去年に引き続き、5月連休には全日本剣道演武大会(通称「京都大会」)の観戦に行って参りました。
かつては「武徳祭」と称されたこの大会の起源は、平安時代初期に遡ります。延暦15年3月、桓武天皇が諸国の武芸者を平安京の武徳殿に召集せられ、その演武を天覧あらせられたと伝わります。その記念すべき時を新暦に換算すると西暦796年5月4日となるため、明治28年以降、「武徳祭」を例年この時期に実施することとなったという由緒があります。
延暦時代にどのような武術が行われていたかは分かりませんが、我が国古来の尚武の気風が偲ばれる故事であります。

令和乙巳武徳祭

万緑王城気欲新 (万緑の王城 気は新たならんと欲し)
無心妙手技如神 (無心の妙手 技は神の如し)
武場端坐思千古 (武場に端坐して 千古を思へば)
一剣雷鳴震我身 (一剣の雷鳴 我が身を震はす)