2010年11月より、リディラバという東大などの大学生が立ち上げた、社会問題を考えるツアーを企画している団体にお邪魔し、プロジェクトマネジメントについてアドバイスをすることになった。隔週火曜の朝七時からのミーティングに参加予定で、朝型かつ家庭持ちの自分には最高の時間帯である。

【初回ミーティングにて】
早速先日ミーティングに参加してみたが、何せ皆さん真面目である。朝七時という(私が大学生の時なら、就寝時間だった時期もあったような)非常にシビアな開始時間にも殆どの人がそろっていた。そして、ちゃんと担当を決め頭から議事録をとっていた。話している内容のレベルもかなり高く、おおよそ学生さんがやっているとは思えなかった。

【自分が継承できること】
私のここでの役割を考えながら打ち合わせを聞いていたが、やはり増えてきたツアーのプロジェクトを効率的にかつ明確に進めてもらう管理手法をプロの観点から提供してあげることが一番だろう。やはり、皆さん真面目に対応していてもビジネス環境に身を置いたことはないので、損益や効率化にはあまり気をつかわない。その辺を自分の経験からうまくサポートしてあげたい。

【今後への自分勝手な期待】
しかし、東大・慶応・一橋など一流大学に通う、非常に志の高い学生さんばかりである。自分が大学生のころは、バブルの名残の日本と一緒に浮かれていて、社会問題なんて殆ど興味がなかった。ほんの少しずつでも、自分の経験からのアドバイスが彼ら・彼女らの今後の人生に活きるなら、その効果たるや莫大なものになるのではと、自分勝手な期待を膨らませている。今後が本当に楽しみな活動である。