夢紗、アルバム『Innocent Love 』レビュ- | KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

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月24日にシングル『桜の約束』、アルバム『Innocent Love 』を同時リリ-スしてメジャ-デビュ-したシンガ-ソングライタ-、夢紗。今回はこのアルバム『Innocent Love 』をレビュ-してみよう。本人が言うとおり「このアルバムは愛がテ-マ。全ての人の心に響くうたを」目指している。これは単に恋愛と言うより、家族や友達、生きとし生けるもの全てに対して降り注ぐ愛情。いわば自然界が与えてくれるような恩恵のもののようだ。大言壮語を言うつもりはないが、夢紗も実際そういう考えを持った人のように思う。

 

このアルバムの冒頭を飾るのは「瑠璃の風」。「蒼い蒼い海にあなた連れてきてくれた三年前・・・」で物語が始まるのだが、イマジネ-ション主体でいろいろな解釈ができる。「瑠璃の風」が大地を吹き抜ける。そんな時あなたはどのような情景をイメ-ジするだろうか?
2曲目の「友灯星」は”灯火”ではなく”友灯”と書く。親しい友達を歌った曲。思うに彼女の曲には友達を歌ったものも多い。「悲しいことや辛いことは 全て糧に変わる」これは何事もプラスに変え、前向きに生きる彼女の生き方を示してしるのかもしれない。

シングルにもなっている「桜の約束」は「卒業して遠くに行ってしまった好きな人がいて、卒業の時に帰ってくるという約束を信じて、桜の下で待っているという、ちょっと切ない曲」(夢紗)。少し陰影を持った日本歌謡の伝統の要素も感じられる。


「3回目のラブコール」は思わず引き込まれるバラ-ド。「会いたい・・・」と繰り返すフレ-ズが印象的で3回以上は口ずさみたくなる。夢紗さんの思いがストレ-トに表現されていて、ダイレクトに伝わってくる。

「素直に言えたら」は切ないラブスト-リ-であるにもかかわらず、リズムに乗ってはきはきと思い切り歌っており、聴いていて気持いい元気が出る曲である。以前は弾き語りで歌っていたがアレンジが変わり、ポップス感覚溢れる歌になった。
「世優歌」はこのアルバムのテ-マにそって、「周りで私を支えてくれる人にありがとう」と創った曲。日本情緒溢れるメロディ-と伴奏が自然とも調和しているようで美しい。


「Birthday song」は「この世に生まれてきた日におめでとう」とお誕生日を祝う曲。楽しくうきうきとした気分にさせられ、このアルバムの中でもひとつのアクセントとなっているように思う。
「My memories」、小学校の夏休みの思い出を歌った曲。実体験が元になっており、夢紗さんが非常に多感な子供時代を送っていた事が伝わる。「守るべきものとか、愛する事とか分からなかったあの頃・・・」と物語りは劇的に展開する。 

.「愛しき人よ」もこのアルバムのテ-マに沿った曲となっている。恋人だけでなく家族や友達に対する愛情を表現ししている。ギタ-伴奏杉山毅さんと夢紗さんの歌のみの演奏でシンプルさの中に深い意味合いを込めた素晴らしい曲となっている。


「もう一度だけ、ただ一度だけ」は夢紗さんのロマンチシズムを想像力豊かに表現したラブソング。ここでも何ともいえない切なさが現れている。
「Love is sunshine」はドライブのBGMにもなりそうなビ-トのきいた曲。このアルバムでは様々な曲に挑戦しているが、このリズミカルな曲もひとつの挑戦かもしれない。

「今までの中でいちばん自分を表現できた」(夢紗)と言うとおり、夢紗自身がいろいろと意見をn述べ、それが反映されている、力作揃いのアルバムになったのではないかと思う。バラ-ドやリズミカルでポップなど様々ななシチュエーションで楽しめる。夢紗の歌は清涼感があって、”確かにうまい”この事は言えると思う。 


試聴等、夢紗オフィシャルサイト
http://www.yumesa.com/index.html  
アルバム『Innocent Love 』 2007年1月24日発売
01.瑠璃の風
02.友灯星
03.桜の約束
04.3回目のラブコール
05.素直に言えたら
06.世優歌
07.Birthday song
08.My memories
09.愛しき人よ
10.もう一度だけ、ただ一度だけ
11.Love is sunshine

発売元:DAIPRO-X
販売元:ビクターエンタテインメント