倖田來未が、光州ワールドカップ競技場でアジア各国のトップアーティストがそろい踏みした音楽イベント「2006アジア・ソング・フェスティバル」に日本代表で出演した。約1年半ぶりの海外公演。3万人の大規模会場で躍動。ほかにも、日本からは5人組アイドルグループの嵐が出演。9か国、地域のアーティスト12組が競演ステージを繰り広げた。
第1部のトリで登場した嵐は、ヒット曲「A・RA・SHI」「きっと大丈夫」「WISH」の3曲をキレのある踊りとともに熱唱。中でも「A・RA・SHI」の1番のサビを韓国語で歌うと韓国ギャルは激しく反応、黄色い歓声が総立ちの会場に鳴り響いた。1曲目が終わり、松本潤が「みんな一緒に歌って楽しみましょう」と韓国語であいさつすると、声援が一段と大きくなった。韓国では11月11、12日に今度はコンサート(ソウル市内のジャンチュン体育館)を予定しており、大きな弾みとなった。終演後、松本は興奮気味に「やっと韓国で嵐の5人で歌えたことに感謝しています。もっと言葉の勉強をして楽しんでもらえるコンサートにしたい」と話した。
第2部のトップを務めた倖田は、スクリーンのカウントダウンとファンの歓声を受けて、黒ブラジャーに黒レースのスパッツという過激なエロ衣装で登場した。日本よりも保守的な国ということから、韓国内では衣装をセーブするのではと伝えられていたが、倖田はやはり倖田。日本以上とも思える男性ダンサーとの過激な絡みを交えたダンスや、パワフルな歌唱力で3万人の観客の度肝を抜いた。
済州島以外、韓国本土でのステージは初めて。05年4月からベスト盤2枚を含むアルバム3枚、シングル13枚を韓国でも発売。韓国人気歌手のアユミ(22)が、「キューティーハニー」をカバーしたこともあり、倖田の認知度はある。「カッチ、ズルギョチュセヨ(一緒に楽しんで)!」と、呼びかけたこともあってか、「キューティー―」では日本語を口ずさむ観客も見受けられた。「サランヘヨ(愛してる)」。韓国語で感謝の思いも伝えた倖田は「韓国の温かい人に囲まれてライブができてホントにうれしい」。「これからも、もっと触れ合う機会を持っていきたい」。