁への飛球を高永民がグラブで弾くエラー。城島の三ゴロで1死一、三塁となった。小笠原の右前打で中島が生還し、1点を先制した。内川も右前打を放ち、1死満塁となったが、栗原は三塁への併殺打に倒れた。岩隈はこの回も高永民を一飛、朴勍完を三振、朴基赫をニゴロ。4回表、岩村は遊ゴロ、片岡が左飛、イチローがニゴロ、三者凡退。4回裏、岩隈は2死から金賢洙に中前打を許したが、金泰均を左飛に打ち取った。5回表、中島の四球、青木がフルカウントからの右前打。中島は三塁まで進み、無死一、三塁とした。ここで韓国が2番手、鄭現旭に継投し、城島は三振。小笠原も三振で倒れ、二盗を試みた青木がオーバーランで二塁で憤死。追加点は奪えず。5回裏、韓国の先頭打者、秋信守に中越えソロ本塁打を許し1-1の同点とされた。続く李机浩から三振、高永民の左前打を内川が好返球し、二塁で刺した。朴勍完は捕邪飛。6回表、内川は遊ゴロ。栗原の代打、稲葉はニゴロ。岩村は空振り三振に倒れ、三者凡退。6回裏、岩隈は朴基赫三振、李容圭四球。李晋映を空振り三振。この時盗塁を試みた李容圭を二塁で封じた。7回表、先頭の片岡が左前打。二盗に成功し、イチローの三塁へのバントヒットで一、三塁。中島の左前打で片岡が生還。2-1と勝ち越した。青木の右翼への大飛球を韓国・秋信守が好捕。イチローは三塁へ。城島の三塁へのゴロは併殺。追加点は1点止まり。7回裏、岩隈は、金賢洙を左飛に、金泰均を右飛、秋信守を左飛。8回表、小笠原は三振、内川はフルカウントから右前打。韓国3番手、柳賢振から稲葉が二塁打。一塁線を狙うギリギリの打球がワンバウンドでスタンドに入りエンタイトル・ツーベースとなり、1死二、三塁。岩村の左犠飛で3点目が入った。片岡は遊ゴロ。8回裏、李机浩に二塁打を許した。高永民は遊ゴロに仕留めたが、代打の李大浩が中堅への犠飛。李机浩が生還し、再び1点差とされた。岩隈は朴基赫を四球で出したところで降板。2番手の杉内俊哉が登板し、李容圭を左飛。9回表、韓国はバッテリーが交代し、4番手は林昌勇、捕手は姜ミン鎬。日本は先頭のイチローがフェンス直撃の右越え二塁打。中島の二直の後、青木は敬遠四球。1死一、二塁となったが、城島は中飛に倒れ、小笠原は空振り三振。9回裏、韓国は代打・鄭根宇。日本は杉内に変えてダルビッシュ有を投入した。ダルビッシュは鄭根宇から三振も、金賢洙にストレートの四球。金泰均にも四球。秋信守を三振も、李机浩に左前打を打たれ、金賢洙の代走・李鍾旭がかえり、同点とされた。高永民は三振。試合は延長に入った。10回表、右前打で出塁した内川を稲葉がバントで送った。岩村は左翼線を破る安打。片岡の代打川崎が遊飛。イチローの打席で、岩村が二塁へ走り、2死二、三塁に。イチローが2-2から粘って8球目を中前にはじき返すと、内川と岩村が生還して、勝ち越しの2点が入った。中島の打席でイチローが三進。死球で出た中島は青木の打席で二進。青木敬遠四球、2死満塁となったが、城島は見逃し三振。10回裏、姜ミン鎬を四球で出したが、代打・崔廷は空振り三振、李容圭は中飛。最後は鄭根宇を空振り三振に仕留め、日本が優勝。
日本 0 0 1 0 0 0 1 1 0 2 |5
韓国 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0 |3
【日】岩隈(7回2/3、4安打2失点6K)、杉内(1/3回無安打無失点)、ダルビッシュ(2回1安打1失点4K)-城島
【韓】奉重根、鄭現旭、柳賢振、林昌勇-朴勍完、姜■鎬(王へんに民)
【本】秋信守(韓)