よまなくてもいいよ | 高岡高校陸上部のブログ

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高岡高校陸上部のことを日替わりでおもしろおかしく、時には真面目に書いてきますヽ(´▽`)/

ご無沙汰です。ふくこもんです。




年度はじめのバタバタから少し解放されて、今日はひさびさのおやすみです。




学生時代の友人と会う約束をして、今ちょうど新幹線で東京へ向かっています。日帰りです。とてももったいない。




スマホと財布とリップクリームくらいしか手元にないので、久しぶりにおもったことでも書こうかと思います。




昨日は今季初戦でした。どうでしたか?




昨日の終わりの集合でも言いましたが、おそらくほとんどの人が悔しいと答えるでしょう。




ぜひ大いに悔しがってください。悔しさのないところに成長はありません。




さて、唐突ですが新しいスキルを獲得するには運動学習が必要になります。




かわいい赤ちゃんでも理解できるように分かりやすく説明すると、運動の結果から得られるエラーを視覚や前庭器官、筋紡錘やゴルジ腱器官が感知し、中枢神経系へ求心的に送られ、そこから動作の修正の信号が遠心性の司令として送られることで動作が修正されるといった流れです。




はい。




なにが大切かというと、「エラーを正しく感知して、修正するための指令を適切に出しましょう」ということです。上の(分かりやすい)説明は身体の中で何が起きているのかを示したものですが、もう少し引いて俯瞰的に見てみましょう。




皆さんの競技および動画をいくつか見させてもらいました。




技術的にも体力的にもまだまだのところがたくさんありました。




先ほど大いに悔しがれと書きましたが、その悔しさの原因をもっと細かい要素に分解してみてください。悔しいで終わっては意味がありません。




僕はたまに「解像度を上げてイメージしろ」と言いますが、何と何ができていて何と何ができていなかったのかよく考えてみてください。そういうことです。絵で描いてみるのもありかもしれません。




この作業が「エラーを正しく感知する」につながります。



エラーを正しく感知できたら、次は正しい指令を出してあげましょう。



もっと平たく言うと、練習内容を考えましょう。




全員にマッチするような練習は、特にシーズンに近づくほどありません。最大公約数的な練習だけではやはり隙間を埋めることはできません。




トレーニングの期分け的にも、今は専門的準備期ですが、あと2週間足らずでpre試合期に入ります。




感知したエラーを修正するために最大の努力を積んでください。




頭を使って陸上をするとはそういうことです。




泣いても笑っても県総体まで残り1ヶ月ほど。HAVE FUNでいきましょう。




窓から見える景色が関東って感じになってきました。そろそろ下車する準備をしようかと思います。




ではまた。