フィギュアスケート全日本選手権 28日大阪なみはやドーム
安藤美姫、最初の投げキスから両手で天を突き上げたフィニッシュまで、カルメンを演じきった。自らを称えるように拍手。「凄い、良かったです。緊張もしないで練習通りに、100%に近い力で滑ることができた」。試合に出ることすら嫌だったと言ったNHK杯。「トイレに閉じこもったらニコライ(モロゾフ・コーチ)から“お前は見たくない”とも言われた」。「チャンピオンの演技じゃなくて、“安藤美姫の演技”が見たい」というファンの言葉に、どん底を乗り越え、フリー135・50点の世界最高得点。安藤は「世界のジャッジが見たらこんな得点は無理だと思う。だから、もっと内容を濃くしたい」「(来年2月の)四大陸選手権で4回転を跳んで、世界選手権に備えたい。トライできる舞台ですから」。再び世界選手権に臨む。