近年は世の中が悉く経済、商業の論理でまわるようになっています。
このままでは、取引を支える基盤が痩せ細り、早晩破綻を来さないかと不安です。

思世 其一 (世を思ふ 其の一)

商賈軽修学 (商賈 修学を軽んじ)
偏求小智人 (偏に 小智の人を求む)
不知其本末 (其の本末を知らず)
誰免老風塵 (誰か免れん 風塵に老ゆるを)

思世 其二 (世を思ふ 其の二)

生民悉商賈 (生民 悉く商賈)
嗤士蔑農工 (士を嗤(わら)ひ 農工を蔑(なみ)す)

我継先賢学 (我 先賢の学を継ぎ)


以明皇国風 (以て 皇国の風を明らかにせん)
この度のコンクラーヴェ、教皇(ローマ法王)選挙を七言絶句に詠んでみました。

教主選挙

西方教主忽帰天 (西方の教主 忽として天に帰り)
斎戒高僧議最賢 (斎戒の高僧 最も賢なるを議す)

日暮鐘声到城市 (日暮の鐘声 城市に到れば


士民歓仰寺楼煙 (士民 歓びて仰ぐ 寺楼の煙)
ヴァチカンの「コンクラーヴェ」の4回目の投票で、ロバート・プレヴォスト枢機卿(1955年生、69歳)が第267代教皇(ローマ法王)に選出されました。
初の米国籍にして、第二次世界大戦後生まれの教皇です。

私は信徒ではありませんが、カトリック教会とは様々なご縁をいただいている者の一人です。
新しい教皇様が温かい心で、世界平和のため、抑圧や搾取の撲滅のために活動くださることをご期待申し上げます。



去年に引き続き、5月連休には全日本剣道演武大会(通称「京都大会」)の観戦に行って参りました。
かつては「武徳祭」と称されたこの大会の起源は、平安時代初期に遡ります。延暦15年3月、桓武天皇が諸国の武芸者を平安京の武徳殿に召集せられ、その演武を天覧あらせられたと伝わります。その記念すべき時を新暦に換算すると西暦796年5月4日となるため、明治28年以降、「武徳祭」を例年この時期に実施することとなったという由緒があります。
延暦時代にどのような武術が行われていたかは分かりませんが、我が国古来の尚武の気風が偲ばれる故事であります。

令和乙巳武徳祭

万緑王城気欲新 (万緑の王城 気は新たならんと欲し)
無心妙手技如神 (無心の妙手 技は神の如し)
武場端坐思千古 (武場に端坐して 千古を思へば)
一剣雷鳴震我身 (一剣の雷鳴 我が身を震はす)
父親が高齢で生まれた子どもに、発達障がいや精神疾患が出やすいという研究が最近は少なくないようですが、私はかなり疑問に思います。

実のところ、歴史に名を残す偉人、天才には、父親が40代以上の時に生まれた人がかなり多いのです。私が調べただけでも、例えば以下のような人がいます。

藤原不比等、大伴家持、嵯峨天皇、淳和天皇、藤原忠平、清少納言、大弐三位、源義家、藤原定家、道元、柳生宗矩、新井白石、徳川吉宗、加納久通、大岡忠相、山岡鉄舟、東郷平八郎、乃木希典、夏目漱石、山本五十六

孔子、韓愈、白居易、ガリレオ・ガリレイ、ルーベンス、ロバート・ボイル、ライプニッツ、ヘンデル、エジソン

現代の日本でしたら、渡辺和子氏(シスター、30代で大学学長に選出)、新田真剣佑氏(千葉真一氏の子息)などが挙げられましょう。

年輩男性が子供を作るべきでないという極論さえも散見されますが、それでは人類の進歩を閉ざすことになりかねません。
「科学」の名のもとに、必ずしも正確でないことが、独り歩きするのは避けたいものです。
人間の知識、知恵は万能ではありません。
父親が高齢の場合、遺伝子の変異を伝えやすいとも言われますが、それがプラスに作用することも稀有ではないのかも知れません。
また、人生経験や見識から、良い育て方のできる例が多いようにも思われます。

天地(あめつち)の 妙なるわざと 比ぶれば さかしら人も 戯れしのみ